de JA1ABC/2

国内コンテスト専用コールサインです。

受検準備できました

2024-09-29 21:06:40 | Radio
リニアで100Wに増幅した時(そんな使い方しませんが)の高調波の件は残ってますが、600W時には設備規則の許容値を満たしているので、一応受検の準備はできましたので、落成届を出すことにします。


それにしても、バラックで組んだような様子で、恥ずかしいです。
まっ、コンテストの時だけこんな感じで使う予定なんで仕方ないっすね。リニアは普段は箱に入れときます。Hi
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DXV600Lの2倍高調波

2024-09-29 01:27:50 | Radio
DXV600Lの事前データを取っていて、ちょっと気が付いたことがあったので、メモしておきます。
少し前に7MHz A1A 600Wの発射時の、2倍波14MHzの高調波を測ったときは基本波より50dBc以下、絶対値であれば17dBm(50mW)は満足していたので、まあこんなもんかと思っていたところです。(下の方に書いてある記事では、スプリアス領域の3倍波21MHzのことしか書いてません。)
で、今日になって、2倍高調波にどうも引っかかるので、7610でフルパワー100W(リニアはスルー)の時と、DXV600Lで10W以下を100Wに増幅したときの高調波を比較してみました。

まずは、7610フルパワー100W時にSPAN 30MHzを何回か測ってみましたが、高調波は見つかりませんでした。(RBW 100kHz)
外付けATTを50dB入れてますので、計算上は50.09dBm≒102Wで表示はほぼ正しいと思えます。↓
次に、7610の出力を7~8%まで絞ってDXV600Lを通して100W前後に増幅した時の出力ですが、表示が-0.39dBmですので、計算上の出力は49.61dBm≒91Wとなりました。↓(この値はあまり大事ではない。)
ところが、2倍の高調波-49.31dBmが出てしまってます。↓
基本波が-0.39dBmですから、差は48.92dBmでは50dB取れてないじゃあーりませんか!
これじゃ仕様を満たしてないじゃん!ということで確認してみました。
↓うーむ確かに-50dB以下となっていますが、あくまで「定格出力であれば」が条件ですので、7~8Wで100Wにした場合は値は保障しませんよ~、ということですね。


ちなみに、サムウエイのリニアは全機種ともこんな書きぶりの定格になってまして、ちゃんと定格で使ってね、ということなんでしょうかね。
それにしても、7610の素の100Wの時は非常に低い高調波又はほとんどZANなのに、リニアにつないだ途端に高調波が出るということは、デバイスの仕様なのか内蔵のLPFの性能がイマイチなのかもしれませんね。
まあ仕様じゃ仕方ないので、もっと2倍波の絶対値を低減したいのであれば1kWくらい耐えられるBPFをリニア出力の直後に挿入するしか無さそうです。
をっ!YAAトラップを試してみるのもいいかもしれない。(時間がないぞー)
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不要発射の測定

2024-09-23 21:41:44 | Radio
スプリアス領域における、J3E電波の不要発射測定の準備等について自分用メモとして残しておきます。
不要発射の測定のうち、A1Aは簡単ですが、準備が面倒だったのはJ3Eです。何故かと言いますと、J3Eは疑似音声を使うのが総務省令等で決まっている訳ですが、普段J3E電波は発射しない(マイクも取付けてない)ので、音源の入手と入力方法をどうしようかと考えていて後回しになってしまいました。


↑画像は、9/22にデータ取りをしている最中のもの。

疑似音声発生器(装置)は国産だと菊水やアンリツが製造・販売しているようですが、アマチュアが簡単に購入できるような価格ではありませんし、頻繁に使うものでもないので購入は不要でしょう。
自作としては、かつて雑誌でソフトウェアによる音声ファイル作製や、週刊BEACONでPSoCと呼ばれるデバイスを使った工作記事、個人でITU-T G227キットを頒布されてる方がいましたが、今となっては入手できません。ただ、CQ出版社はネット上で疑似音声のファイルを今でも公開してます。

しかし、現代のインターネットは本当に便利です。今はオンラインで音声ファイルを無料で作ってくれますので、ここから30分連続の疑似音声ファイルを作りました。

後は、この音源をどうやってリグに入力するかです。USBIF4CW Gen.3等のI/Fをお持ちであれば簡単なことですが、当局のように今までJ3Eやデジタル通信と縁がなかった局は、リグに直接入力しないといけません。
IC-7610付属マイクのインピーダンスは600Ωですが、PCのスピーカーって8Ω前後なので変換が必要と思われます。(ACCのMOD端子の入力インピーダンスが10kΩとなっているのが解せませんが。)
また、マイクコネクタかACCコネクタ(DIN)のはんだ付けが必要なので、面倒だったというのが本音です。



そこで、CTESTWINの音声送出機能を使わせてもらうことにしたら、疑似音声はUSB経由で簡単に7610に入力することができました。(ただし7610の設定を少し変更する必要がありますし、何故かVOXも使えませんでした。なので、下の画像のとおりVOXはOFFにして、手動で送信してました。Hi)


上の画像は、疑似音声入力中のオーディオスコープ画面です。音声帯域全体にわたって変調がかかっているのが分かります。
ただし、疑似音声は「正弦波の1,500Hzで空中線電力が飽和レベルの80%程度となる変調入力電圧と同じ値とする。」必要があるのですが、事前の設定が面倒なので、今回はエイヤでALCが半分くらいまで振れる電圧にしました。←超いい加減ですぅ。

※不要発射の値が、無線設備規則に適合しているとして、総務省が公開しているリニアアンプを使用する場合は、そもそも自分でスプリアスの値なんぞ測る必要はないのかもしれませんし、総通局に測定結果を事前データとして提出する必要も無い(総通局からの変更許可書に付いてきたデータ作成要領を読む限りの話です。)ようですが、今回は「参考」として東海総通局にデータを提出する予定です。
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ダミーロード逝く

2024-09-21 20:33:45 | Radio
WELZのCT-150をオイル漬けにしたダミーロードですが、許容電力を過信していたようです。
実は、先週のことですが、スプリアス測定を一通り終えかけた時に、600Wを連続(断続ではない!)で1分間くらい入れたら、「カッキーン」という音がダミー缶から聞こえたのと同時に、リニアのプロテクタが動作してしまいました。
一週間放置してオイルが十分冷えた(笑)ので、今日になって抵抗値を測ってみたところ 0 Ω。無誘導抵抗が割れたのでしょうか…。


CT-150を取り出してみましたが、(残念ながらHi)外観は何の変化もありません。


中の抵抗を取り出そうとしたのですが、どうやってもバラせないので、ネットをググッてみたところ、CT-300をバラした方の記事を発見しましたが、相当大変そうです。
ある方のブログにはシノ棒を使ってこじれば、ハメ殺しになってる裏蓋はとれるかもしれない、と書かれていたので30分ほど格闘。


しかーし、全く歯が立ちません。やはり裏蓋にドリルで穴を開けなくちゃダメみたいです。
近いうちに受検しようかと思ってる電監検査(今は総通検査でしたね)時に、ダミーロードが無いと非常にマズイので、急遽MFJのを購入(全く無駄な出費になってしまったと反省)して、シリコンオイルを移し替えました。


ついでに、中身の様子も写しておきました。これなら、次は余裕かな?

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BPFカチカチ

2024-09-21 00:20:03 | Radio
予告どおりBPFカチカチ切替えを組んでみました。
とは言っても、単にまな板にネジ止めしただけっす。それも、まだ仮止め!



ケーブルはRG-316です。

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