南あわじ市阿那賀にある丸山漁業協同組合の海鮮市場「魚彩(うおさい)館」が開館十年を迎え、同漁協が十六、十七の二日間、感謝の気持ちを込め「魚彩館十周年祭り」を催す。館内の全商品を一割引きで販売するほか、各種イベントを通じて同館の魅力をPRする。(大森 武)
同館は一九九五年七月に旧西淡町が同漁協の直売所として建設した。経営は同漁協が担い、旬の魚を販売している。
開館後三年間は七月に記念イベントを実施。九八年には明石海峡大橋が開通し、年間七万二千人の来館者を記録した。しかし、近年は一万五千人まで減り、あらためて同館の魅力をアピールしたいと十周年に合わせて感謝祭を企画した。
当日は午前十一時からタイ飯とタコ飯を百五十人ずつに無料で振る舞う。有料で一日三回の魚のつかみ捕り大会も開く。縦横五メートルの水槽を用意、制限時間内に捕った魚を持ち帰ることもできる。
隣接の市丸山海釣り公園では入場料を普段の半額(大人五百円、小中学生二百五十円)にして魚釣り大会も。午前七時―同十一時と正午―午後四時の二回に分け、釣り上げた魚の「一匹の長さ」「一匹の重さ」「総数」「総重量」の四部門の各一位に同館の商品券(五千円分)を贈呈する。
同漁協の小磯富男組合長(51)は「合併で新市になったので、西淡地域以外の人にも足を運んでほしい。新鮮な魚が手に入る魚彩館を知ってもっと利用してほしい」と張り切っている。
魚彩館TEL0799・39・0399(水曜定休)
神戸新聞 2005年7月7日
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同館は一九九五年七月に旧西淡町が同漁協の直売所として建設した。経営は同漁協が担い、旬の魚を販売している。
開館後三年間は七月に記念イベントを実施。九八年には明石海峡大橋が開通し、年間七万二千人の来館者を記録した。しかし、近年は一万五千人まで減り、あらためて同館の魅力をアピールしたいと十周年に合わせて感謝祭を企画した。
当日は午前十一時からタイ飯とタコ飯を百五十人ずつに無料で振る舞う。有料で一日三回の魚のつかみ捕り大会も開く。縦横五メートルの水槽を用意、制限時間内に捕った魚を持ち帰ることもできる。
隣接の市丸山海釣り公園では入場料を普段の半額(大人五百円、小中学生二百五十円)にして魚釣り大会も。午前七時―同十一時と正午―午後四時の二回に分け、釣り上げた魚の「一匹の長さ」「一匹の重さ」「総数」「総重量」の四部門の各一位に同館の商品券(五千円分)を贈呈する。
同漁協の小磯富男組合長(51)は「合併で新市になったので、西淡地域以外の人にも足を運んでほしい。新鮮な魚が手に入る魚彩館を知ってもっと利用してほしい」と張り切っている。
魚彩館TEL0799・39・0399(水曜定休)
神戸新聞 2005年7月7日
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