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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京王6000系さよなら・高幡不動区HM

2011-03-01 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 京王6000系の完全引退が刻一刻と迫っておりますが、一昨日は関連イベントの一環として多摩動物公園駅にて「6000系ありがとうフェスタ」が開催され、公式HPの記述によりますと駅や車内で掲出されたものと同じポスターが販売されたとか……。私は仕事につき行けなかったのですが、ふだん硬券や補充券・磁気カード・鉄コレといった超定番品でない限りグッズ・コレクションには走らない私でも、あのポスターは欲しかったかも……です (^^;;)。とくに車内中吊りバージョン、ライティングが最高にドラマチックではありませんか……。いっぽう同じく一昨日には6000系さよなら記念切符も京王各駅で発売され、日曜ながら京王沿線で労働していた私も仕事場近くの駅で買おうかなぁ……と思っていたのですが、何と売り切れ (-_-;)。いと悲し……。



 その代わりと言うわけではありませんが、去る金曜日は京急1000→黒船電車という順序で撮影したのち、南武線に乗って分倍河原へ。週替わりで様々なHMが6022Fに装着されている動物園線を再訪してみました。この週末に掲げられていたのは高幡不動車両区バージョン! 陣馬・迎光・高尾といった往年の特急HMを1枚に集約したデザインは、まさに5000・6000系によるアイボリー特急黄金時代を彷彿とさせるかのようで、こんなHMを最後に取り付けてもらえる6000系は幸せな車両なのだろうと思います。午後の光を受けて急勾配を駆け上がって行く姿も美しく……やや甲高いモーター音を静かな丘陵に響かせるさまに満足しつつ高幡不動駅に戻り、改めてガラガラな車内でお名残乗車を楽しみ、多摩モノレール~小田急を乗り継いで帰宅したのでした。
 しかし背後のスギの木が……。帰宅後は花粉症地獄でした (>_<)。

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2 コメント

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Unknown (A80&481)
2011-03-07 20:48:20
こんばんは。
幼稚園から現在に至るまで20年余り、僕は京王6000系とともに育ってきたような気がします。20年近くにわたって製造されたので、時期ごとのバリエーションも豊富でした。6022Fは最終期二製造された車両ですが、20年足らずで廃車になってしまうのは何とも皮肉なところです。

僕は多摩動物公園でのイベントに参加しましたが、記念乗車券は朝の時点で完売、イベント会場も長蛇の列でグッズを購入するのに2時間以上待ちました。6022Fの撮影も公道から撮影しましたが、6000系とのお別れも出来た次第です。京王の成長期とともに活躍してきた6000系はこれからも僕の心の中に生き続けてくれると信じています。
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Unknown (おっとっと)
2011-03-09 10:38:51
>A80&481さま
 おはようございます、コメントどうもありがとうございます。
 京王6000は京急1000形などと同じく製造期間が長い車両でしたが、そのぶん後期車はもうしばらく生き延びるかと思いきや、VVVF化の流れの中で早々に全廃というのは本当に残念なことです。とはいえ、先日のイベントも盛況だったようで、割と落ち着いた雰囲気の中で去って行く6000系という車両は幸せだったと言えるでしょう。
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