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サワラ:帰っておいで 中間育成の稚魚、1万9000匹を放流--五色町漁協 /兵庫

2005年06月29日 23時47分33秒 | 漁業[Good News]
 ◇秋には30~40センチに--漁獲激減のサワラ

 漁獲量が激減しているサワラを増やそうと、五色町漁協(鯛中守組合長、116人)は27日、都志漁港と鳥飼漁港内のいけすで中間育成したサワラの稚魚約1万9000匹を、同町沖の播磨灘に放流した。秋には体長30~40センチのサゴシに成長する。

 同町では、古くからサワラ漁が盛んだが、乱獲や海の環境悪化などで年々、漁獲量が減少している。瀬戸内海沿岸の自治体では、サワラ資源の回復作戦の一環として、サワラの受精卵放流や中間育成などに力を入れている。

 中間育成は一昨年に続いて2回目。香川県から人工ふ化した体長3・5~4センチの稚魚約2万4000匹を運び、都志漁港と鳥飼漁港に設置したいけすでイカナゴを与えながら育成。2週間で約3倍の8~12・5センチに成長した。

 この日は、県洲本農林水産振興事務所や町農林水産課の職員らも立ち会う中で作業。漁協組合員がいけすを漁船で引っ張って沖に出し、いけすでの歩留まりをチェックしたあと、いけすのロープを解いて稚魚を海に放流した。

 町農林水産課によると、都志漁港で中間育成した分については、歩留まり率が65・5%、鳥飼漁港の分は86・4%だった。

毎日新聞 2005年6月28日

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