3月初旬、厳冬からやっと春らしくなりました。
アンテナ整備シーズン到来!!! >>>>>> 満を持して <<<<<<
NAGARA TA-22Jr (7・21MHz 2エレ八木) 標準価格 51,700円 を上げました。
たぶん市販アンテナの中で、最安値の 7MHz用2エレ八木アンテナだと思います。
もちろん 21MHz用 にも使えるデュアルバンド対応です!
ー NAGARA TA-22Jr 組立説明書から仕様を引用します ー
1) 高性能トラップを採用
各エレメントは半波長ダイポールに比べ7MHzでは約50%の短縮率、
21MHzでは140%の延長型になっています。
2) 小型軽量
重量8.5kg、回転半径5.7mのコンパクト設計
周波数 :BAND 7/21MHz
形式 :TYPE 2ele八木アンテナ
最大エレメント長 :MAX ELE LENGTH 10.8m
ブーム長 :BOOM LENGTH 3.66m
風圧面積 :SURFACE AREA 0.35㎡
回転半径 :TURNING RADIUS 5.70m
最大空中線電力 :MAX Kw 300W (SSB 送信モード)
重量 :WEIGHT 8.5kg
適合マスト径 :MAST DIAMETER 38~60mm
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” 標準価格 51,700円 ” におさえられたのは、最大入力SSB1~3KWが当たり前の中、
あえて最大入力SSB300Wのスペックに抑えて作ったからでしょう。
200W以下で運用する局なら、実用上まったくまったく問題ない!(筈?)
しかも、ナガラ製ですから安かろう悪かろうー は無い筈です!
このロー・スペックのお陰でアンテナ総重量は ” 8.5Kg " と、これまたおそらく市販の
7MHz 2エレでは最軽量でしょう。
上げる高さを8mとしたので、自分ひとりで上げることができました。
ローテーターもないので、ロープでビーム方向を変えます。
(※写真に写るローテーターは30年前の残骸)
風で向きが変わらないよう ” 漬物石 ” を重しにしています・・・。
もし宝くじに当たったら、高所作業車を使ってローテーター設置とアンテナの高さを
15mくらいにしたいと妄想を膨らませています。
ほんとは、7・10MHz 2エレが欲しいんですけどネ・・・。
7MHz 2エレ八木アンテナを上げて3週間になります。
併用している東西に張った半波長のフルサイズ・ダイポールを比べてみました。
7MHzバンドを夕方ワッチ、近場の 4~1エリアではSメーターに大差はありません。
しかし、7、8エリアやW、EU方面にビームを向けると信号が浮き上がります!
(もちろん、ロープを引っ張ての方向転換デス・・・)
入感局のエリア、エンティティにもより変わりますが、Sやノイズもかなり差がでます。
いわゆる打ち上げ角度の関係でしょうか?
3月13日 朝8時、インド洋 モーリシャス 3B8がCWで 579 で入感、
200Wリニアのスイッチを即オンにしてコールすると、2、3回で応答がありました。
ダイポールに切り替えて聞くと、ノイズ混じりの 459 でした。
ITUの世界ラジオデー・記念局 4U13FEB ともできました。
春のローバンドDXシーズンもぼちぼちおしまい、今から秋の夜長が楽しみです!
21MHz については、このコンディションですので まだ試していません。
立派なアンテナ・システムをお使いのOM各局には、” 一笑に付される ” でしょうが、
コスパバツグンのNAGARA TA-22Jr (7・21MHz 2エレ) 標準価格 51,700円!
実質4万円台で新品を購入できます。
息の長い商品ですが、ハイパワー仕様が主流の中 製造終了になる前に導入して
みる価値十二分なアンテナだと思います!!
DE JA4VNE