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霊感少女?

2013年01月22日 | スピリチュアル
ブログ開設の日にも少し書きましたが、色々なエネルギーに敏感な子供でした。その当時は、霊感が強いという言い方をしていました。

カトリックの学校にずっと通っていたので、宗教の時間がありました。学校内にはマリア様やキリスト様のお像があり、お御堂といってお祈りする綺麗な部屋もありました。美しい調べの音楽が響く中…ロザリオを手にもって、ひざまずき、祈りを捧げます。今思うとこの時間、私は「半トランス状態」だったのでしょうね。

毎回、虹色の綺麗な光に包まれ意識が飛んで、ふわふわと気持ち良く…シスターの声で聖書を開き目で文字を追っているものの、授業が終わると内容はあまり覚えておらず…。もっとも、学校のお御堂で特別な虹色の光を感じたのは、小学生の頃だけだったと思います。

大人には聞こえない音を聴く、ものを見る。嘘でもなんでもなく、実際に自分が体験したことだったので普通に両親に「~ことがあったんだよ!」と話を聞いてほしくてしゃべっていましたが、親はずい分心配したようです。

子供の身体から大人の身体に変化する時期に、そういったことが更に頻繁に起こり、同時に私自身も一時的に偏頭痛に悩まされました。「この子は、頭がおかしくなったのかも」と本気で心配した親に、地元大学の付属病院に連れていかれ、脳神経外科で検査。CT検査も含めて、色々調べてもらっても結果は異常なし。

私の不思議な体験を、困りきった顔で先生に話す母の表情を見て不満でしたが、先生は否定するでもなく肯定するでもなく豪快に笑ってくださったので、少し安心しました。さらに、側にいた看護婦さんも「私も経験あるんですよ」とフォローしてくださったのを覚えています。今思えば本当だったのか、嘘だったかは知る由もありませんが…どちらにしても優しさだったと感謝です。

その後、見た夢が実現化する出来事も続きました。中でも母の兄…私にとっては叔父の交通事故を夢でリアルに感じて飛び起き(明け方の4時頃でしたが)あわてて母を起こし見た内容を伝えていたところ、電話が鳴って叔父が事故にあい重傷で病院に運ばれたことを知った体験が決定的となり「自分たちには全く理解ができないけど、こういうことも世の中にはあるらしい」と認めてくれたようです。

大人、つまり成人になっても相変わらず色々なものを感じたり聴いたりしていましたが、子供の頃とは違って自分から体験談を誰かに話すことはなくなりました。世の中ではいろんな方が登場されて何度かブームも来ましたが、過去世がどうたら宇宙がなんたらと、あまりにもスケールが大きくて「???」。実際に体験していないことについては、にわかに信じがたく…かつての両親のように「世の中には不思議なこともあるんだな~」と漠然と思っていました。

自ら積極的にそういった世界に目を向けることなく時は流れ、2011年頃から自然と流れに入っていったことを振り返ると、人生って面白いものだな~と思います。