Life style

なんでもない普通の日常を綴っています。
お時間のある方はお付き合いください(*^^*)

苦労話

2007-11-27 23:56:31 | 書道
他人の苦労話なんか聞いたって面白くも楽しくもないとは思うけど・・・

書 く ! (だってホントに苦労したからーーー)


今日なんとか無事に投函してきました。
いや~持ち前のうっかりを発揮して、あやうく作品に名前・住所などを
書いた紙を貼り忘れてそのまま出すところでした~(冷汗)

結局出品した作品は・・・



「第一印象から決めてました!」で右。
(Lynneちゃん、ナイスな1票ありがとう(笑))

ゆったりとしていて伸びやかで。
まぁまぁ、ヘタクソな名前も1年生らしくていいじゃないか。
(本文書いたのとは別人のようだぜ(涙))

こうやって作品だけ見たって半切という紙の大きさは、毛筆やらない人には
ピンとこないかも。

数字で言うと「35cm×135cm」



書いてる本人よりデカイのでソファーに立たないと持てません。
(ラオウ、思いっきり寝起きの顔やな)


ちなみにみなさん1度は書いたことある半紙と比べるとこんな感じ↓


やっぱでけぇ(笑)
ケンシロウと比べるとさらにでけぇ(遠近法デス)

こんなデカイ紙に1年生の子が書くなんて、それはそれは大変なことなんです。
「上手く書く」ことはもちろんのこと、それ以前に「紙を汚さないで書く」という
ことですら難しいんです。

大きな筆にタップリの墨を含ませて、硯代わりの洗面器から紙へ筆を運ぶ・・・
それだけでもうポタポタ墨が落ちて汚れてしまう;;
墨の量が足りないと書いてもかすれてしまうし。
まずその加減を覚えること・・・
ちょうどいい墨の量をひたすら書いて自分の腕で覚える。
これも小さい子には大変難しいことです。

それとラオウはこの大きな紙を一切折らないで練習しました。
いや、最初のうちだけは折って書いていたんだけど、折り目のところで、
どうしても墨がかすれてしまう・・・
なので思い切って中心すら折らないで書かせることにしました。
折り目がないと、どこから書いてどこで曲がって、という目安がないので
大きな文字のバランスをとるのがこれまた難しいんです。

読売書初めは小・中・高校生を対象としたコンクールですが、はやり体の小さい
小学校低学年の子は書き慣れてもいないし、その分苦労していると思います。

それでも今年のお正月には特選・入選で紙面を飾った小学1年生の子が2人
いましたしね。
頑張っている子はたくさんいるんだな~と思いました。

でもやっぱり大きな作品は迫力があるし、見栄えがするなぁ・・・
苦労してでも頑張って仕上げたかいはあったなぁ・・・

練習始めた約2ヶ月半前なんてこんなんだったんだから↓


これ、練習開始初日に書いた中で1番の出来だったもの。
人間やれば出来るもんなんだよ(笑)
あとは指導者の愛の鞭(コレ重要ね、メモプリーズ)

来年の発表も今年と同じであれば特選4点、入選12点の計16点。
この16点のみが紙面に作品が掲載され、さらに特選は顔写真付で受賞者の
喜びの声まで載るのだ。
以下佳作70名は名前のみ掲載。
それ以外は選外・・・

あ、でも参加総数は2~3万と思っていたけど桁が1つ違ってた(またもうっかり)
前回は約3000点だった。
結構デカデカと紙面に掲載される割に少ないよなぁ・・・
これは意外と競争率低い!?と思ったけど、それは浅はかな考えかも。

だって大きさは半切に限られてるし、半紙みたいにそうそう誰でも気軽に
応募できないよね。(出品無料は嬉しいんだけど)
しっかり本格的に習っている人でないと。
ということは・・・応募数は少なくても精鋭部隊!!??

・・・やっぱり厳しいことには間違いなさそう。

でもこれ、毎日学生展と違って地方版じゃなく全国版に載るから、遠くに住む
じいちゃんばあちゃんも喜ぶよなぁ。
初挑戦では無理でも、高校卒業までに3兄弟が1度ずつでも載ったら嬉しいな☆


苦労話なげぇ~~~(苦笑)