
RBT838。ボックスシート車。片方の車端部は引き窓。

RBT825。ボックスシート車。両方の車端部が固定磨り硝子窓。

RBT818。ロングシート通勤車。ドアあり。

RBT816。ロングシート通勤車。ドアなし (?)。
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かつてヤンゴンで日本中古RBEにぶら下がっていたり、あるいはネーピードー~マンダレー間で短期間のみ走ったキハ183急行に一般非冷房客車としてぶらさがっていた、何ともヘロヘロな雰囲気の客車・RBT800は、ミャンマーが欧米などからの経済制裁を解除される前の資金不足に悩む中、苦肉の策で製造した安普請トレーラーであると位置づけることが出来ましょう。そして、基本的にはフック式連結器ではなく日本流儀の自動連結器を装備した罐やRBEに牽かせる車両となっています (個人的には、日本中古RBEや東方紅21ではない車両が牽引しているのを見たことがありません)。
しかし、割と新しい車両なのにとにかく見てくれがやっつけでショボい。乗り心地も、ミョーに腰高に見え、台車と車体のバランスが悪そうであることからして、「極悪レベル」という表現がお世辞に聞こえるほどの凶悪さです……(^^;)。日本によるレール整備援助が入る前のヤンゴン界隈の線路は、激しくジャンプして転覆しそうになるかの如き凄まじさを誇っており、一般客車の急行列車でも気が気でなかったものですが、急行列車はDT21風の台車ですのでまだまし (?)。RBT800の乗り心地はといえば……そもそも幾ばくかのクッション性も感じないと申しますか、日本の貨車改造トロッコ列車でも極上の乗り心地に感じられるほどの、ケツの穴から絶えずビリビリと硬い衝撃が伝わって体全体に電気のような刺激が走る……という感じでしょうか (爆)。
こんな客車を設計したウリナラ企業の関係者の顔が見たいというか……否、見ても仕方が無いか (汗)。
そんなRBT800、さらに一昨年の訪問時には、車体にラッピングまで貼られて嫌気がさしたものですが、その後ヤンゴンではRBEの長編成化と編成増に伴い一時全車離脱し、昨年3月の訪問時にはヤンゴン客車区の片隅に放置されているのみでした。そうなると、実に身勝手で移り気な話ではありますが、それはそれで何となく寂しい……。
というわけで、今年3月の訪問時、余剰RBTが6両まとめて東方紅21に牽かれて復活するのを目の当たりにし、しかも全くラッピングがないとなりますと、思わずかつての悪印象も忘れて大歓喜! どりゃー!!と言わんばかりに形式写真を撮りまくってしまったのでした。この車両は、漸増しつつあるミャンマー訪問ヲタのあいだでは全く注目されていないものと認識しておりますが、だからこそこのような超マイナー指向のブログで紹介する意味があると考えまして、ここに4形態をドーンとアップしておきます……。
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