そのことは後で述べましょう。
茎の先端に付いているのが雄穂です。
この雄穂から飛んだ花粉がメス穂の絹糸(雌しべ)について受粉します。
受粉した絹糸の一本一本がトウモロコシの一粒の実になります。
ですから大量の花粉がまんべんなく絹糸に付く必要があるんです。
雄穂から飛んだ花粉はどの絹糸について受粉してもOKです。
だからまとめて植えるということなんです。
ただし同じ種類のトウモロコシだけを植えること。
そうしないとちゃんぽんの粒が実ってしまいますよ。
確実に受粉させるためにはこのように人工授粉させてもいいでしょう。

雄穂をカットして絹糸に花粉を振りかけてあげるだけです。
こうすることにより先端までびっしりと実が付いてくれます。
そしてこの絹糸が茶色くなったら収穫時です。