NHKのSONGSっていう番組でドリカムの吉田美和が言っていた。
被災者の人に向けての音楽番組なんだろうとおもうけど、
「音楽に(人を癒す)力があるかどうかっていうと、
私ははっきりあるとは言えない。それはプロミュージシャンであるこの私が
音楽なんて何の役にも立たないくらいの、深い絶望を経験したから。
でも、あったらいいなって思いながら歌っている。
いつかまた明日があると思えるようになったとき、
その人がふとした瞬間に耳を傾けられるようになったときのために、私は歌っていきたい」
みたいなことを言っていた。
それはすごく、ふむふむと思えて。
すごい絶望してしまったときや、それこそ体調が悪いとき、
それが深刻であればあるほど、やっぱり音楽なんてものは
微塵も力にならないと思う。
私も音楽から遠ざかったことは何度もあり、
音楽をやるもの聞くのも全くできなかったこともある。
だけど、少し余裕が持てたとき、少しだけ自分を取り戻せたときに
やっぱりその隙間に音楽はぴったりとちょうどいい具合に
寄り添ってくれるものだ。
たいそうなことではない。
音楽なんてものは隙間にそっと滑り込むくらいでいいと思う。
誰かの生活のごくごく一部になれる音楽を残したいなぁと、思うのだ。
被災者の人に向けての音楽番組なんだろうとおもうけど、
「音楽に(人を癒す)力があるかどうかっていうと、
私ははっきりあるとは言えない。それはプロミュージシャンであるこの私が
音楽なんて何の役にも立たないくらいの、深い絶望を経験したから。
でも、あったらいいなって思いながら歌っている。
いつかまた明日があると思えるようになったとき、
その人がふとした瞬間に耳を傾けられるようになったときのために、私は歌っていきたい」
みたいなことを言っていた。
それはすごく、ふむふむと思えて。
すごい絶望してしまったときや、それこそ体調が悪いとき、
それが深刻であればあるほど、やっぱり音楽なんてものは
微塵も力にならないと思う。
私も音楽から遠ざかったことは何度もあり、
音楽をやるもの聞くのも全くできなかったこともある。
だけど、少し余裕が持てたとき、少しだけ自分を取り戻せたときに
やっぱりその隙間に音楽はぴったりとちょうどいい具合に
寄り添ってくれるものだ。
たいそうなことではない。
音楽なんてものは隙間にそっと滑り込むくらいでいいと思う。
誰かの生活のごくごく一部になれる音楽を残したいなぁと、思うのだ。