時に。
いつも、素直でいたいと思うが、
素直でいるには、タフでなければならない。
今日の息子はやたらと機嫌が悪く、
何かにつけ癇癪をおこすか、泣くかであった。
なにが気に入らないのか、
さっぱり分からないときは、
お互いに疲労困憊。
眠りにつくまで泣きじゃくる。
泣いてる自分にまた悲しくなり、
更に泣く。
眠いのに、眠れない、
幼児特有の愚図りも手伝っている。
泣かなくていいよ。
大丈夫だよ。
ねんね。
もう遅いからねんねしようね。
いくらなだめても、泣きじゃくる。
やれやれ。
と。ふと、自分が泣くとき、
どう声をかけられたら落ち着くか、考えた。
わかるよー。
泣きたい時あるよね。
なんでか涙がでるとき、あるよねー。
泣いたらいいよ。
そう声をかけて、背中を撫でたら
とたんに、泣き止んで、ひくひく
泣きながらも眠り始めた。
声をかけ続ける。
五分ほどで、すっかり泣き止み
眠りに落ちた。
どんなに小さくても、
分かってもらえない気持ちは、
非常に孤独なんだなと。
人は、誰かに分かってもらいたい生き物なんだなぁ。
だれかの、苦しみが分かるには、
やはりタフでなければならない。