無銭業務日誌 - JA6MXU -

No moneyのHamの業務日誌
無線関係の内容が主です。

ダミーロード(QRP)

2024-07-29 09:08:00 | 無線全般
 QRP用のダミーロード制作

 全て手持ちのパーツを使ったので費用は0円。プリント基板で丸い円板を2枚切るのに時間を費やした。


[パーツ]
 ・10DFB-Lite 13㎝
   ・10D2V MP
   ・3mmφ銅棒 13㎝
 ・200Ω金属皮膜抵抗 4本
   ・プリント基板

 10DFBの芯線は3.5㎜φ、10D2Vの芯線は2.9㎜φなので10D2VのMPコネクターには入らない。そこで10DFB-Liteの芯線を抜き取り、代わりに3㎜φの銅棒を差し込んだ。

 ↑上が10DFB-Liteから抜いた芯線(アルミ棒に銅のコーティング)、下は銅棒

 プリント基板を丸く切り取り、抵抗と同軸ケーブルが通る穴を開けて組み立てる。




 NanoVNAで測定(HF/50MHz)


(144MHz帯)


(430MHz帯)


 HF〜144MHz帯までは問題ない様です。

 プリント基板は東急ハンズで買っていたものでした。(川崎市に住んでいた40年以上前に渋谷のハンズで買った)



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aprs.fi に AIS

2024-07-09 14:14:06 | APRS
 普段はaprs.fiで見ているエリアから東の方に目を向けるとAIS 船舶自動識別装置(Automatic Identification System) による船舶の位置が表示されている。
 下がいつも表示させているエリア


 上のエリアから東に移動していくと船がたくさん




 AISが表示されるのは瀬戸内海〜名古屋辺りまでの様です。
 海が賑やかだこと。



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ATAS-120A のマニュアルコントローラー

2024-06-28 11:54:00 | アンテナ
 ActiveTuningAntennaSystem -120A

 ATAS-120A を八重洲無線の対応機種以外でも使える様に手動式のコントローラーを制作した。

 アンテナの制御信号はDC11V, 8Vでアップ・ダウンができる様で、3端子レギュレーターの7812と7808を使った。7812は12Vですが出力側にダイオードを入れるので11.5V位になるので大丈夫でしょう。
 部品は殆どが手持ちのもので済ませた。購入したのはプッシュスイッチ、LED、3端子レギュレーター7812。
 できるだけ出費を抑えるためにケースは手持ちのアルミ板で作ることにした。

回路図
 ネットで見たものを参考にして



ケース作り
 1mm厚のアルミ板から作った


 切断、折り曲げ箇所を油性ペンで書く


 切断はカッターナイフで簡単だが、切れ込み部分はクリッパーで切った


 万力で挟んで曲げる


 折り曲げの順番を考えておかないと苦労する。(加工精度は極めて低い)
 アクリル板のカバーを被せるつもりですが、その固定用のビス穴にタップを切る事が出来るのか? 厚み1㎜ではネジ切出来ないので、小さめの穴にポンチを強めに叩いてクレーター状にした。これでタッピングビスが引っかかるハズ。

 カバーを作ろうとしてアクリル板を曲げようとしたらパチンと音がして割れて失敗😔

出来上がり





 制御用の電圧は UP 11.75V, DOWN 7.76V が出てます。





ATAS-120Aを駆動
 実際にアンテナを駆動してみた。
 コントローラーに加える電圧を12.3V以下にするとDOWNは問題無しだが、UPでは意に反して下がりました。
12.3V以上では問題なく動作する)

 (注)3端子レギュレーターは入力電圧が出力電圧より高くないといけない。+2.0〜2.5Vが推奨?だと入力電圧は14V以上となるが、12Vチョイの電圧で動作するので気にしないことにする。

 所有している小さなポータブルバッテリーは12Vしか出ないので昇圧器を使わないといけない様です。
 駆動中の電流は…


 UPの時の電流は0.28Aほど


 DOWNの時の電流は0.26Aほど

 モータードライブの上限/下限の検知は電流値で判断する。
 上限/下限では電流値が大きくなるで電流計が必至。コントローラーに電流計を内蔵すれば良かった🙁


↑上限

↑下限
 上限/下限で0.6A位の電流値

コントローラーの使い方
 ①パワーを落としてCWモードなどで送信し、トランシーバー内蔵のSWRメーターを見ながらUP/DOWNして調整する。

 ②TRX(トランシーバー)側にアンテナアナライザーを接続してSWRが最小になる様にUP/DOWNで調整する。

 ②はトランシーバーとアンテナアナライザーを繋ぎ換えが必要だが、不要な電波を出さないのでこちらが -_-b かな。

 ATAS-120A対応のトランシーバーはFT-857DMを所有してるが、このコントローラーを使えば他のトランシーバーとATAS-120Aの組み合わせで使えるので使用できる場面が広がった。

以上
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TH-D75のバッテリーケース

2024-06-12 16:54:00 | 無線全般
 TH-D75のバッテリーケース(KBP-9)を購入しました。



 TH-D75はバッテリーの減りが速いようなので自宅で使用するときにはリチウムイオンバッテリーを付けた状態で外部電源を接続している。外部電源を接続したままだと高価なリチウムイオンバッテリーにはよろしく無いと思いバッテリーパックを外していたが、背面剥き出しの状態で電極の段落が心配。
 そこで意外に高いバッテリーケース(5,000円ほどするので驚き!)をネット通販で送料を含めた価格で一番安いところから購入した。

 本体に取り付けて


 急速充電器KSC-47L

これに刺さるかな?と思っていたが、刺さらずに残念。綿棒のプラケースをスタンドにしました。

 これで外部電源を接続したままでも安心できます。


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昇圧降圧コンバータ

2024-06-09 16:42:00 | 無線全般


入力電圧12.27V

出力電圧9V

最低に設定して0.49V

最大に設定して32.5V

12.5Vほどに設定


 定電圧モード(CV)で入力電圧12Vほどで出力0.49V〜32.5Vが出るのを確認した。

 定電流モード(CC)でリチウムイオンバッテリーをそこそこ充電しておいて、その後定電圧モード(CV)で程よいところまで充電すると急速充電できそうですが常時付きっきりでないと危険か? 急速充電器は結構めんどいことを自動でやっていそう。
 CCモードでの充電はいずれやってみようと思う。(だけ?)

 とりあえず定電圧モード(CV)で12.6Vの設定でFT-818NDの社外品リチウムイオンバッテリーを充電してみた。安定化電源の電圧を触ることなく電圧設定が出来、電流値が見れるので便利!

 定電流モード(CC)はどうなの? ちょっと動作確認してみた。

 FT-818NDのリチウムイオンバッテリーを外して外部電源(12V)を昇圧降圧コンバータ(ZK-DP60)に入力し、出力電圧を12.3Vに設定。CWモードでキーダウンしてやると2Aチョイの電流が流れる。


 この状態ではCVモードで緑のLEDが点灯している。

 CCモードのツマミを左に回して電流の設定値を変えてみるとキーダウンで電圧が8V台に下がるのが確認できる。


 この時は赤のLEDが点灯しCCモードになっているのがわかる。意外にも電圧か8V台に下がったのにパワーは出てました。

 ツマミを更に左にグルグル回しキーダウンすると電圧が更に下がり818の電源がOFFとのなった。

 廉価なコンバータですが12Vの電源から希望する電圧が取り出せるので、ちょっとした実験にも重宝します。

 あとは耐久性ですが、安いので壊れてもガッカリはしないでしょう。

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