インプレスとエクスプレス

絵描いたでしょ、美術の時間に。
副教科ばかりが好きだった。
それも、文科系のことばかり。
泳ぎは下手やったし、ドッジボールやらしたら
逃げ回るだけやったね。でも、走るの早かったから
それだけは好きでした。
そう、それで、好きな教科は音楽と美術でしたねー。
家庭科は料理は好きやったけど、お裁縫はからっきし
センスなっしんぐでしたな
中学の時、マフラー編んで、スルメイカみたいに
はじっこがクルンクルンにカールしたもんね。
やる気なくなるよね、もう修正無理！ってなってさ（笑）
おっと、脱線した。

絵をかくのも好きやけど、私は色を塗るのが
一番好きやったです。
好きな色は、緑とブルー。あと茶系。
淡いピンクとか。
風景画が好きだったです。（ごまかせるから？）印象派？

でもね、この「印象派」どういう意味？と思い、調べてみたの。
面白い文章を見つけたので、引用してみました。
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印象主義は英語で「インプレッショニズム」
イン・プレス、印象という言葉からきているんですけれども、
イン・プレスというのは、「プレス＝力」が「イン＝中」に入ってくる。
つまり、目を通して光の反射が中に入ってくるわけですね。
入ってきたものをそのまま再現するという方法です。

もう１つの考え方は、絵画は対象を再現するのではなくて、
画家自身、芸術家自身が内面的に抱えている
いろいろな思いを表現するものである。
その思いは抽象的な概念であったり、不安であったり、
苦悩であったりいろいろするわけですが、絵画芸術は
目を通して外から入ってくるものを再現するのではなくて、
中のものを外に出すべきものである。
表出することである。
表出というのは、エクス・プレスという、力を外に出すことである。
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つまり、音楽も絵と同じで、曲を作り歌うことは
日常を生きるなかで体験したこと感じたことを（イン・プレス）
自分の感情を絡め吐き出す（エクス・プレス）作業なんですよ。と。

小学生の図画の時間に好きな色を好きな順番で塗ってたら、
「浮気性だね」と先生にいわれたんだすけどね、←しかも子供に言う言葉じゃない！
今考えたら、先生にセンスがなかったのかもしれないよ。
確かにそのときの私は窓を塗っているときに
ドアの色が塗りたくなってさ、茶色を塗ったさ。
そしたら塗り終わる前に外の枝の葉っぱの色に心奪われて
若葉色を塗ったさ。
でも景色を見る時っていろいろな場所に目をやるでしょ？
曲作りもにてるんだよなぁ。

もしかしたら、窓を塗って、
ドアを塗って、葉っぱを塗りながら
音楽っちゅうー絵を描いてるのかもな。

なーんて、考えていたら、夜が更けてきたよ。
ほぅ。さー寝ます。