★ vodafoneに不信感。

　こんばんは、iyukです。

　最近、友達にも誉められたのですが、
「理不尽な事について怒ることが出来る」ようになりました。
以前は、きっと私のどこかが悪かったんだろう、と思い、
ずーーーーーーんと沈んでいたのですが、
最近、怒りを抱くことが出来ました←誇ることだろうか

　私の事ではないのですが。
だんなさまのことで、怒れることがおきました。
携帯電話の不具合の多さと、それに伴う店員の対応です。
会社はvodafoneです。

　だんなさまは以前、vodafone802SHに機種変しました。
今、CMでバンバンやってる「3G」という新しい機種です。
全く新しい電波なので、まだ拡大中でもあります、というお話は
機種変にともない、伺いました。

　とりあえず、私たちのすみかと、だんなさまの会社では、
電波は入る、と調べて頂いたので、
「よかったね～」なんてのんきに思っていたのです。

　しかし、この携帯、802SHというのですが
（SHとは「シャープ」のことです）、
3GのSHは今、「802」と「902」と出ていまして、
この二機種が、思ってもみなかった「不具合の塊」でした。

　メールが送れない。電波は入ってるのに電話が出来ない。
電源が勝手に落ちる。
圏外の表示が出てから電波圏内に入るのには、
電源の入れ直しをいちいちしないと電波圏内に入れない。
　などなど。色々あります。

　これではただの物体でしかない。
携帯電話が電話出来ないってどういうことでしょう。

　そうしたらボーダフォンからDMが来ました。
いくつかの不具合が、「802SH」と「902SH」のみ確認されたので
無償で修理します、という内容でした。

　これで、今まで困ってた症状が改善されるんだね、と
ボーダフォンショップに足を運んで直してもらったところ、
しばらくの間は快適だったようです。

　しかし、最近また、不具合が出始めました。
メールの文字が欠けるという不具合です。
　私が送ったメールも、本来「あぁ…」と出るはずが、
彼が受信した携帯電話では「あ　…」と出てるんです。
　「あと2駅で着くよ」というメールは
「あと2　で着くよ」となっていました。
これでは伝わるものも伝わらないですよね……。

　もう一つ。非常に一つ一つの動きが遅いことです。
メールを見ようとしても、一通見るのに3分以上かかったりします。

　これは酷い、とボーダショップに電話しました。
そうしたら
「これも新しい不具合の一つです。
来店して頂いて、修理させて頂きます」との答え。

　またですか。

そんな思いが二人の間に立ちこめる中、来店しました。

　そして受けた対応が、まぁひどいこと。
「メールの文字が上手く表示されないんです」
「あぁ、文字欠けですね」
「あと一つ一つの操作が異様に遅いんですが」
「あ、フリーズですね。容量が重い携帯なので。
では少しお預かりします」

　……。
え？申し訳ない、とか、ないんですか？？
こちらは落としたり、そういう事情で来ているわけではないんです。
完全に、売り出された携帯が未完成だったために来ているんです。

　唖然としました。
全てこちらが言ったことは「そうですね」程度で流してるんです。

　修理が終わって呼ばれた時、
私の中で弾けるものがあって、店員さんに言いました。

「こういった症状はシャープにのみ出てるんですね？
こういう不具合は、前々から分かってることではなくて
使っていかないと分からないんですよね？
そのたびに、私たちは貴重な時間を
わざわざここに来るために割かれるんですよね？
　そもそも、フリーズとさっきおっしゃってましたが、
フリーズするような携帯電話を初めから出すのも
かなりどうかと思います。
　今まで、5年以上、J-PHONE時代から愛用して来ましたが、
こんな症状は初めてです。
これではボーダフォンを信用出来ません。
　あなた自身が悪いと思って言ってるのではないのです。
vodafoneの出し方がおかしいと思うのです。
それを、あなた自身の口から会社に言って頂けますか？」

　いやー、人生で初めてだと思います。
ここまではっきり言ったのは。

　そうしたら、店員さんに言われました。

「そういったお考えは、
私が入ってしまうとワンクッションになってしまいますので
お客さま相談室に言って下さい」

　また、唖然……。
人間、怒るということには非常に労力を使います。
それを、もう一度、別の所に言えと言うのでしょうか。

　結局最後まで「申し訳ありませんでした」の一言は
ありませんでした。
私が店員さんに
「イヤな思いをさせてしまってごめんなさい」と言っただけ。

　もともと、私とシャープの携帯電話は相性が最悪なのです。
半年に一度は機種変更するくらいマニアだったので、
散々、シャープには痛い目にあってまして（苦笑）、
「新しいものをまず出してくるのはまずシャープだけど、
たいてい過剰宣伝しすぎてたり、
他にも言い切れないくらい不満部分を経験してるから、
少し待って、
新しい機種の反省が活かされた携帯電話を買うといい」
というのが私の経験です。

　しかし、今回はシャープの不具合だけでは済まないところが
非常に不快でした。
　ちなみに無難な機種は「N（NEC）」。
オススメ機種は「T（東芝）」です。
この2機種で問題を感じたことはほとんどありません。

　仕方ないので、お客さま相談室にメールしましたよ。
どういった答えが返ってくるのか楽しみでもあります。
あー、労力使って疲れた……iyukでした。

★ 太った…太った…太ったこと……

　こんばんは、iyukです。

　↑よほどのショックだと思って下さって結構です……

　もう、この……体に付いた肉はどうしたらいいんでしょう。
と嘆きたくなるくらい全身にプクーーーーとお肉が付きました。

　思い込んだらなんでも思いつめる病のiyukです。
ここ連日、休み休みながらも、
1時間～2時間は腹筋に費やしてます。

　前は確実になかった筋肉が、
出来始めてるのは何となく感じるのですけど、
これが締まってくる！！というのとはまた違います。

　まぁ……そりゃぁすぐには反映されないのかもしれないですけど
うううう。早くあのスカートあのドレスあのパンツ……

はきたいようぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅゥ……

　これからも、わっせ、わっせと頑張ります。
できればプールに行きたいのですが、
一人でそこまで行くのにはまだかなりの勇気がいります。
でも、水泳だったら全身のお肉に効きますものね。

　お通じも大切だし。
お通じといえば、何故、図書館や広い本屋に行くと
お通じがしたくなるんでしょう？
これってあちしだけ？！

　もし自分も！とか、謎を知っている方、
ぜひ教えてプリーヅ！！

　……まるまる肥えたiyukでした……

★ 今夜は結婚式二次会。

　こんにちは、iyukです。
暑いーーーーーーーーー。
今日はみなさまそう思ってますでしょうね。
iyukは寒さも暑さもダメな我が儘体質！
窓を全部開けて、たまに入ってくる風に癒しを感じてます。

　さて、今日はだんなさまの友人の結婚式です。
今時には少し珍しい、神前式だそう。
お嫁さんは白無垢なんですって！！！きゃーーー！可愛い！
白無垢はその言葉通り、って感じで物凄く好きです。

　私は夜にやる二次会にご招待をいただきました。
そして、昨夜、4月にあつらえたばかりのドレスを
一応試着してみることに。
そう、何事も準備が肝心よ。ウン。
ウン。

……ウン。
…………ウン。
………………ウン。

入らないっΣ（゜Д゜∥）
イヤァァァァァァァァァァァァァァァーーーー！！！！

　もうダメだわ……あちしもう……。
お腹だけだと思ってたら、体中に肉ってつくんですね←当たり前
二日置きに腹筋200回とかやってるけど、ダメなのかしら……ヽ(`Д´)ノウワァァン
たった二ヶ月しか経ってないのに……
こんな仕打ちってあるかしら←自業自得
確かにマレーシアで体重計乗った時のショックったら忘れられないし。
あぁぁぁぁぁぁもうイヤァ……＿|￣|○

　イヤ、小声で言ってても始まらない！
仕方ない！
こうなったらプールとか行ってやろうジャン！……多分。
ウォーキングもしてみようジャン！……恐らく……。

　自分にはトコトン甘いiyukであった。

　と、いうわけで昨夜は何を着ていくか、
他には何も持ってないしで焦りました。
必死に考えた末に、
みんな花嫁花婿のことしか見てないんだからいいジャン！と
開き直りまして、マレー人になることにしました。

　マレーシアで昨年買ったシルクの、
巻スカートにも、ホールドネックにも、サリー風にも着られる
ドレス（ワンピース？）を買っていたので、
それで代用することにしました。
　イイよネ！チャイナ服とか着る人もいるんだし！
マレーシアがあったって！！ウン！！←もう完全に言い聞かせ

　そんなわけで、せっかく大事な大事なお友達に借りた靴が
マレー人に似合わないことに気付いて、
使えなくなってしまいました……！
ごめんなさいりょうこちん！
このお礼とお詫びは今度必ずーーーー！

　……太るって悲しいことなのね。

　iyukでした。
マレードレスを着てたらふく食って来ます！←ダイエットどこ行った！
行って来ますー～～へにょへにょろ。

★ SUGIZOのブログがあったとは！

　こんにちは、iyukです。

　突然ですが、私たちが大好き、リスペクトしているアーティストで、
LUNA SEAのSUGIZOさんというギタリストがいるんですね。
うちのだんなさまが何故USHIZOかというと、
この、SUGIZOさんからもらったからです。
それくらい、ずっとリスペクトしてるんですけど、
そのSUGIZOがなんとブログを開設していたと
昨日、だんなさまから教えてもらったのです！！

　私の友達でも好きな人が多いLUNA SEAです。
アドレスはコチラです。

　SUGIZOという人は、とても個性的なギタリストで、
飛び抜けているというか、突き抜けているというか、
音が鋭利かと思ったら柔らかく包んでくれたり、
同じ弦楽器でもバイオリンを握らせても、鋭利で、でも柔軟で、
マザーな感じの表現が出来るステキな人です。

　世界が平和になるのを心から願っていて、
アメリカのGUN社会がとても嫌いで、
地球が大好きで、宇宙も大好きで、スターウォーズマニアで。

　ブログは4月から始めたようでした。
一番最初から読みましたよー　キタワァ*:.。*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。* ミ ☆
　最初は「自分の心をさらけだすみたいで嫌だ」と思ってたこと、
でもそこを敢えて思ったことを書いていこうと思ったこと。

　私が5月2日にhideの命日だ、と感じていた時も、
SUGIZOも「永遠のR＆R兄貴」って、しっかり書いてくれてる。
「あっちでギター弾いて楽しんでるー？」って。
「歳は取るもんだなぁ、兄貴、もう40歳じゃん！」って。
　知らなかったけど、
先日、大事な仲間で、もう運命共同体としては出来ないけど、
大事な大事な友人として出雲大社の結婚式に呼んでくれたよ！
あの二人は出逢うべくして出逢ったんだよ、って
おめでとう、真矢、彩ちゃん！って、思ったことを、
本当に本人の手で更新してくれてる。

　今まで、空の、雲の上だと思ってた人が、
同じブロガーとして、始めてくれたことが凄く身近に感じられて、
なんだか、言葉じゃ言い表せないけど、凄い。嬉しい。
涙が出て来そうだった。

　音楽が好きだから、SUGIちゃんを見てきた。
それ以外はいらなかった。音楽だけがすべてだった。
彼が何を訴えたいか、音楽を聞くだけで凄く共感出来た。
それ以上は望まなかった。
　でも、こんなに、身近に感じられてしまう自分に矛盾を感じながらも、
hide兄にしても、真ちゃんにしても、
同じ思いを共感して文に書いてくれる。
それが、とても、嬉しい。物凄く。
やっぱりすき……。
テリマ・カシィ！SUGIちゃん！

　じんわり、嬉しさを噛み締めるiyukでした。

★ 父の日だった父の反応。

　こんにちは、iyukです。
梅雨らしく長雨な中、先日父の日でしたね～。
うちはそういうイベントはきちんとこなさないと、
母から「iyukサン　ソロソロ　ハハノヒヨ」とか
「iyukサン　ソロソロ　オカアサンノ　タンジョウビヨ」とか
催促の電話が来るので（いやらしい笑）、
きちんと母の日、父の日、母の誕生日、父の誕生日、両親の結婚記念日
などこなすんですけど。

　父はちょっとした教育関係で子供と触れあう機会を持っていて、
そんな時に、以前、ドラえもんの絵書き歌ネクタイというものを
プレゼントした事があるんです。

首近くからドラえもんの目から始まって、
どんどん下に向かうにつれてドラえもんが仕上がっていうという、
凄いファニーな、誰が使うんだろう、みたいなネクタイが売ってて、
遊び心で父に贈ってみたら、
「子供ウケがイイ！」とお誉めの言葉を頂戴してしまって。

　じゃぁ、今年は「トトロ」だ！！と思い、
トトロが下にドデカく描かれてるネクタイを贈りました。

　今度は子供は反応してくれるかな？と思ったら、
父から電話がかかって来て
子供から「トトローーーー！」と反応効果大だったとか！笑。

　イイ子供だ！笑。
ネクタイピンもあわせてトトロにしたので、
これからも父には子供に会う時にはドラえもんとトトロを
使い回してもらいたいですね（笑）。

　「贈るアンタもアンタだよ」との突っ込みももらいましたけど、
まぁほら、父あっての娘ですから。ネ？←ネじゃないよ

　他にも、スナフキンとか、ムーミンとかあったのですけど、
コレは完全に私の趣味だし、
今の子供はムーミンって知ってるのかな？と思ってひかえました。
こういうジェネレーションギャップって難しいですね～。

　さ、8月に誕生日の父には今度何を贈ろう？？
キャラモノも……芸がない気がするし。
みなさまは父の贈り物に何を贈ってるのでしょう？？
どうかどうか教えて下さいプリーヅ！！

　ううーんと頭をひねるiyukでした。

★ マレーシア再び滞在。五日目。雲の上から。

　お早うございます、iyukです。
滞在、と言ってももう今日は飛行機の上です。
マレーシアとANAの協同便なので、
マレー語、英語、日本語でアナウンスをして下さいます。

　目を覚ました時には、窓の隙間から眩しい光がもれてくる、
沖縄上空でした。
睡眠薬のお陰で、何の記憶もない私。
隣に座っていただんなさまはあまり寝てなかったみたいで、
のうのうと眠ってて良かったのか、と後悔もしました。
　夜、一人だけすうすうと眠ってしまうと、
私は孤独感を覚えてしまうからです。
今でも、「ごめんなさい」と思ってる時間でした。
約6時間、意識がないくらい寝付いてしまった私の横で、
ずっとゲームをしていたらしいだんなさま。
同じ時間を共有したかったのに……。ごめんなさい、です。

　さて、朝ご飯の時間です。朝の5時半くらいです。
こういう夜中の便て、客室乗務員さん達は寝てないのかしら？
それとも交代で眠ってたりするのかな？？
朝早く、夜とてつもなく遅い勤務、
なのにマレーのスタッフさんも日本のスタッフさんも笑顔です。
すヴァらフィい！（おフランス風）

　このへん、薬のせいもあるのですが、
ほとんど覚えていません（すみません）。メニューすら。
多分、和食と洋食どっちも頼んだと思ったのですが……。

　この飛行機、先程も書きましたが
マレーシア航空とANAの協同便です。
そして制服はというと、みなさま、マレーシア航空の制服です。
マレーシア航空のコスチュームは、
バティックであしらえた上下で、落ち着いたグリーンです。
そして、ロングのスリットが入っているスカートです。
　結構ヒザ丈の黒のタイトスカート、というイメージが、
客室乗務員さんにはあるんですが、全然違うんです。
アジア～ンな感じがするんです。うっとり。
　自分が昨日、ムティアラのホテル前で買ったロングスカートが
まさにそういうかたちでした。
　客室乗務員さんたちを見ていると、
「こりゃスタイルよくなきゃ着れねぇぜ……」という
ますますダイエットにプレッシャーがかかります。

　うー。でも、タウンページの厚さくらい掴めるお腹の脂肪は
早いトコ燃やしてしまわないと。
早く着たいーー！（笑）

　だんなさま曰く、結構帰りの便も揺れていた、との事でしたが、
全然感じなくなかったくらい寝ていて、
朝食の時にはもう落ち着いていました。

　朝、7時過ぎ。
無事着陸に成功し、日本に帰って来ました。
前にはなかった「検疫書」みたいなものを渡されました。
海外から持ってくる病気が増えてるからでしょうか。
空港って、本当に色々な重大なお仕事があるんですね。

　帰りはリムジンバスで新宿まで行き、
いつもの電車で帰って来ました。

　家に着いた時には、こもってる空気が妙に懐かしいのと、
ホッとした思いで動けませんでした。
帰って来た。
……逆ホームシックにかかりながら。

　驚いたことは、だんなさまの携帯、ボーダフォンの3Gというもの、
海外では本当に大活躍でした。
日本ではまだ浸透しきれてませんが、
ペナンは田舎に近いだろうから無理だと思っていたら、
海外用の電波がきっちり入っていたのです。
これには驚き、……3Gに機種変しようか悩むところです（笑）。

　こんな、私達の5日間でした。
来年6月には6日コースで行きたいですね。
色々学べたので。もっとゆっくりしに……

　大満足のiyukでした。

★ マレーシア再び滞在。四日目。

　こんにちは、iyukです。
暑い日も、今日が見納め。
そんな気分で始まった四日目でした。
もう、今日の夕方にはチェックアウトして
飛行場に行かなきゃいけない。

　早かった。あっという間に過ぎた、フリーな時間でした。

　と、もう終わり気分になってますが、
夕方の17時まではホテルに滞在できるのです。
勿論、プールだってバーだって使えるし、
お部屋でまったりもできる。

　でも、もう夕方にはお別れだと思うと、
切なくて切なくて、なかなか明るい気分にはなれませんでした。

　そんな朝は、寝坊で始まり始まり～～～（落）
朝食はビュッフェが無料でついているのですが、
それが終わる時間の15分前に起きてしまいました！
こはイカン！たれぞ！たれぞある！
ヤ、たれぞいてもどうにもならん！何書いてるんだあたしゃ！

　とマジこれくらいパニくりまして（分からん……）、
慌てて着替えてレストランに行きました。

　ちなみに関係ないのですが、
マレー語ってほとんどがローマ字読みなので、
レストランも「resutoran」と書かれています。
うわっそのまんま！笑。

　さて、レストランに行くと、
「あと5分でビュッフェは終わってしまいます」と言われました。
「オーケー！」と急いで席についてからは
「tea or coffe？」と聞かれるのももどかしく
ビュッフェを取りにいきます（慌ただしい）。
　今日もデザート中心です!
　　↑なんだ、どんどん小声になってるぞ
だんなさまは飽きもせずにチキンカレー。
もう血までカレーなんじゃないだろうか←失礼

　もう、この時点でお昼です。
ムティアラにいられるのもあと5時間ちょっとです。

　本来の「のんびり療養」を取り戻したいように
もう水着に着替える時間ももったいなく、
私服でビーチチェアに寝そべりました。
　この空と海の一体感とも今日でひとまずおさらば。
なんとも言えない切ない気持ちが続きます。

　そんな中、だんなさまが気を遣ってくれて
二日目にも注文したトロピカルジュースをオーダーしてくれました。
　プール自体はすべて自由なのですが、
こうした、バーで注文したお客のために
ゆっくりバーの店員さんがプールやチェアを見回って、
空いたグラスや、冷たいおしぼりを持って来てくれたり、
心遣いはとても嬉しいものでした。爽やかで、笑顔もすてきで。

　ジュースを持って来てくれたおにいさまは、
前に埼玉で働いていた事があるらしく、
多少の日本語が出来ていて、うわぁ(・∀・)と思いました！
日本で稼いだお金をこちらに持って来れればかなり裕福になれるし、
彼がそういう意味で日本で働いていたかは分かりませんが、
「サイタマ」という言葉を現地の方からペナンで聞けるっていうのは
不思議な感覚でした。
「トウキョウ？」ならなんてことないと思うんですけど。

　ホテルのまわりには特に何もないところ。
それがムティアラです。
しかし昨日、買いたくても買えなかったバティック（布製品）を
扱っているお店が、ムティアラの目の前にありました。
　けれど、こう……なんていうか、
古びた、といいますか、えーとんーと、レトロ……な、
そう、レトロな！お店で（失礼だな）、
本当に入って歓迎されるのか？と思うような看板だったので、
去年は何気にスルーしていたのですけれど、
今年は二回目だし、もっと勉強だーーー！と思い、
しかしあまり期待はせずに（やっぱり失礼だ）行ってみました。

　そうしたら意外に奥行きがあって、品揃いも沢山！！
わぉ！見た目で判断しちゃ、ダ・メ・ヨ・ネ！（キモイ）

　バティックのハガキだったり、扇子だったり、
すべてが手描きの品物なので、
「オンリーワン」と何度も説明されました。
　ここで私たちは扇子と、ロングスカートを買いました。
スカートは自分のお土産です。
華やかな花柄がパッと入ってる、というものではなく
細かな細かな模様が入ってるスカートです。

　さて、思わぬ収穫もあった事だし、一度部屋に戻りました。
そして本格的に片づけを始めます。
一人ずつ、暑い日射しで汗をかいたのでシャワーを浴びつつ。

　私はその時、さっそく買ったスカートをはいてみようと
ウキウキではいてみました……（また小声だぞ！）
は、はいてみたんですけど……
入らない！！Σ（゜Д゜）
イヤァァァァァァァァァァァァァーーー！

　泣きました。
すでに太ももから入らないのです（死）。
ふ……太ったのは自覚してたけど、Mサイズなのに……！

　シャワー室にある、家にはない体重計に乗ってみます。
5●Kg……！（四捨五入したら60Kgいってしまう）
イヤァァァァァァァァァァァァァーーー！
見たことない数字！
今までのあたしの人生で見たことない数字がーーーー！

　決めました。
絶対ダイエットして、このスカートをはいてやると。
日本帰ったら見てろよ！！（誰に言ってんだ）

　ショックもさめないまま、チェックアウトです。
とうとう来てしまったこの時間です。
ロビーにあるセキュリティーにパスポートやお金をしまっていたので、
だしてもらう時、「See You Soon!」と言われたのですが、
笑顔で言いました。「SEE YOU NEXT YEAR!!」

　絶対、この楽園、また来ます。絶対。
6月のこの時期は最安値です。本当に。
そして雨期とは言われていても一度も雨に当たりませんでしたし、
スクールホリディの子供たち以外、気になるものも何もありませんでしたし。
行くべき月です！6月！絶対オススメ！

　最後のムティアラの思い出に、だんなさまに
ムティアラロゴが入ったとてもとても大きな
トートバッグを買ってもらいました。
真っ白な布地に、緑で「PENENG MUTIARA」の文字と印。
来年、行く時はこのトート持参で行きます。

　帰る時間が来ました。
ロビーにガイドさんが迎えに来てくれます。
帰りの車の中では「ドリアン食べましたか？」で盛り上がりました。
「ドリアン」。とても凄い臭いを出すと聞いている果物です。
表面はバラのとげのようにツンツンとしています。

　去年、KL（クアラルンプール）でお世話になったガイドさんは、
「お酒とドリアンの相性は最悪でよくない」と言っていたので、
いつもビールを楽しんでいただんなさまは
「んーーーーーー」と手を出しては止めていました。

　「結局食べなかった」と言うと、
ガイドさんはとても残念そうで、
「まず食べてみないと！食べてみたら、好きか嫌いか話も出来るけど、
食べないっていうのは一番ダメね～」と
確かに、と思うことをおっしゃって、逆にガイドさんに
「納豆食べたことありますか？」と聞いてみると、
「納豆？あるある」とすんなり返されて、うわぁ凄い！と思いました。
好きか嫌いかは応えてくれませんでしたけど……（笑）。

　18時過ぎ。ペナン空港に到着しました。
ここで、荷物チェックを受けて、
ペナン→クアラルンプール、クアラルンプール→成田までの
席を決めてくれます。

　以前旅行した時、KL（クアラルンプール）で都市観光をしたんです。
一泊二日で。
そしてそれが終わった帰りの飛行機で、私たちはイタイ目にあいました。
なんと、飛行機の真ん中の席、5席のど真ん中に私、
その9列前の同じ席にだんなさま、と分けられてしまったのです。
それも5席の真ん中です。それも23時半発の（眠りタイムがある）。

　両隣りも体格の良い人。
その人達をどかしてトイレに、なんて
エコノミーではそんな隙間はありませんでした。
7時間のフライトで、トイレにも立てなかった私。
あれは本当に痛かった……！！

　今回、学びました。
KL始発ではない飛行機だとこうなるのだと。
　ペナンや、ランカウイ、他の所も、結局KLを経由するんです。
そういう人達は、ペナン等を発つ時に
KLから成田までのチケットも押さえてくれるんです。
　そうやってどんどん早い内に席が押さえられていって、
KLから初乗りする時には既にほとんどの席がない、ということです。

　今日はそうではありません。
KLから初乗りする方には申し訳ないのですが、
夕方のペナン発の時点で、KL→成田の席を押さえてもらいました。
これで、本当に安心しました。
今度は二人で座れる。隣を気にしなくても良い。

　今回お世話になったガイドさんとは
ペナンで座席を決めてもらって、
もう部外者（チケットがない人）は入れないというところまで
送ってもらいました。
「また来年に来ます！テリマ・カシィ！！」
「サマ・サマ！！」

　そして、夕方、私達はペナンを発ちました。
KLまでは約一時間。何事もない、安心の飛行機です。
　あっという間の飛行時間でKL国際空港に着きました。
やっぱり広い！
行きに見てるとはいえ、やっぱり広いです。

　今日の23時半発の飛行機に乗れば日本です。
まだまだ20時過ぎたところ。余裕の到着でした。

　少し、何か食べようかという話になって、時間まで、
KL空港で新しく出来たスターバックスコーヒーでの一時と、
「麺屋」というところで夕飯を取りました。
どちらも空港内だったので、
日本の物価とはそれほど変わりませんでした。
でもこれがマレーシア最後の味。
ラクサというマレーシアの麺を楽しんで、ゲートまで移動します。

　ここで最後のお勉強です。
「さようなら＝スラマッ・ティンガル」
このセンテンスをブツブツとなえて移動です←怪しい

　ゲートに着き、最後の手荷物検査とチケット切りの時、
「スラマッ・ティンガル」と言ってみると
笑顔で同じ言葉が返って来て、
「●▽□※ってわかる？」と逆に言われました。
「どういう意味？」と聞いてみると
「オ元気デスカ」と返って来ました！日本語で！（笑）
覚えようと思って「もう一回！」とお願いしたら
「アパッカバ」。アパッカバ！よし、覚えたゾ！

　マレー語にしただけで、こんなにフレンドリーになれるなんて。
こういう時の笑顔が嬉しいんです！
今回の一番のお土産は、

「マレー語でやり取りした時の相手との笑顔」です。

日本ではない喜びでした。嬉しかった～～。

　23時半発の飛行機に乗り込んで（無事二人席！）、
軽食を出されると、機内は深夜をまわっていますので
真っ暗になります。
私は軽食をいただいた時点で睡眠薬を飲んでいましたので、
起きるまでのこと……何も覚えていない状態でした。

　長かった旅行記も、これでほとんど終わり。
明日、起きたら早朝です。
朝ごはんに何がでるかな～？

　宝物を沢山つめて、iyukはお休みなさいなのです……

★ マレーシア再び滞在、三日目。

　こんにちは、iyukです。
今日、6/9（木）も晴れ。いい天気ではないです。暑い日です……。
ギラギラギラ私は陽の妖精ギラギ（略）←ナニコレ

　今日はとてもアグレッシブに動く一日です。
うつの私はついて行けるかがとても心配です。

　まずは朝ご飯。いつものビュッフェです。
だんなさまは朝からチキンカレー盛り盛り……
いつかカレー病になるんじゃないかと心配ゲフッもうなってたワネ…。
　私はいつも通り、お通じお通じ～繊維たっぷり～と、
果物を沢山食べました（他のも食べたんじゃと言う追求はナシの方向で）。

　さて、今日は11時に貸切りタクシーが来てくれて、
3時間ショッピングを楽しむ計画になっていました。
15分前にツアーの方から電話が来て、
「車のナンバーは××××で、ジミーさんです～」と教えてくれました。

　時間に余裕をもってロビーに降りたら、
ロビーにはもうジミーさんがいらっしゃって、
先に声をかけて下さいました。
　今日の私は、マレーの伝統的なバティックという方法で描かれた
ドレスをホールドネックにして着ていたので、
「マレーシアの人と変わらないね～」とジミーさん。
ますます身近に感じられて嬉しくなります。

　「まずはどこに行きましょう？」
「最初にエアメールを出しに郵便局に行きたいんです。
そこからお土産を買って……
ここから山を降りた所にあるガーニープラザ（ショッピングセンター）に
行きたいんですが……」と言うと、
軽く「OK,OK」と応えて下さいました。

　やり取りはほとんど英会話です。
私達の稚拙な英語を辛抱強く聞いてくれて、
笑ったり、色々話したりしながら車を進めてくれます。
「英語十分上手」とも言われましたが、
ほとんど単語単語の文章なので、全然上手じゃなかったのですけど、
かなり通じて、また、「屋台」や「錫」といった
マレーシアの中心的存在は、日本語でゆっくり言うと
あちらも分かってくれて、少しの日本語と、
ほとんどの英語でずっとやり取りをしていました。

　最初は、「スモールポストオフィス」。
小さな町の郵便局です。
窓口は一つしかなく、従業員さんも一人しかいませんでした。
エアメールを5枚出したいというと
日本円にして1枚につき15円（安！）の切手を渡されて終了です。
貼って、その場で窓口の方に預けようとしたら、
「外のポストに入れてくれ」と言われました。
日本だとそのまま受け取ってくれるから、
やはり国によって違うんだなぁと実感。

　そして次に連れて行かれたのは錫（すず）のお店です。
マレーシアは錫の名産国で、コレで栄えているので、
必ず連れて行かれるんですよね。
　言えばよかったでした。
「錫は行かなくていいよ」と。

　実は去年観光で、錫のお店に連れて行かれた時、
ビアタンブラーを買ったのですが、
かなり金額ボラれまして、
だんなさまのトラウマになっているのです（苦笑）。
　確かに並んでいるのは芸術品ばかりなのですが、
その分お金はかかりますし、
連れて行かれるお店は、何気にカタコト日本語が使えるスタッフさんが
ぴったり張り付いて「これはどうか、あれはどうか」と薦めて来ます。
何も買わないで出ることは本当に難しく
（Noと言えない日本人……）、
必死に探して、安い錫製コースターを買いました。
　それでも、思った以上の出費で、
今回のショッピング、あまりお金は持ち歩かず、
クレジットカードも持って行かなかったので、
所持金がどんどんなくなってしまいます。

　実は、お土産で買いたいと思っていたのは「お箸」で、
その為には金額をかなり残しておかなければならなかったのです。

　次に回ったお店は「バティック」のお店です。
マレーシアの布製品の伝統品で、
布にロウで線を書いて、色づけをしていく技術です。
上手な人ほど、細かい絵柄が作れるんだそうで、
また、ハンドメイドなので、二度と同じものは出来ない、
一点物です。
　私はこのバティックが大好きで、
今日着ていたワンピドレスも、このバティック製のもの。
出来れば、ダークな色合いの物を買って、
冬にでもはけるような巻スカートがとても欲しかったのでした。
　しかし……っ。
錫のお店で思わぬ出費をしたせいでお金がありません。
目的のお箸を買うまで残しておかなきゃいけないものですし、
泣く泣く諦め、来年こそは！と決意を新たにしました。

　そしてお待ちかねの民芸品屋さんです。
入ってすぐに、
テーブルクロスとセットになってるお箸を見つけました。
しかしこれでは……と思い、
お箸単品はないかと聞くと、ちょっと先にありましたありました、
私が一目惚れしたお箸の数々が！

　実は初日、KL空港で見つけ、惚れ込んでしまい、
1膳RM10（300円）で4膳買っていたのですが、
さすが地元！6膳のセットがRM30（900円）とのこと。
6膳で900円！1膳で150円。
空港で1膳300円取られた私には、
悔しい思いと嬉しい思いが交錯しました。
　ヨシ！と気合いを入れ、
取りあえず欲しい分だけ数えてみます。
……結構な数になってしまいました。お金、足りません…。
諦めようかと思ったその時、
運転手さんのジミーさんが、
「信頼関係があるから、お金はホテルについてからでもいいよ」と
ンマー！素敵なことを。
これってもしかして、
先程のバティックのお店でも出来たのかしら！と思うと、
本当に残念な気持ちになります。

　でも、そんな気持ちはおいといて、
では、と民芸屋さんの商品は、ホテル払いとして
つけてくれることになりました！一安心。

　そして残り時間はあと1時間です。
最後にだんなさまがガーニープラザというショッピングセンターで
マレーポップスのCDが買いたいというので寄らせてもらい、
1時間したらまた、この入口に戻ってくるから
そしたら帰りましょう、という話になりました。

　さぁ1時間。のんびりできるようで
何気にどんどん時間が経ってゆきます。
　というのも、このガーニープラザ、広くて大きくて、
どこにCD屋さんがあるのか、見つからないのです！
あっちへうろうろこっちへうろうろしている間に
時間はどんどん過ぎていき、
やっと「タワーレコード」を見つけました。

　タワレコはマレーシアにとっても外資系なので、
店内に流れてる曲は洋楽ばかりでした。
だんなさまは自分が欲しいCDを見つけ、
また、マレーポップスで有名なアーティスト、
ロックなアーティストを店員さんに教えてもらい、
それも同時購入しました。
　私は私で気になってたものがあったのですが、
残金を考えてぎゅっと我慢の子。

　会計の時に、だんなさまが何か話しかけれらています。
何かと思ったら、着ているTシャツの絵で盛り上がっていました。
　というのも、
私達はファニー（へんてこ）なTシャツばかり持っていて、
その日だんなさまが着ていたのは、「スヌーミン」という
怪しい（笑）キャラクターで、
そりゃ怪しいです、スヌーピーとムーミンを合わせたキャラなのです。
そして何故かお腹に四次元ポケットがついていて、
どっちかというと「スヌーミえもん」みたいな合わさり方なのです。
　このTシャツを見た時、だんなさまの心は

「キタ━━(゜∀゜)━━!!」でしたが、

私には

「＿|￣|○　ナニソレ」って感じで、全く受けいれ難かったのですよ。

そうしたら店員の女の子が
「キュート！ベリーキュート！」とか言ってくれちゃって
だんなさまは凄く嬉しそーーーー！キタワァ*:.。*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。* ミ ☆
「イヤーTシャツに国境はいらないなぁ」と言い出しそうな顔。
私は「イッツ　キュート？レアリー？！」と女の子に聞いて、
「イエス！キュート！」との返しに、
ますますだんなさまは喜んでました。
……国内で誰も食い付かなかったからかなぁ……笑。

　さて残り時間を見てみれば、15分！
食事をしなければいけないのにのこり15分！
もうこうなったらマクドナルドでもイイか、と思って地下に行くと、
マックの看板はあるのに、ポップコーンを売ってるのです。
ナニコレーーーーー！！気はどんどん焦ります。

　聞いてみると「1階にあるよ」とのこと。
1階？！そんなの見なかった気がする、と思いながら
端から端へ探しますがありません。

　ンモーーーー！と思って横の出口から外に出てみると、
オゥ！外にありましたーーー！！
外にあるなら言ってくれ！と思いつつ、
もう残り時間は5分。仕方ない。テイクアウトにします。
ジミーさんの車がマック臭に包まれてしまうのは
本当に申し訳ない気がしましたが、
背に腹は変えられません。

　息を切らして待ち合わせ場所に行くと、
もうすぐ来そうなくらい、車が近付いて来ました。

　慌ただしかったガーニープラザでしたが、
なるほど、ショッピングセンターは日本とあまり変わらないね、
と思いました。
地下にはお食事スペース。上は吹き抜けで色々なブランドや
洋服、小物、なんでも揃うお店達。
日本のデパートと同じ感じでした。

　車の中では疲れも出たのか沈黙が続きます。
私は私で、マックのことを考えていました。
　目があまり見えないので、日本のカウンターのように
メニューがカウンターにおいてくれてると有り難いんですが、
「メニューは？」と聞くと、店員さんの上後ろにある看板だけです。
見えないけど、適当に注文した私でした。
　また、セットのドリンクを聞かれた時、
あちらから「コーラ？」と言って来たのも不思議でした。
皆コーラを頼むのかしら？
それとも外国人は皆コーラが好きだと思ってるのかしら？
そこをあえてスルーしてスプライトを頼みましたが←天の邪鬼

　ムティアラホテルは山の上にあります。
山道をぐんぐん登っていって、ホテルに到着です。
ジミーさんは、先程の民芸品屋さんで
未払いだったお金をここで待ってるから、と車内で言って
私達は部屋に急いで戻りました。

　ジミーさんの優しい言葉や、温かく私達を受け入れてくれたから、
ぎっちり3時間が楽しかったんだと思い、握手して別れました。
この時も「テリマ・カシィ」は忘れません。
満面の笑みで「サマ・サマ」と言ってくれて嬉しかったです。

　15時。疲れた身体を休める為にお昼寝を少し。
といっても少しで済んだ試しがありません。
長々と寝、19時半くらいに起き、
さぁ、だんなさまの行動虫がウズウズしています。
ついて行けるかしらーーー……あちしメチャクチャ心配。

　さて、あちしは、だんなさまの行動予定は、
タクシーでもう一度ガーニープラザへCDを買う→屋台街を鑑賞→
→ケンタッキーフライドチキンでご飯→帰り。
……だと思っていました。

　こういうのって合わないんですね～私とだんなさまは（笑）。
実際は違いました。
ほとんど合ってはいたのですが、
私はケンタッキーが夕飯だと思っていたのです。
彼は屋台で夕飯にするつもりだった。

　マックを15時まで食べて、すぐに寝てしまった関係で
お腹はあまり空いていません。
……しかし彼は、ケンタも食べて、屋台も食べる、
食べ過ぎコースを考えていたわけです。

　既にお昼の行動で疲れていた私は、
もう休みたい限界が来ていました。
まぁ、でも彼の性格からして、屋台で食べない方がおかしいんです。
えぇ、そりゃもう。

　と言うわけでタクシーでまず、またガーニープラザに行きました。
山を下るので、道中少し長い時間になります。
RM27（870円）払って到着。
もう、一度行ったところです、タワレコまで迷わずに着きます。

　ここで私はさっきぎゅっと我慢の子だったものを
だんなさまにおねだりをして、
10年前のB’zのDVDを買ってもらいました（何故今頃……笑）。
　いやぁ、前に一度ビデオで見たことがあって、
演出が面白く、忘れられなかったからです。
値段も大体1500円くらいだったので、
日本で買うともっと高いかもしれないしで、購入です。

　だんなさまは他にも、
好きなアーティストのライブVCD（ビデオCD）や、
お土産を買っていました。
　……しかしビデオCDって何だろう？
私の記憶は、ビデオのあとにLDが来て、DVDが来たという流れしか
知らないので、本当に不思議なCDです。
家のDVDでホントに見られるのかしら？？

　そして外でタクシーをつかまえて、
このガーニープラザとムティアラの間にある屋台街へ。
　ペナンはタクシーの値段は交渉制なので、
最初に値段のやり取りをしないと、
着いた時に法外な金額を取られることもあります。
　しかし今回、行きはムティアラホテルからガーニープラザまで
RM27だったのに対し、
ムティアラまで行くわけではないのにRM30と言われてしまいました。
うーん、今思えば、受け入れてないで、
まさに交渉して安く出来たんじゃないかなぁと思います。

　さて、屋台街（グローバル・ベイ）に到着です。
ここで、先程書いた、だんなさまと私の夕飯の食べ方が
違う認識だっということを知って、
私はげっそり疲れてしまいました（苦笑）。
　彼は動く時には徹底的に動く人なのです。
きっとこれでも我慢したところが一杯あったでしょうな……
でも、私の機嫌が斜めなので
言い出せなかったのかもしれません（苦笑）。

　まず、ケンタッキーに寄ります。
何故、ケンタにこだわったかと言うと、
だんなさまのお知り合いの方が世界中で一番美味しいのが
マレーシアのケンタだから一足運んでみて下さいと、
オススメを教えて下さったからなのです。

　注文して早速食べてみたら、
揚げてある衣と、お肉の柔らかさが絶妙です！
ざっくり。じゅわーーーー。というのが本当に味わえるのです。
それもアツアツ！
日本ではいくつか作り置きしてるものを並べているので
ここまでのざっくり感とアツアツ感は味わえないんですよね。
iyuk、1個食べただけでお腹満腹です（笑）。

　満足したところで、もっと（だんなさまが）満足しに
目の前にある屋台街や行きました～。
グローバル・ベイという屋台街で、
真ん中に沢山の座るテーブルと椅子があり、
それをぐるりと囲んだ形で色々な屋台がお店を出しているのです。

　屋台は、本当に安いです。
彼はラクサという食べ物を、私は……うどんみたいなものを注文。
それぞれのお店で注文したら
「どこのテーブル？」と聞かれます。
テーブルには番号がついてあって、「19番です」というと
出来たら持っていくわね、というシステムになっています。
お料理を持って来てくれた時点でお金を渡します。

　だんなさまのラクサはRM3（90円）、
私のうどんのようなものも同じくRM3（90円）。安い……！！
それにプラスして飲み物も頼みました。
だんなさまは瓶ビール、私はフレッシュジュースです。
フレッシュジュースはジョッキに入ってRM2（60円）ですよ。
60円！こんなに美味しいものがマジかよ！といった思いです。
　また、食べ終わったら、テーブルを片付ける人がいるので
そのままで席を立ってOK。
安い上に優しい。
　そして、まだ小学校に通ってるだろう子供が
店番をしてたりするのです。
家の手伝いかなぁ。凄いなぁ……！

　この屋台街、グローバル・ベイの真正面に、リゾートホテル、
「ゴールデン・サンズ・ホテル」というのがあり、
道路を渡って、
そのホテルからタクシーをムティアラにお願いしました。
そうすれば変なドライバーもいないし、安全なのです。

　長い、長い、動いた一日も、コレで終了です。
22時半くらいに帰りつきました。
本当に夕飯をムティアラでとってないので、
食費が異常に安く済んでいます。
　別の所で贅沢はしましたが。
ロビーラウンジでお酒を楽しんでみたり（飲めないのに）、
プールサイドでフレッシュジュースを楽しんでみたり。

　ホテルのフレッシュジュースは、一杯の値段が
屋台の食事の値段以上します。
ホテルは本当にリゾート客でないと楽しめない贅沢でしょうね。

　コレ以上は動けない、と思うほど今日は動きました。
明日はもう、帰り支度をしなければならない日です。
　あと一日。あと一日あれば、もっとゆっくりできるのに。
そんな思いを噛み締めながら、
今日も暖かいベッドにくるまれます……。

　ぐったりの、iyukでした。
長文におつき合いくださった方々、ありがとうございました！

★ マレーシア再び滞在。二日目。

　こんにちは、iyukです。
今日は昨日に引き続き、
滞在二日目、6/8（水）の気分で書いていきますね。

　今日6/8もペナンは晴れです。
雨期と聞いていたのにまだ一雨も体感していません。
日本の方がスコールみたいに降ってたのを思い出しました。
また、あの、気持ちよくザァァアーーーー＆ビシャァァーーー！と
雷とのコラボが見られるかと思ったんですが。

　マレーシア・ペナンでは普通に晴れてる日のことは
「いい天気」とは言わないそうです。
「今日も暑い……」と言うわけで、決して「いい天気」ではないみたい。
これがもう少し涼しい場合に、「いい天気」って言うみたいです。
確かに、熱帯地域、毎日34度じゃいい天気ではないですよね。
なるほど。

　前回来た時には半日観光を申し込んでたんですが、
今日はもうその必要もないし、
目的通り、一日、のんびりする日です。
何が何でも、ゆっくりする日です！←イヤに強気

　朝ご飯は毎日嬉しいビュッフェです。
ダイエットの為、繊維質の多い果物を満腹に食べよう計画が発動！

　……計画が実行されたかは想像にお任せするとして、
だって焼き立てのワッフルもソーセージもハムもポテトも美味しそうに誘うんだもの
フルーツをてんこもり、お皿三皿分食べ（大過ぎでわ）、
さ！さ！食後のお散歩に行きますよ！
ダイエット～ダイエット～！！
これだけ食べてダイエットって無理じゃねーか？←いーきーおーいー！

　太陽の光が直接あたると、もう暑い！
朝10時過ぎから、観光客や地元の方々はプールに向かっていました。
私達はもう少し後にプールに行くことを相談し、
まずは海岸ぞいのお散歩です。
　ペナンの砂浜はさらさらではなく、どこかしっとりしてる感じです。
サンダルに入り込んだ砂も楽しみながら、
行くところがありました。

　それは昨年行った時、沢山のTシャツやショール、巻スカートを買った
海岸の掘建て小屋にあるシンプルなお店です。
　行ってみたらまだ開店していなく、
「12時くらいうからはじめるよ～」とのこと。の、のんびりだなぁ…。

　そこの店員さんに話し掛けたら、
「彼はおぼろげにしか覚えてないけど、彼女の方は覚えてるよ～」
ホントかよ！Σ（゜Д゜）
でも嬉しいから喜んどこう～←ちゃっかり

「津波はどうでしたか？凄く心配してました」
「全然問題ないね～。少し波が近くまで来たけど、
ただそれだけだったよ。
横に流れていったから、ここは本当に大丈夫だった」
「よかった……」
　本当に問題なかったみたいです。
ここも被害にあったのなら、この掘建て小屋は
一番に流されてるだろうととても心配していたのです。

　振り返ってみれば、去年もいた、ビーチわんこも
とても元気に寝そべっています←なんか違うんじゃねーか？



　茶色いたれ耳のわんこちゃんで、ビーチで飼われてるらしいのです。
大人しく、撫でるがままにされてるわんこちゃんは本当に可愛くて、
やはり、津波の被害にあっていたらこの子にも会えなかっただろうと
思っていた私達は、本当に嬉しくなりました。
　何も変わっていないムティアラホテル。
大好きなままです。
あぁ、本当に帰って来た、という感じがします。

　その後、少し足を伸ばして、ホテルの近くにあるお店に行きました。

　この、ムティアラというホテル、ランクは5スターなのですが、
周りになにもないのが、唯一の残念なところです。
　しかし、昨年は帰る直前に、
暗ーーーい雰囲気の、しかし、日用品は全て売ってある、
庶民的なお店を見つけたのです。
こう……失礼ですが、雰囲気としては、物が沢山置かれて、
暗い感じの金物屋というのがぴったりのお店なんです。

　昨年は、足りなかったものを全てホテル内の薬局で済ませ、
あとでこのお店を見つけた時の驚きったらありませんでした。
　　……ホテルの1/3の値段で売ってる……

　そんな勉強もあってか、今回はコストダウンに力を入れました。
ミネラルウォーターを1リットルと、
だんなさまのシェーバー、タイガービール、他のビール、おつまみ等、
必要なものは何でも揃ってるこの金物屋（違）で
低コストでゲット！！
日本円にして、全部で500円くらいかなぁ。
ビールなんて3本も買って、他にも買い込んだのに500円。
……夢の国でス……！

　そしてホテルに帰って来ましたが、
気温差のためか、妙に疲れたので、少しロビーでのんびりします。
　そうすると、ロビーが家族連れで溢れ、
車止めには新しい車が来たと思うと家族が乗り込んで去っていき、
また別の車がきて、荷物を詰め込む……と続きます。
何でだろう？と思ったらちょうど12時過ぎで、
チェックアウトの時間なんですね。
12日までの「スクールホリディ」で、泊まりに来たご家族でしょう。
名残惜しそうに帰っていきます。

　逆のプールの方を見ると、
着いたばかりなのでしょうか、子供が水着姿になって
プールに飛び込んでいきます。
　今が一番暑い時間。
まだ私達はプールに行く気がしませんでした。
太陽の光が強すぎて。

　一度部屋に戻ってみたら丁度ハウスキーピング中でした。
して頂くためにチップをおいて部屋を出てるので、
その中を入っていく勇気はなく、
またロビーまで降りたりして時間を潰しました。

　大体13時くらいだったと思います、部屋に戻ったのは。
だんなさまは、少し寝ようかな……と言った途端すぐ寝息。早っっっ！！

　わたしはだんなさまが寝ている間、
早速今回のペナンに来た目標の一つ目、エアメールを出す、に
取りかかりました。
2時間くらい友達に書いて、記念にだんなさまにも送りました。
こういう時に起きられては困ります。
サプライズなので（笑）。
起きたら手刀でも入れようと思いましたが無事終了。

　さて、15時になったのでだんなさまを起こしにかかります。
この時間帯にプールに行くのが好きなんです。
太陽の暑さで水温も上がっていて、
たいていの人が部屋に帰る時間帯です。
それを狙って行くのです。
My Favorite Time。

　プールの前にはバスタオルを無料で貸してくれるコーナーがあり、
ルームナンバーを言った後、「テリマ・カシィ（ありがとう）」を
使ってみました。
そうするとおにいさまは喜んでくれて、
日本語で「ドウイタシマシテ」と返してくれます。
「マレー語ジョウズダネ～」とも。
マレー語で挨拶する日本人と、日本語で応じてくれるマレー人。
面白いやり取りでした！



　プールはひょうたんを横にした様な形になっており、
大きい方は大人用、小さい方は子供用と分けられていました。
昨年はこういうものはなかったので、
きっと「スクールホリディ」の時期のためでしょう。
　最初はそれが分からなくて子供用の方に入ってしまい、
後からハッと気付いて、気まずくなりながらも
「アチシタチ　マダ　コドモゴコロヲ　モッテルノヨネ」とか
一人で言い訳しながら大人用に移動。
言い訳を考えるあたり、子供です。ハイ。

　プールからあがったら、ビーチチェアに寝そべって一息つきます。
今回は特別にリゾート気分を味わってみようと、
プールサイドにあるドリンクバーにジュースを頼んでみました。
まさに←こんな感じ！
（携帯でみられないお方、申し訳ありません）

　飲みながらホッとしていて、私はハッとしたことがありました。
よく、アメリカでも日本でも、こう……水着のおねえさま方が
セクスィオーラ～に寝そべってるじゃありませんか！
　あれは、きっと、
焼いてるのではなく、水着を乾かしてるのだと！
　えぇぇえぇぇそうに違いありません！←そうだろうか
きっと乾かしてホテルに帰っているのだ！←本当にそうだろうか

　と、いうわけで、私達も乾かしに入ります。
だんなさまにそう言ったら「なるほど！」と深く頷き、
乾かしに入りました。
……御しやすいお人←ウソ大好きな私の口車にすぐ信じてくれる（酷）

　そうして、二時間程ボゥっとします。
本当は本を読もうと思っていたのですが、
空が青い、それだけでいい、と思いました。
　子供の声が多少、……療養にはなりませんでしたが……
子供は未来の使者なので、寛容に。

　かなり水着も乾いたので（ホントに乾かしていた）、
部屋に戻り、夕飯を食べに行きました。

　今回、だんなさまはホテル内で夕飯を済ます気がなさそうです。
今日はムティアラホテルの唯一近くにある屋台に行きました。
メニューがマレー語で、また、壁に貼付けてあるので
良く分からないでいたら、
席に案内してくれ、紙のメニュー表をもって来て下さいました。
嬉しい！
普通、屋台だと自分で席を決めたり、
なんでも自分でやったりしなきゃいけないんだと思うのですが。

　私は麺類を、だんなさまはカレーとタンドリーチキンのセットを
注文しました。
すると、聞こえてくるラジオから、
「ヤナギサワ」や「オガサワラ」などの声が聞こえます。
っっっっそう！今日は隣りのタイで、日本対北朝鮮戦の
無観客試合をしてるのです！
残念ながらマレーシアのチャンネルはどこもやってなかったので、
このラジオだけが頼りでした！！

　が、屋台の隣のテレビで、
マレーシアが入ってるブロックの試合が始まったらしく、
ラジオはぷっつり途絶えてしまいます……！あぁ！
試合はどうなったんだろう－ーー－！と思いながら、
隣では「うん！美味し！」と目を輝かせてるだんなさま……。
いろんなベクトルが間違っています。ノゥ……。

　でも、私もタンドリーチキンは初めて食べたのですが、
見た目より辛くなくてとても美味しかったです。
あんなに赤いので凄い辛いんじゃないかと心配していたのですが、
ウン、美味シ！

　食べ終わった後、
タンドリーチキンを焼いてるところを見に行ったら、
焼いているおにいさまが「グッ」と親指を立ててくれました。
私も美味しかったので、グッと親指を立てて「テリマ・カシィ！」。
今度は「いただきます」と「ごちそうさま」の
マレー語を覚えて来なきゃ！と思ったくらい、満足の食事。
2人で恐らく450円くらいしかかかってないと思います。
やすーーーーーーーーーーーい。

　満足しながら、部屋に帰り、
あたたかな寝床に入った、2日目の今日でした。
去年、全て英会話で「Thank you」で済ましていたものが、
マレー語に変わっただけでこんなに親近感が湧くんだなと、
改めて思った一日でした！

　明日は何が待ってるだろう？
明日は、タクシーを3時間借り切って出掛ける、
唯一のアクティブ日です。
疲れないといいのだけど……。

iyukでした。

★ マレーシア再び滞在。一日目。

　こんにちは、iyukです。
すっかりお久しぶりになってしまいました。
殆ど、気分が良くならなくて。

　そんな中、療養を兼ねて先日、マレーシアに行きました。
6/7からです。
一日ずつ、振り返って行こうと思います。
なので、日にちもその日にして。
なので、今日は6/7（火）のイメージで書いていきます。
イイですか？←誰にきいとる


　6/7（火）です。
とうとう今日からマレーシアに旅立ちます。
あんなに行きたがっていたのに、
行く直前になってとても怖い気分が襲って来るのは
何でなんでしょうね。
　何かが物凄く怖くて、不安で……
（もしかしたら忘れ物はないか、程度の不安だったのかも）。
でも、怖くて怖くて、落ち着かず、前日は過ごしました。
　「よく、うつなのに海外に行こうって気になるね」と
同じ症状の方に言われたりしました。
その度「日本語のないところに逃げ出したい気持ちの方が強いの」と
返していましたが、
直前になって、「海外……行くのが怖い」という気持ちが膨らんで、
とても葛藤しました。

　今日は、しかし、怖い思いを抱いてる程、
暇じゃありませんでした。
朝8時に成田国際空港に着かなくてはいけなかったので、
5時半に起きて、6時40分発のリムジンバスに乗り込みました。

　頭がボーっと眠さと旅行の不安さを多少感じながら、
バタバタと乗り込み、無事、出発。

　私は「初めて」の事にとても怖くなるんです。
誰しも、そういうのってあるんじゃないかと思うんですけど、
極端に怖いんですね。
　今回、JTBさんで保険を申し込まず（とても高かったため…苦笑）、
空港においてあるいくつかの保険の値段を見比べて、
一番安いのにしよう、という計画でした。
　「空港で保険を決める」。
これが私には初めての体験です。
だんなさまに任せながらも、
空港内のどこにあるのか、どこがいいのか、どう申し込めばいいのか、
心の中はざわついていました。

　そんな気持ちを抱いてるわたしを安心させるように、
だんなさまが全部計算をして、
リードしてくれて、
「一番安いところはここだ！」と（笑）、導いてくれました。
……良かった。

　飛行機の座席は、一番後ろの窓側と、
余裕のある通路側とを選ばせてくれました。
即座に「窓側で！」と、決定。
　乗ってみて思いましたが、
一番最初に食事にしても、サービスにしても
後ろから順次にくるので、これは大ラッキー！
「お肉とお魚どちらがいいですか？」と聞かれても、
切らしてなく、どちらもある、というのは嬉しいものです。

　マレーシアまで、約7時間。
安心して乗っていましたが、結構気流の荒いところが多く、
最後の2時間以上はほとんど揺れが続いたままでした。
スッと落ちたり、がたがたしたり。
エンジン音も大きく聞こえてくるので、
目を閉じてると、なんだか大江戸線に乗ってる感じがしました。
地下鉄の大江戸線はとても音がうるさく、
話すのも難しいくらい走行音がうるさいのです。

　その揺れのせいで、到着2時間前に配られる軽食のサービスは
「気流の荒いところを通っておりますので、
温かいお飲物はご提供出来なくなっております」と
アナウンスが入りました。

　そういえば、今回マレーシア航空で行ったのですが、
全日空との協同便なので、
英語の説明とマレー語の説明、日本語の説明と、
三つもあったのでした。
　4月に行こうとしていた時はJALだったので、
そうなると日本語と英語くらいしかなかったのかな？と思います。
マレーシアは第二母国語が英語なので、
マレー人の方にはそれで十分なのかもしれませんが。

　そんな中で到着のクアラルンプール国際空港。
世界で4番目に大きい空港です。
前に行った土地勘がなかったら、絶対迷ったでしょう……。

　ここから2時間待って、
ペナン空港までの飛行機を待たなければいけません。

　まずしたことは、土地勘があったから出来たのですが、
クアラルンプール空港（KL空港）で、3万円を両替えしました。
日本ではマレーシアのお金に両替え出来ないので、
KL空港でいち早く両替えです。
　以前はどこにあるのか分からなかったため、
ペナンのホテルまで両替が出来ず、
お腹が空いても何も食べられない状態にあったので、
ヨシヨシ、順調だな、という感じです。

　相変わらず思う事ですが、
マレーシアは本当にホントーーー－ーに物価が安いです。
3万円両替したら、十分豪遊できる金額になりました。
ありがたや～～。

　KL空港から、ペナン空港までの待ち時間は2時間半。
両替の次にした事は、絵はがきを買う事でした。

　今回、出来れば、という範囲内で、
友達にエアメールを送る、という目標を立てていました。
目標は2つありました。これが一つ目。
二つ目はまた後で……。

　そんなわけで、絵はがきを15枚くらい買い込んで、
前は出来なかった空港内での食事を軽く取りました。

　さて、時間も経って、ペナン行きの飛行機の搭乗手続きです。
お腹も満たされたし、
これで、二つ目の目標をクリアする準備も出来ました。
　二つ目の目標、それは、
出来るだけ、挨拶をマレー語でしてみる、という事。

「ありがとう＝テリマ・カシ」
「おはよう＝スラマッ・パギ」
「こんにちは＝スラマッ・プタン」
「こんばんは＝スラマッ・マラン」

まずはこの4つ。
しかし覚えの悪い私はなかなかこんばんは、が言えません。
ペナン行きの飛行機の座席でブツブツ唱えていたんですが、
「こんばんは」の、語尾、「マラン」が出て来ず、
「スラマッ・マトン？」と言ったら
隣のおばあちゃまに笑われてしまいました。

「マトンは羊だろ！」

ァーーーー恥ずかちっ！！（笑）
イヤイヤ、こんなんだから日本人はシャイだと言われてしまうんだ！
どんどんチャレンジチャレンジ！

　KL空港からペナン空港までは1時間で着きます。
日本でいう東京から大阪くらいの距離かな？

　とても小さい飛行機で、夕方にペナンに到着。
と、土地勘があるクセに狭いペナン空港で迷う私ら……。
何故だ！世界で4番目に広いKL空港で迷わなかったのに！！

　荷物を取りに行くバゲッジエリアには、
私達のスーツケースのみポツンと残されていました（恥）。
係りの方にも「おかしいなと思いながら、
盗まれちゃいけないと思ってずっと待ってたんだよ～」と言われ、
ますます恥ずかしかったです……。
　何故迷えたんだろう。ホント。
その方が不思議だわ……。

　今回、日本人の観光客はとても少なくて、
JTBのツアーは私達二人だけでした。
現地の方も、「今年は日本人が少ないね」って言ってました。
「恐らく津波や地震の心配があったんだろうと思うんです」と話すと、
「ペナンは本当に何の被害もなかったよ。大丈夫。」と
安心させてくれるように言ってくれました。

　実際、ホテルに着いても何にも変わらない。
というか、海岸ぞいの他のホテルを見ても何も変わっていない。
本当に、影響がなかったんだと思うと、
とても安心しました。
　自分達の目で確かめて来ました。
本当に、掘建て小屋みたいなお土産屋さんも、前のまま。
心配は杞憂に終わりました。

　みなさま！ペナン、平気ですよ！どんどん行きましょう！（笑）

　今回の旅行で使ったホテルは、
以前行ったムティアラというホテルです。
気分は、「ただいま」です。
大好きなムティアラホテル。
開放感があって、常に水の音がしています。

　あぁ、落ち着けるなぁ……と思った瞬間、
目の前を数人の子供達が
「キャハハハハー－－！」とあちこちを走り回って遊んでいます。
あっちにも。こっちにも。子供。子供。
……アラ？おかしいわ、前はこんな雰囲気じゃ……（笑）。

　聞いてみると、今は日本でいう「夏休み」なのだそうです。
なので、リゾートホテルは家族旅行者でいっぱい！
あらまー！それもまたステキじゃない？

　微笑ましく思って、ツアーのサンさんとお話して、
明後日、タクシーを3時間貸切ってもらう約束をしてから、
部屋に上がりました。

　別れる時、「テリマ・カシ！（ありがとう）」と言ってみたら、
満面の笑みで「サマ・サマ（どういたしまして）」と返してくれて、
やったー！と思ったiyukなのでした。
　現地の方に、現地の言葉が通じるのってとても嬉しい。
あちらも嬉しく思ってくれるのか、
にっこり「サマ・サマ」と返してくれる、そのやり取りだけで
iyukは嬉しくなっちゃうんです。

　部屋に上がる前に「ウェルカムドリンク券」をもらったので、
少し落ち着いてからロビーラウンジに飲みに行きました。
うわーロビーラウンジで飲み物って初めて！大人ジャン！
……と、いささか浮かれた気分で頂きに行きました。

　そこでサーバーをしてるおねえさまが、
スリットの入ったロングスカートをキレイに着こなしながら
笑顔で持ってきてくれるのです。
細！細！キレーーーーーーーーーーー……（涎←汚っ）。
「テレマ・カシィ」にっこり。「サマ・サマ～」にっこり。
うをぉぉぉーーー！惚れるぜーー！←酔ってます

　まぁ、不純なオレはおいといて、
すっかり気持ちよくなったiyukは、
ヨシ！明日は朝ご飯の時、「スラマッ・パギ」だ！と
思いながら、暖かいベッドに横になりました。
　……マレーシアのホテルは必要以上に冷房がかかっていてとても寒いのです。

　さ！明日の事は明日に書きましょう！
6/7（火）はこのように過ごして終わりました……。

iyukでした。