串本町須江漁協「目標突破に期待」
串本町の須江漁協(芝浩一郎組合長)は、24日からスタートする海遊体験の予約が順調だ。14日現在、昨年を上回る288人が申し込み、目標の350人を達成できそうな勢いという。手軽に自然が満喫できるのが好評の要因とみている。
海遊体験は県と県内の漁協がタイアップした取り組み。魚介類の豊富な海で都市部の人たちと交流しようと、3年前から始まった。
今年は県内の4漁協が開催する。須江漁協は3回目で、参加者が年々増え、昨年は258人が集まった。
体験メニューは少しずつ変化をつけており、▽磯根資源管理の学習▽漁船乗船(大島一周)▽タイ・マグロ養殖餌やり▽ウニ割り(試食付き)▽須江地区の味(マダイ・トコブシ)―をそれぞれ体験する。
料金は高校生以上の大人が3000円、小中学生2000円、幼児1000円、3歳以下無料。小中学生2人と両親の家族4人で1万円という設定も、好評な要因の一つとみられる。
24日のほか30日、8月6日・13日・20日の5回の定期開催を予定。本州最南端の雄大な景観や豊かな自然が気に入ったという人も多く、県外の人が全体の3分の1、リピーターも3分の1を占めるとみている。
一方、周辺自治体の観光関係団体を回るなど、参加への働き掛けは今後も続けるが、チラシや漁協のホームページを見て問い合わせや予約が入ってきているという。
学校単位など団体の場合は臨時開催にも対応し、今年はこの予約が順調。昨年2校の実績に対し、既に4校から申し込みが入っている。
すべて地元の小中学校だが、「ほかに検討中のところもあるので、それらが決まると目標を突破できそうだ」という。
今年は漁協の職員や女性部が手伝うほか、初めてインターンシップ(就業体験)の高校生や大学生ら12人が、参加者の応対に当たる。
漁協では「毎回、新たな展開があり刺激になっている」とし、生徒・学生らとの交流や活躍に期待を寄せている。
海遊体験の問い合わせは同漁協(0735・65・0006)へ。
紀伊民報 2005年7月19日
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串本町の須江漁協(芝浩一郎組合長)は、24日からスタートする海遊体験の予約が順調だ。14日現在、昨年を上回る288人が申し込み、目標の350人を達成できそうな勢いという。手軽に自然が満喫できるのが好評の要因とみている。
海遊体験は県と県内の漁協がタイアップした取り組み。魚介類の豊富な海で都市部の人たちと交流しようと、3年前から始まった。
今年は県内の4漁協が開催する。須江漁協は3回目で、参加者が年々増え、昨年は258人が集まった。
体験メニューは少しずつ変化をつけており、▽磯根資源管理の学習▽漁船乗船(大島一周)▽タイ・マグロ養殖餌やり▽ウニ割り(試食付き)▽須江地区の味(マダイ・トコブシ)―をそれぞれ体験する。
料金は高校生以上の大人が3000円、小中学生2000円、幼児1000円、3歳以下無料。小中学生2人と両親の家族4人で1万円という設定も、好評な要因の一つとみられる。
24日のほか30日、8月6日・13日・20日の5回の定期開催を予定。本州最南端の雄大な景観や豊かな自然が気に入ったという人も多く、県外の人が全体の3分の1、リピーターも3分の1を占めるとみている。
一方、周辺自治体の観光関係団体を回るなど、参加への働き掛けは今後も続けるが、チラシや漁協のホームページを見て問い合わせや予約が入ってきているという。
学校単位など団体の場合は臨時開催にも対応し、今年はこの予約が順調。昨年2校の実績に対し、既に4校から申し込みが入っている。
すべて地元の小中学校だが、「ほかに検討中のところもあるので、それらが決まると目標を突破できそうだ」という。
今年は漁協の職員や女性部が手伝うほか、初めてインターンシップ(就業体験)の高校生や大学生ら12人が、参加者の応対に当たる。
漁協では「毎回、新たな展開があり刺激になっている」とし、生徒・学生らとの交流や活躍に期待を寄せている。
海遊体験の問い合わせは同漁協(0735・65・0006)へ。
紀伊民報 2005年7月19日
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