桜木町事故

今夜、桜木町駅構内で架線が切断、京浜東北線をはじめJR各線が大混乱のようです。

桜木町駅構内で架線が切断というと、昭和26年に起こった車両火災の大事故を思い出すのはお年寄りか鉄道ファン。

ちょうど、鉄道ピクトリアルの最新号で詳しく紹介されています。

この時は桜木町駅構内で切断した架線が車両のパンタグラフに絡まり、スパーク。
車両は63系電車という戦時中、終戦直後に粗製乱造された車両。
金属不足のおり、木材が多数使われ、屋根材や塗装も難燃化対策がされていなかったため、
瞬く間に車両に引火。しかも窓やドアの構造も避難を考慮した設計となっていなかったため、
車内に閉じ込められた多数の乗客が焼死したという事件です。