七日午前八時ごろ、根室市梅ケ枝町三の衆院選候補仲野博子氏の選挙事務所で、ノートパソコン二台とデジタルカメラ一台(計約二十万円相当)がなくなっているのを出勤してきた男性スタッフが見つけ、根室署に盗難の被害届を出した。事務所関係者によると、ノートパソコンはいずれも事務所職員の所有。選挙運動で訪問する根室市内の企業百数十社分の住所や電話番号などの情報が入っていた。事務所一階裏のトイレの窓には鍵はかけられていなかった。
仲野氏は道7区(釧路、根室管内)から、民主党公認で出馬している。
北大大学院の田辺鉄・助教授(情報メディア論)は、「選挙に関する個人情報は、個人の政治への信条や思想にかかわるもので特に厳重な保護が必要。今回のケースは直ちに選挙結果に影響するとは考えにくいが、データに触れることができる関係者を厳しく制限するなど、セキュリティーのあり方を考え直してもらいたい」と話している。
北海道新聞 2005年9月7日
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仲野氏は道7区(釧路、根室管内)から、民主党公認で出馬している。
北大大学院の田辺鉄・助教授(情報メディア論)は、「選挙に関する個人情報は、個人の政治への信条や思想にかかわるもので特に厳重な保護が必要。今回のケースは直ちに選挙結果に影響するとは考えにくいが、データに触れることができる関係者を厳しく制限するなど、セキュリティーのあり方を考え直してもらいたい」と話している。
北海道新聞 2005年9月7日
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