
ヤングコーンとはいったいどのようにできるのかご存知ですか。
トウモロコシは最初に幹に出来た実を収穫して出荷します(一番上に付いたものです)。
その下に出来た実はおまけです。

それを小さいうちに収穫したものがヤングコーンなんです。
ほとんど流通はしませんし,一般の農薬を使用した場合にヤングコーンは食べることができません。
ボクの畑でもアワノメイガの幼虫を駆除するために農薬を使ったので廃棄するのですが,今日はブログ用に持ち帰ってきました。

皮を剥いていくとコーンが現れます。

まだヒゲの先端が茶色くならず,綺麗な金髪です。
15Cmほどの赤ちゃんですね。
このヒゲがトウモロコシの雌花で,トウモロコシの粒ひとつずつに繋がっています。
だからヒゲの数だけ粒があるということになります。
このヤングコーンは先端まで粒が付いていますが,雌花(ヒゲ)がしっかり受粉した結果なんですよ。

野菜って面白いと思いませんか。
来年は農薬を使用しないでヤングコーンを作ってみましょう。
こちらはいちばん上に付いたものです。

ヒゲが茶色くなってきたので,胴体がふっくらしてきたら収穫します。
あと一週間かな。