金融機関の個人情報紛失が相次いでいる中、青森銀行(青森市、井畑明男頭取)も4日、延べ9万6691人分の紛失を明らかにした。誤って廃棄したとみられ、外部に漏えいした可能性は低いという。県庁で会見した菊地直光取締役総合企画部長は「大変申し訳なく、深くおわび申し上げます」と陳謝した。
同行によると、4月の個人情報保護法全面施行に伴い、金融庁の指示で内部管理資料209種類の保管状況を調査した。その結果、109支店で66種類の顧客情報紛失が判明した。
紛失書類は普通預金や債券取引口座の申込書や、マル優・マル特関係書類など。顧客の氏名、口座番号、届出印、金融資産などが記載されており、期間は82年から05年にわたっていた。
紛失書類は見つかっていない。保存期間の短い別の種類の書類に紛れ込み、保存期間満了前に焼却やシュレッダーで処分したか、リサイクルのため回収した可能性があるという。
同行は問い合わせ窓口を設置した。フリーダイヤル電話0120・000・941。【長谷川典義】
毎日新聞 2005年7月5日
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同行によると、4月の個人情報保護法全面施行に伴い、金融庁の指示で内部管理資料209種類の保管状況を調査した。その結果、109支店で66種類の顧客情報紛失が判明した。
紛失書類は普通預金や債券取引口座の申込書や、マル優・マル特関係書類など。顧客の氏名、口座番号、届出印、金融資産などが記載されており、期間は82年から05年にわたっていた。
紛失書類は見つかっていない。保存期間の短い別の種類の書類に紛れ込み、保存期間満了前に焼却やシュレッダーで処分したか、リサイクルのため回収した可能性があるという。
同行は問い合わせ窓口を設置した。フリーダイヤル電話0120・000・941。【長谷川典義】
毎日新聞 2005年7月5日
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