尾張廼家苞 蔵書
尾張廼家苞 全九冊(一欠)●尾張廼家苞 一之上 序 1項オー 4項ウ 春歌上 4項ウー31...
尾張廼家苞三 賀歌1
尾張廼家苞 三尾張廼家苞 三新古今集 賀歌 文治六年女御入内屏風に 俊成卿山人のをる袖にほふ菊の露打はらふにも千代はへぬべし 本歌のぬれてほす間は...
尾張廼家苞三 賀歌2
尾張廼家苞 三 本歌、さむしろに衣かたしき今宵もや我を待つらんうぢの橋姫。又、嬉さを 何につゝまん唐衣たもとゆたかにたてといはましを。例の詞ばかりをとれる也。 一首の意...
尾張廼家苞三 哀傷歌1
尾張廼家苞 三 哀傷歌 公守朝臣ははみまかりて後の春法金剛院の花を 見て 後徳大寺左大臣 花みてはいとゞ家路ぞいそがれぬ待らん...
尾張廼家苞 哀傷歌2
尾張廼家苞 三 きえはてしなり。すべて今の世の歌人は、はてし はつるといふ詞を、何心なくみだりにそへてよむ はひがごとなり。...
尾張廼家苞 哀傷歌3
尾張廼家苞 三 堂にとまりてよみ侍ける まれにくるよはもかなしき松風を絶ずや苔の下に聞らん まれに来てきくだに悲しき此松風の音を、苔の下 にて、夜ごとに絶ずや聞ら...
尾張廼家苞 哀傷歌4
尾張廼家苞 三 (初句は、後生悪趣におつる事をなげく也。二ノ句は、後生善所に生ぜん事をおもふ也。 おもふとは憶...
尾張廼家苞 哀傷歌5
尾張廼家苞 三 人におくれてなげきける人につかはしける 西行 なき跡の面かげをのみ身にそへてさこそは人の恋しかるらめ なき人とはいはで、...
尾張廼家苞 離別歌
尾張廼家苞 三 離別歌 みやこの外へまかりける人によみて贈ける ...
尾張廼家苞 羇旅歌1
羇旅歌 守覺法親王家五十首に旅 俊成卿 夏刈のあしのかりねもあはれなり玉江の月の明けがたの空 二の句もゝじをおもふに比あはれなりは時所のけ...