両方とも２８ｍｍ専用のデジカメとフィルムカメラ。
ニコン クールピクスＡとミノルタＴＣ－１だ。
どちらも一眼レフをときに凌駕する高性能レンズの持ち主でデジカ
メはそのセンサーもＤＸフォーマットの一眼レフとほぼ同等のもの
だ。
ＴＣ－１に至ってはデジタルで言う「フルサイズ」であるから出来
上がる写真もデジカメがいくら頑張っても届かない壁がある。
コンパクトカメラだからと笑っていると痛い目を見る、山椒は小粒
でピリリと辛いのだ。
撮影に行く時の道具はできるだけ小型軽量が望ましい。
どこかに大きな三脚をドスンと据えて撮るなら別だが私のように歩
き回る写真の場合は小型軽量はありがたい。
小型軽量でありながら一眼レフに匹敵する性能と言うのは私にはあ
りがたいものだ。
但しデジタルでもフィルムでもコンパクトカメラと言うのは、昔の
レンズシャッターカメラをのぞいてほぼバッテリーに依存するので
バッテリー切れには注意が必要だ。
まあ、これは極端にコンパクトな上記の二台であるけれど一眼レフ
でも小型軽量のほうが良いわけで、おのずと持ち出すカメラは決ま
ってくる。
ＴＣ－１は極端に小さいけれど（ニコンミニとかティアラのほうが
小さい）デジカメの時代になって高画質がコンパクトに持ち歩ける
のはうれしいことである。
