新古今和歌集の部屋

新古今和歌集仮名序2 近衛豫楽院筆

新古今和歌集仮名序

みかどこれをすてたまはず。え

らびをかれたる集どもいへ/\

のもてあそびものとしてこと

ばの花のこれる木のもとか

たくおもひのつゆもれたる草

がくれもあるべからず。しかは

あれどもいせのうみきよきな

ぎさのたまはひろふともつ

くることなくいづみの杣しげ

き宮ぎはひくともたゆべからず。

ものみなかくのごとし。歌の

道またおなじかるべし。これに

仮名序訳

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