--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

講演「南極の動物たち」(3)~ライブ中継

2006-11-23 | ふしぎ・なるほどー
講演第二部(?)はなんと、昭和基地とのライブ中継でした。

#朝早くから出演してくださったのは、三浦隊員でした。ありがとうございました。
こんな機会に恵まれるとは思わなかったので、思いがけない計らいにちょっと驚きました。
そして、もっと思いがけなかったのは、最近の昭和基地周辺の生き物の様子を見せてくれたことです。
まずはアデリーペンギンの営巣の様子。
隣の巣から巣を作るための小石をちょうだいしてしまうちゃっかりもののアデリーを見ることができました。
さすがに写真では分かりにくかったので、映像で見ることができて、ちゃっかりさがよーく伝わりました。
次は昭和基地を訪れたコウテイペンギン。
これも写真ではもらっていたけれど、さすがに声は添付されていなかったので、はじめて聞きました。
そして、あかちゃんアザラシがはじめて海に入る映像も見ることができました。
先日もらっていた南極だよりに「はじめてのうみ」があり(実は今日アップしました)、そのときの写真と同じだーと思いました。
一緒に行っていたときに、他の隊員さんが映像で撮っていたのだそうです。

いつも写真をもらうと頭の中で映像にしてみるのですが、その写真の様子を実際の映像で見ることができたのは、たぶん今回が初めて。
想像通りだったところもあり、でもやはり音(鳴き声)まではなかなか想像できていなかったのだなと思うところもあり、とても新鮮でした。
本当なら、これに匂いやそのときの風の冷たさや日差しの暖かさなど、いろいろな要素があるのですよね。
「どこでもドア」が欲しいとときどき思います。

動物たちの様子の他にも、ドームふじのメンバーが昭和基地を出発する様子(これも、雪上車の音が新鮮だったのです)を紹介してくださいました。

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