ビジネスと法律

ビジネス、法律、経済、政治、暮らしの話題についての情報を紹介しています。

ロシア人女性は、東洋人がお好き

2005年11月27日 | セックス
 タイトルを見られて、「まぁ、急に、どうしたんですか?」と思われるかもしれませんが、以前からみなさんにお伝えしたかったことなんです(笑)。

 出典の書名は忘れたのですが、第二次世界対戦中、旧ソ連軍がハンガリーに進駐した時、女性部隊(当時、女性にも兵役義務がありました。現在もあるのかどうかは知りません。)が、夜にトラックで町に繰り出して、ハンガリー青年を連行したそうです。きっと、美青年を連行したと思います(笑)。その青年たちと女性兵士たちが一夜を伴にして、女性兵士が妊娠すれば、兵役を免除されたのです。一晩で何人もの女性を相手した青年たちは、顔をげっそりとして帰ってきたそうです(笑)。
 ハンガリー人は、ご存知のとおりマジャール人で東洋系の民族です。これが、世界の西側で起きた事件です。

 では、東側ではどうでしょうか? これも出典を忘れたのですが、『朝鮮戦争』(文春文庫、1997年6月10日第一刷。単行本は、1993年12月に文芸春秋から刊行されました。)の著者である萩原遼氏が、ある朝鮮人から聞いた話です。その朝鮮人の話によると、ソ連が1945年8月9日に日ソ不可侵条約を破棄して、当時の満州に侵入し、その後、朝鮮にも侵入した時、前述のハンガリーで起きた事と同じように、女性部隊が朝鮮人青年を連行したのです。その話をした朝鮮人は、あくまでも伝聞として、萩原氏に話しをしたそうですが、萩原氏は、苦笑を押さえながら、その朝鮮人自身が体験された事実ではないかと述べられていた、と私は記憶しています。

 ここで私が述べたいことは、ロシア人女性の性的嗜好ではありません。ロシア人自身が、“東洋人”であるということです。20世紀初頭の西欧人のロシア人に対する認識は、“白人の仮面をした東洋人”だったのです。そして、過去のロシア帝国は、二つの栄光ある“財産”を相続しているといわれています。その一つは、モンゴル帝国の後継者であるという自負です(タタールのくびき)。ロシア帝国は、革命によってソ連に変貌しましたが、決して、その本質が変化したわけではありませんでした。世界のマルクス主義者は、ソ連を“労働者の祖国”だと人々を騙しましたが、粛清裁判で処刑されたブハーリンは、スターリンを“現代のチンギス汗”であると明確に喝破していました(湯浅赳男)。

 もう一つの財産は、ビザンツ帝国の後継者としての立場です。「今日なお文字、宗教、思想、芸術などビザンツに負うている。レーニンがミイラにされて赤の広場の地下に安置されているのもビザンツの伝統からである。」(湯浅赳男著『世界地図で読む五大帝国の興亡』(日文新書、平成13年12月20日発行、現在は絶版。))、そうです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30916010
以上のとおり、ロシア人は、「白人の仮面(ビザンツ帝国)をした東洋人(モンゴル帝国)」であると理解できます。

 そして、わが国にとって、やっかいな国は、北朝鮮(韓国を含む。)や中国だけではないのです。ロシアも、再び世界政治に覇権を唱えたいという願望があることを忘れてはならないと思います。このロシア、朝鮮(コリア)、中国は、奇しくも、モンゴル帝国に支配された歴史を持つ地域です。モンゴル帝国という専制国家(マッキンダ-によれば、“大陸国家”)と、その支配を受けなかった日本や西欧という多数中心国家(同じく、マッキンダーによれば、“海洋国家”)とは、今後とも対峙していかなければならないでしょう。
 それから、この西欧という多数中心国家から、“法の支配”という思想が生まれ、同じ多数中心国家である日本が受け継いだわけです。法の支配にとって、これらの専制国家が恐るべき存在であるいえるでしょう。

(参考)
1 タタールのくびき
http://homepage2.nifty.com/hashim/russia/ruhistory10.htm

2 ヨシフ・スターリン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3
ロシア帝国の秘密警察のスパイだったとする説もあります。

3 粛清裁判
http://www.uraken.net/rekishi/reki-ro12.html

4 ニコライ・ブハーリン(1938年5月13日銃殺、享年50)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3

5 マッキンダー
http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/human/ma/makkinda.html

6 海洋国家・大陸国家
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E5%9B%BD%E5%AE%B6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする