三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

岩上コレクション 番外編

2019-05-21 08:10:42 | 日記
以前岩上さんから寄贈頂いた資料を見ていて気が付きました。そうJ4-A,J4-P,J4Mの時代です。新三菱重工業株式会社と新三菱自動車販売株式会社。寄贈頂いた当時のカタログの裏表紙に並んで社名が掲載されています。その後、三菱自動車工業株式会社と三菱自動車販売株式会社になったんですね。

 

 《岩上コレクションから》

 
 

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三菱ガソリンジープG54B、G52B、4G52、4G53用アッパーとロアラジエターホース新作プロジェクト。まだありますよ。その25

2019-05-21 05:37:25 | 日記
群馬県の方から修理中のJ37用にとご注文がありました。在庫は、十分にございますのでお困りの方は以下まで直メールでご連絡ください。純正品ではありませんが、CJ3B-J10のオーナーでもある仙台のWANG社長に製作して頂いた製品になります。最近、インターネットオークションに純正品が出品されていますが、次回消費税が10%になった段階で、初めてとなりますが領布価格を見直す予定です。現在の領布価格は上下セットで12500円です。会社ではありませんので消費税は発生致しません。クロネコヤマト便による送料着払いで発送致します。

 《対応可能車種一覧》
 

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連休明け最終日は、実は例の初期型ジープ情報集J4研究Ⅰ~Ⅶを読み返しています。その⑦

2019-05-19 21:56:36 | 日記
APA(US Army Procurement Agency,Japan)とアバディーンでの車両テストについて色々と疑問が湧いてきました。もともと、このAPAというのはアメリカと東南アジア諸国が結んだ相互防衛援助協約に基づいて1956年(昭和31年)後半から開始された施策で、老朽化した米国製の車両を日本製新車に切り替えるための調達制度。1956年後半からということで、先般引用しました新三菱重工業の社史の記述に誤りがあることが判明しました。もう一点、J4研究の最終号で石川先生が解説されているくだりの中で、このAPA(在日米軍域外調達庁)のことと、米軍に採用されるべく実施したアバディーンでの車両テストについてもさらっと触れられています。これが実に分かりやすいんです。石川先生の説明はこのようになっています。
『2台の試作車がメリ―ランド州アバディーンの米軍の実験場に送られた以外は一度も日本から出なかったが、書類上は輸出されたこととなっている。この米軍供与のジープは1957年から1959年にかけて4140台が製造された。そして全量が防衛庁に供与された』つまりCJ3B-J4の試作車が作られたということです。例の三菱ジープのあゆみという書籍には、このアバディーンに関する記述が殆ど掲載されていません。
一方、手元にある新三菱重工業京都製作所の資料によると、アバディーンでの試験結果に基づきキャブレター等を改良され、イグナイターをディストリビューターとコイルに分離したJH4-1A2(12V電装)という形式のJH4エンジンをAPA向け車両用に1957年9月から1959年2月までに4364台を生産したという記録が残っています。これが防衛庁納入の第一次APA向け特需となります。第一次APA向けにはオプションとして2570台が存在したようです。第二次APA向けは257台で1959年3月から7月までの間に僅か257台のJH4-1A3(12V電装)が納入され、第二次分のオプションは7275台であったようです。そして第三次APA向けとしてJH4-1Cという形式のJH4(24V電装、バキュームポンプなし)4656台が納入されたようです。第三次のオプションはなかったと考えられます。ここまでに記載した台数を合計すると(第二次の257台を除くと)18865台で三菱ジープのあゆみP146に記載されているAPA向けJ4C型の合計台数18868台と非常に近い数字となります。何か繋がったような気がします。

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連休明け最終日は、実は例の初期型ジープ情報集J4研究Ⅰ~Ⅶを読み返しています。その⑥

2019-05-18 16:31:42 | 日記
三菱ジープのあゆみの巻末に一括掲載されている4面図を見ていて、これまで全く認識していませんでしたが、ステアリングリンケージの構造が違っているように記載されています。例の表でいうと、『CJ3A-J1,CJ3A-J2、CJ3B-J4』と『CJ3B-J4C,CJ3B-J4A』のステアリングリンケージの構造が違っているようです。『CJ3B-J4CとCJ3B-J4A』は、ともにセンターでの2分割構造となっています。当時、図面を書いた方には間違いはなかったと思います。

 

頭の中がぐちゃぐちゃになりかけているのは、CJ3B-J3(4Jエンジン搭載の4 wheel driveステンシル付き)やCJ3B-J10、J3Rが『CJ3A-J1,CJ3A-J2、CJ3B-J4』と同じ構造であるような図面になっているところです。私は、てっきりナローは全て『CJ3B-J4C,CJ3B-J4A』と同じ2分割構造になっていると考えていました。軍用車に不慣れな私ですが何かスッキリしません。もう少し整理してみたいと思います。

PS.あらためて新三菱重工業時代の整備解説書を確認しました。基本的にはCJ3B-J4,CJ3B-J4C、CJ3B-J4Aは同じスペックの車両ですので、構造は同じです。たまたま、最初の頃の4面図では、そこまでは正確に記述されていなかったと考えられます。同整備解説書での具体的な記載は、このようになっています。

 《関連する項目のページ》
 

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連休明け最終日は、実は例の初期型ジープ情報集J4研究Ⅰ~Ⅶを読み返しています。その⑤

2019-05-18 13:22:55 | 日記
私の力量からは、この逆戻りの方法が良いかも知れません。三菱重工業が発行した当時の整備解説書は、相当前にネットで入手しておりましたので、三菱ジープのあゆみに掲載されているCJ3B-J4の4面図とまず比較してみることにします。
例によって、この横長の表が理解に役立つと思います。車両寸法は、基本的に同じようです。ウイリスマーク、鳩のマーク、フロントアウトサイドミラー形状及び取り付け位置、運転席上部ワイパー追加、幌のロイド面積拡大が外観上の違いと思われます。
 
 

 《三菱ジープのあゆみのCJ3B-J4の4面図》1953年6月2日出図のもの。


 《三菱重工製CJ3B-J4の4面図》
  


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