新古今和歌集の部屋

秋歌上 伏見山の初秋


新古今和歌集 巻第四秋歌上

 百首歌奉りし時

      皇太后宮大夫俊成

伏見山

  松のかげより

みわたせば

  あくる
  たのも

    に秋風ぞ
        吹く

読み:ふしみやままつのかげよりみわたせばあくるたのもにあきかぜそふく 隠

意味:伏見山の松の蔭より見渡すと夜が明けようとする田の面に秋風が吹いています。

作者:藤原俊成ふじわらのとしなり1114~1204しゅんぜいとも。法号は釈阿。千載和歌集の撰者で定家の父。

備考:正治二年後鳥羽院初度百首。本歌:山城の鳥羽の田の面を見渡せば仄かに今朝ぞ秋風の吹く(曾禰好忠 詞花集)

歌枕名寄、美濃の家づと、

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