静岡市の清水漁業協同組合は14日、市立清水浜田小の5、6年生約100人を招き、同市清水区の清水港海づり公園でヒラメの放流体験会を行った。
同漁協によるとヒラメは100万個の卵のうち、成魚まで育つのは1、2匹程度で、ほとんどが稚魚のうちにほかの魚に食べられてしまう。同漁協では安定した漁獲のため、昭和57年から放流しているが、それでもその稚魚が生存する確率は3%ほどという。「食卓に並ぶ魚が厳しい環境の中で育ってきたことを、魚の成長の一端に触れるなかで感じてもらいたい」(同漁協)と子どもたちと一緒に放流を続けているという。
児童はバケツに分けられた体長7センチほどのヒラメの稚魚を「かわいい」と眺め、丁寧に海に放流した。「大きくなってね」と声を掛け、無事に育つことを願った。
静岡新聞 2005年7月16日
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同漁協によるとヒラメは100万個の卵のうち、成魚まで育つのは1、2匹程度で、ほとんどが稚魚のうちにほかの魚に食べられてしまう。同漁協では安定した漁獲のため、昭和57年から放流しているが、それでもその稚魚が生存する確率は3%ほどという。「食卓に並ぶ魚が厳しい環境の中で育ってきたことを、魚の成長の一端に触れるなかで感じてもらいたい」(同漁協)と子どもたちと一緒に放流を続けているという。
児童はバケツに分けられた体長7センチほどのヒラメの稚魚を「かわいい」と眺め、丁寧に海に放流した。「大きくなってね」と声を掛け、無事に育つことを願った。
静岡新聞 2005年7月16日
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