jamzIpのsatoカケラ

jamzipsatoが綴る日々のカケラ

例えば10年後

2011年06月21日 | Weblog
息子少年の寝顔を見ながら考える。
10年後私たちはどんな感じだろう。
福島原発はどうなっているだろう。
東日本はまだあるんだろうか。

なりたい未来をイメージする。

やはり各地で歌を歌っていたい。
義務教育が始まるまでは出来うる限り息子を連れて、
歌っていたい。
場所を問わずいろんなところで。

自分たちが作った音楽を連れていく。
音楽のない場所にも。


歌も楽器ももっと上手になりたい。
緊張しないで普段と同じような感じでステージに上がれるようになりたい(笑)

自分に自信を持ちたい。

息子と家族で走り回りたい。

質素で美味しいものを食べて、
世界中の景色を眺めたい。

10年後の未来に原発は少しでも閉鎖していて欲しい。
日本中がこんな深刻でしんどい生活になるなんて、
国が国民にこんな苦しい嘘をつかないといけないくらいに。

バカバカしくて、悔しい。
無差別に人を病気にしてしまうような、
人間に扱いきれないこんなに危ないものをどんどん作って、
電気の為、雇用の為だから仕方ないというのなら、

お金のためなら、便利のためなら人を殺してもいいと認めるということだよ?
正気ですか?

人間は選べるというのに。仕事も、生活も。
電気も原発だけじゃない。
安全なものを選べるのに。仕方ないと言う人の多さに、
毎日仰天してしまう。

そして復旧作業にあたっている人たちの10年後が、
健康でありますように。


なりたい未来を頭に描くのだ。