ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

これだけ写れば十分

2018-03-07 09:34:56 | ブログ

さてピンクから解放されてここんところ遊んでいるニコンクールピ
クスS6800の黒いのだが、ピンクいのと黒いので写りが変わる
わけではないのは言うまでもない。

しかしこの基本「押すだけカメラ」だがこれはこれで十分な写りで
なかなか面白い。
色目は同じような中身のリコーCX1よりは地味目でニコンらしい
色の出し方である。
もちろん派手な色にすることもしようと思えばできるがカラーでビ
ビットを選ぶ必要はあえてないような気がする。

露出に関しても面白いカメラで、多くの安コンデジが暗い所でIS
O感度を上げて見た目より明るくしようとするのに対してこのカメ
ラは明るいところは明るく暗い所では暗く写る、何とも実直な露出
制御である。

二枚目の画像の陽の当たっているところは飛んでいるように見える
が実はちゃんと写っている。
夜とかでも暗い所は暗く、明るいところは明るく写るので撮ってか
ら見て「あれ?」となることが無い。

最初の画像の後ろのボケ方がグルグルだとかマクロで寄ると周りが
放射状に流れるとかそういうのはこのカメラの特徴として楽しめば
いいし二枚目みたいに普通に撮る分には何も問題はない。

変なふうに足したり引いたりしないところが全てにおいてあって、
ほかの押すだけコンデジより安心してそのままポンポン撮れるので
なかなか良いと言うか、性能的にはそれほどでもないけれど出てく
る絵的になかなかいいのだ。

モノクロも何にもいじれないけれどそれなりに普通に写るしとにか
く何にもしなくても普通に写るカメラで、「おまかせシーン」はピ
ントが一番手前と言うか主要被写体に勝手に合うので使いにくいが
人に渡して撮ってもらう時はこれでいいだろう。(まずないけど)

ホワイトバランスがかなり正確でミックス光でも意外と頑張ってく
れるしデジカメが弱い蛍光灯の中でもなかなかうまくこなしてくれ
るのだ。
まあ、それがかえって嫌な場合はお日様マークのままで撮れば夕焼
けは夕焼けに写るし水銀灯は緑に写るのでそこらへんは好みだが細
かいパラメーターはいじれないのでそういうのをうまく使うかシー
ンモードで代用するしかない。

逆にそれを知っていればこんな押すだけポンでもちょっと凝った写
真を撮る事が出来る訳だ。
そこのところが安コンデジの面白さであって、リコーCXとかRの
様に変に細かくいじれるカメラより面白いところなのだ。
まあ、この面白さが写真趣味人に通用するかはわからないが、あえ
て「できない」カメラで出来ることをやってのけると言う面白さで
ある。

あくまでもこれは遊びであってちゃんと撮らなきゃならない時にこ
んなカメラ持ち出さないけれど、もしこれしかなくても何とかでき
ると言うスキルはあった方が良いと思うのだ。

もう少しいいコンデジになればA4サイズくらいならAPS-Cで
撮ったのとさほど変わらない写真を作り上げる事も出来るし高級コ
ンデジ何て呼ばれるAPS-Cコンデジなんかなら下手なAPS-
Cデジイチに勝つことも難しくない。

まあ、しかしそれは趣味の世界であって、コンデジ遊びの醍醐味で
あるけれど、私が色々とっかえひっかえあれこれ押すだけポンから
高級までコンデジで遊んでいるのは手軽にチョコチョコ遊ぶのには
丁度よいからだ。

キチンと撮りに行くときのカメラはレンズ交換しただけでレンズの
癖で色目やコントラストが変わったりするのできちんとセットアッ
プを出してから挑むが、それはコンデジ遊びとは比べ物にならない
くらい知識と経験を必要とするのでそうそう遊んでいるわけにはい
かないし失敗できないので気合が違うがコンデジ遊びはいつでも暇
つぶしにチョロチョロ遊べるので面白いのだ。

問題はありとあらゆるコンデジが続々と溜まり続けることくらいか
なあ、安いからいいけれどね、レンズ一本買うのに比べたら十台買
えるからな。
バッテリー共通が多いけれどそれでも管理が大変な事が一番面倒な
事かもしれない。

まあ、暇をつぶすと言うか暫くはこれ、今度はこれ、と言うふうに
遊んでいるのが面白いと言うだけである、お財布にも優しいしね。
意外とハマるかもしれないよの安コンデジ遊びなのです。


本日の種:ニコンS6800
コメント
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