
昨年の初夏に盛大極まりない50周年イベントを開催した神奈臨。その記念HMを装着した罐の日常の姿を記録しようと思いつつも、ついつい多忙の中で先延ばしになってしまい、いつの間にか年が明けてしまいました (滝汗)。そこで、京急大師線を撮影し、川崎駅界隈で美味いラーメンをすすったあとは、川崎大師参拝の前に一旦市バスで臨海工業地帯に向かい、神奈臨千鳥線の203レを撮影してみることに。
周知の通り、この203レは基本的に午前中の荷役を終えたコキ200を川崎貨物駅に連れて帰るための単機であり、それ自体は面白くも何ともなく (爆)、しかも千鳥町駅の西群線は高いフェンスが出来たため、少なくとも銀箱持参でないと撮りにくいこと限りありません。それゆえに、スーツ鉄をする余地が全くなくなってしまい遺憾の限りであり、そのことがなおさら個人的に千鳥町から足が遠のく一因にもなっていたのですが、とにかく手をこまねいているとHMが外され通常の姿に戻ってしまいます。否そもそも、HM無しの罐が来るか、あるいはウヤのために空振りとなる可能性もあるわけで……。しかしそんな懸念ばかりではどうしようもありませんので、とにかく私服で川崎を訪れたついでの撮影でHM付き罐が千鳥線にやって来るという僥倖に期待するしかありません。それでもせいぜい、西群線に到着した単機がコキ200と連結されるまでの僅かなひとときしか撮影出来ませんが……。

というわけで、そんな千々に乱れる不安 (笑) を抱きつつ、京セラケミカル行きバスのヲタシートに座って市営埠頭に到着したところ、204レで川崎貨物に戻るコキ200は何と4車も! 一応景気がそれなりに悪くないためか、液化酸化エチレンの出荷もそれなりに盛業なようで何よりです♪ そして空はドピーカンのド順光 (204レはモロ逆光。汗)。バックの工場から朦々と立ち上る煙(基本的には水蒸気?)とコキ200の組み合わせを撮りつつ、高いフェンスに負けずに何とかカメラとレンズを柵の上に差し上げて撮影する訓練に励みまくり……(具体的には、ピント合わせとカラ撮りをして、背面のモニタでアングルを確認しながら、カメラの位置と画角を微調整……。あ、勿論、撮影後のトリミングは必須になります ^^; ←ライブビュー撮影をやれよ!とのツッコミを受けそうですが、普段やらないのでその場では分かりません。イマイチ連写がトロそうですし。汗)。
そして12時50分前、ついに盛大な汽笛を鳴らしながら大踏切を通過する音が聞こえまして、やがて目出度く50周年HMを装着したDD55 19が登場!! 基本的には、これの単機をド順光で撮影するだけでも御の字でしたが……ななな何と!後ろにはタンクコンテナ積載のコキ200が1車ぶら下がっているではありませんか!! その瞬間、海側の踏切まで直進して荷役線にバックして行くという展開を想定し、頭とココロは激しくヒートアァァップ! (爆) 約2年半前に膝の皿を割ったのも、既に短時間ダッシュする程度であれば何の問題もないレベルまで回復しておりますので、久しぶりの西群線ひとり祭りが盛大に勃発です!! いや~カメラを柵の上に差し出しては連写しまくり、踏切の脇でも連写しまくり……。普段は単機の203レも、エチレンの市況が活発であれば後ろに1~2車ぶら下がっていることがたまにあるわけですが、久々の訪問でそんな貴重な機会に当たると本当に嬉しいですね♪ しかもド順光・HMつき・コキ200は検査上がりホヤホヤでピカピカ……もう一切の文句のつけようもありません♪
こうして夢のような入換を激写しまくり、204レの発車を見届けたあとは、京セラケミカルから来たガラガラなバスのヲタシートに座って川崎大師へ (観音二丁目川崎大師口で下車)。14時からの護摩焚き儀式も早めに並んで最前列をゲットし、何とも絶妙なテンポで京急大師線&神奈臨千鳥線を激写できたことを感謝しつつ、実に良い感じで新春・大安の川崎訪問を締めくくったのでした。
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