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独特容姿の『外道』を『栄養補助食品』に

2005年07月15日 10時30分02秒 | 政治・経済
県漁連、県立大などが開発

深海魚ゲンゲ思わぬ活用法

 県漁業協同組合連合会、県立大学などの産学連携グループが、富山湾産の深海魚「ゲンゲ」を活用した栄養補助食品を開発、十三日から販売を始める。ゲンゲは、その独特の容姿などから消費が伸びず、生産調整を行っているのが現状で、県漁連では「県の漁業活性化に一役買えば」と期待を寄せている。 (竹内章)

 開発した栄養補助食品名は「ゲンゲFD&コエンザイムQ10プラス」。コラーゲン、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含むゲンゲをフリーズドライ(冷凍乾燥)して十倍濃縮した粉末に、老化防止などの面で注目を集めているコエンザイムQ10を配合した。

 ゲンゲは、甘エビ漁などの際に「外道」として捕れ、富山湾では年間百トン程度の水揚げがあるとみられる。珍味として食する人もいるが、深海魚特有の外観や鮮度落ちが早いことなどから、消費は伸びていない。

 そこでゲンゲの付加価値を高めようと、二〇〇二年夏から県漁連、県立大、カプセルメーカーの東洋カプセル(静岡県富士宮市)の三者が連携。商品開発を進めていた。

 発売前日の十二日、県漁連の石丸宏会長ら五人が県庁の石井隆一知事を訪問し、新商品を紹介。石井知事は「県もPRに力を入れます」と、販路拡大に協力することを約束した。新商品は通信販売のみで、一瓶(九十粒入り)六千八百八十円。申し込み、問い合わせは、県漁連=電話076(432)6281=へ。

中日新聞 2005年7月13日

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