無銭業務日誌 - JA6MXU -

No moneyのHamの業務日誌
無線関係の内容が主です。

NP-5 コネクター

2021-11-23 16:47:00 | アンテナ
 キッカケはこのアンテナ

1200MHz 12ele Yagi
このアンテナは頂き物で、コレを貰ったことで1200MHzの安価な無線機DJ-G7の購入とアンテナ製作(ツインデルタループ、同軸コリニアアンテナ)等に熱中することになった。
 頂き物の12エレ八木はNJコネクターが付いている。Nコネクターを使う無線機やアンテナは今まで無かったのでNP-MJ変換コネクターを介してMP→5D-FBケーブル→MP→MJ-SMAP変換ケーブルという恐ろしい繋ぎ方をしてnanoVNAで性能確認。まあ使えるのだろうがこの状態ではよろしくないので手持ちのNPコネクターを5D-FBに付けてやろうと作業を始めた。しかし、内部導体がコネクターのピンに入らないことが発覚。5D-2Vと見比べると5D-FBの内部導体は太いようだ。ヤスリでスリスリとやってダイエットしてピンに入るようになった。
 作業を進める。コネクターのクランプを5D-FBの外部導体に通そうとすると、外部導体に引っかかって通すことできず。(5D-2Vではスーッと通るのに)
 調べてみると内部導体は0.4mmの差、その周りの絶縁体は0.2mmの差で5D-FBの方が大きいのでした。絶縁体の直径は5D-2Vが4.8mm、5D-FBは5.0mmで、外側の外部導体は当然5D-FBの方が大きい訳で、コネクターのクランプが通らないのは当たり前。こんなの初めて知った!Mコネクターでは5D-2Vも5D-FBも使えていたので、Nコネも同じと思う先入観。勉強になりました。
 最近、通販でBNCは5D-FB用を買ったので、その時に気付けよ!
          内部導体 絶縁体 外径
5D-2V  1.4ミリ      4.8ミリ    7.5ミリ
5D-FB  1.8ミリ      5.0ミリ    7.6ミリ
 ということで、NPは5D-FB用ではないので5D-2Vケーブルを付けることにした。ロスは我慢して、いつか取り替えよう。

我慢のNPコネクター + 5D-2V


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1200MHz 6段コリニアアンテナ

2021-11-23 12:05:00 | アンテナ
 同軸コリニア研究会https://collinear-antenna.weebly.com/ の製作マニュアル V1.4を参考にして1200MHzの6段コリニアアンテナを作った。

 材料はエレメント等に5D-2V、給電用に5D-FBとBNCコネクターといったところ。5D-2Vを指定寸法に切り出し作業が面倒です。

 6段コリニアなのでエレメントが6個と位相整合部が2個、スタブが1個。この部材に半田を乗せて長さを確認し、長くなっていればニッパーでカットする。
 あとはショートしないように半田付けを行う。エレメントの接合部は熱収縮チューブで保護した。
 調整はスタブを切り詰めて同調させるのだが、ここで5D-2Vを使ったことにちょっと後悔。5D-2Vをカットするに手持ちのニッパーは小さく、ペンチを使ってカットしたが、ミリ単位で切るのが難しい。結局、最初に作ったスタブは切り過ぎてしまい再作製する羽目になった。そこで、今度は3D-2Vを使ったらカットは楽になった。(最終段階までスタブは3個作った)
 測定にはnanoVNA。これしか1200MHzを測定する計器は持っていない。

 水道管VP13に沿わせて使う予定なので、この状態で測定したのがこちら。

1293MHz VSWR=1.013 Z=49.7+j0.592Ω と相当良いところにきてます。1287MHz〜1299MHzでVSWRが1.5以内とバッチリ。
 ちなみに、この状態でVP16のパイプ内に入れると同調点が3MHzほど下にズレるようです。

 エレメントを含めて3D-2Vで作った方が良かったかも!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする