福山東署に保管していた運転免許の「更新時講習受講申出書」約七千七百人分が、紛失していることが二十八日、分かった。申出書には名前や住所などの個人情報が記載されている。同署によると、廃棄する他の書類と一緒に焼却処分した可能性が高いといい、県警と同署は経緯を調べている。
東署によると、紛失したのは二〇〇四年十月から今年三月までに同署に提出され、一般運転者講習、違反者運転者講習、初回更新者講習の受講者が書き込んだ書類。名前、住所、生年月日、電話番号などの項目がある。申出書は、県警の内規で五年間の保管が定められており、ファイルにとじた上で段ボール箱に入れ、署内の文書庫で保管していた。
今月七日、文書庫の整理をしていた署員が紛失に気付いた。同署などの内部調査の結果、五月十日、保存期間の切れた書類の一斉廃棄日に、これらの書類がまぎれ込み、誤って廃棄した可能性が極めて高いという。複数の署員が焼却場まで同行して適切な処分を確認しているため、同署は「個人情報の流出や悪用はない」と説明している。
西村進署長は「誤って廃棄したことは誠に遺憾。点検を徹底し、再発防止に努める」と話している。
中国新聞 2005年7月28日
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東署によると、紛失したのは二〇〇四年十月から今年三月までに同署に提出され、一般運転者講習、違反者運転者講習、初回更新者講習の受講者が書き込んだ書類。名前、住所、生年月日、電話番号などの項目がある。申出書は、県警の内規で五年間の保管が定められており、ファイルにとじた上で段ボール箱に入れ、署内の文書庫で保管していた。
今月七日、文書庫の整理をしていた署員が紛失に気付いた。同署などの内部調査の結果、五月十日、保存期間の切れた書類の一斉廃棄日に、これらの書類がまぎれ込み、誤って廃棄した可能性が極めて高いという。複数の署員が焼却場まで同行して適切な処分を確認しているため、同署は「個人情報の流出や悪用はない」と説明している。
西村進署長は「誤って廃棄したことは誠に遺憾。点検を徹底し、再発防止に努める」と話している。
中国新聞 2005年7月28日
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