目の前が真っ暗になる、と聞くけれど。
こういう事かと、今日体験してきた。
今日は大学病院で最終診断を受ける日だった。
半年以上悩んで闘って来た微熱、頭痛、手の震え。
これ以上ないくらい検査を受けた。
それに加えてここ二週間、食欲不振。
とにかく食べたくない。
気持ち悪い。
一口でお腹いっぱいになってしまう。
胃薬が手放せない。
水が飲めない。
水を飲んだら胃もたれする。吐き気がする。水で。
だから今度は水で胃薬を飲む。水で胃もたれしたから、胃もたれから逃れたくて。
痩せた。
やつれた。
食事の時間になると憂鬱になる。
一口食べて「げぷっ」となるから。
私にとっては物凄く重大な事だった。
友達と会って、何をするか。
お茶するか食事するか。
でもそれすら出来ない。
松果体に水膨れがある。
それは放置してていいと言われてるから何の心配もしてない。
けれど、この「食事」や「お茶」がコミュニケーションの一つとなる事が出来ないって、どれだけ憂鬱か。
「何か食べに行きましょう」
が、簡単な一言なのに、今の私には「簡単」じゃない。
食べてるのを見ると気持ち悪くなる。
食欲がなくなる……
なんて、とても言えない。
とにかくそれがこの二週間の最大の悩みだった。
今日病院に行けばそこから救われるんじゃないかと、藁にも縋る気分だった。
そして苦しいのに、最後の力を振り絞って笑って……半分しか笑えなかったけど……酷く食欲がない事、それが心理的なものだと分かっていても、松果体の事で不安は一切ないのにまだ続いてる事をどうしたらいいか……
心は物凄い必死で、話した。
先生は笑った。
「そりゃーどう考えても心理的な問題だねー」
……分かっている。けれど脳の不安はないのに続いてるのが分からない、と言った。
でも、笑われた。
違う。私のこれに対する重みと、先生が感じた思いの重さが違っただけ。
だから、先生は笑った。
……私はもう笑えなくなった。
「ま、いつか何とかなるでしょ。薬は出しません。頭痛は市販ので十分だから」
「あとはうつの方に相談したら?お疲れ様」
……それで終わりだった。
目の前が真っ暗になった。
結局、微熱も震えも、解決していない。
その上に食欲、水が重い事も、何の答えもなかった。
むしろ、笑われた。
その事実の方が私には……絶望、と映った。
何だったんだろう。
検査をすれば治るのかと思って、怖い不安の中を、必死に受けた。
その先には「救い」があるのだと信じて。
違った。
検査して私の心に辿り着いたものは「絶望」だった。
真っ暗になった。
どこを歩いてるのかも分からずに。
目の前が見えずに。
悲しく、歪んで、家に帰った。
そして今夜のご飯は。
具沢山のお味噌汁と小ご飯。
……スプーンでお味噌汁を3杯すくって……胃が満タン。
これ以上食べたら吐く、と思った。
坑うつ薬と吐き気止めと胃薬を飲んで……でも、飲んでる飲料は「水」ではなく、スポーツドリンクに近いモノなのに、それすら苦しかった。飲めない。押し込む、という感じ。
このままだと主食が「薬」なのではと思うくらいで、きっとこのままだと「拒食症」になりそうで……
ごめん、久し振りに自傷行為に走りそうだよ。
刺激が欲しくて……でも死にたい様な死にたくない様な……
だから、生きてるのを確認したくて手首を傷付けたい。
本当は、……泣きたい……
こういう事かと、今日体験してきた。
今日は大学病院で最終診断を受ける日だった。
半年以上悩んで闘って来た微熱、頭痛、手の震え。
これ以上ないくらい検査を受けた。
それに加えてここ二週間、食欲不振。
とにかく食べたくない。
気持ち悪い。
一口でお腹いっぱいになってしまう。
胃薬が手放せない。
水が飲めない。
水を飲んだら胃もたれする。吐き気がする。水で。
だから今度は水で胃薬を飲む。水で胃もたれしたから、胃もたれから逃れたくて。
痩せた。
やつれた。
食事の時間になると憂鬱になる。
一口食べて「げぷっ」となるから。
私にとっては物凄く重大な事だった。
友達と会って、何をするか。
お茶するか食事するか。
でもそれすら出来ない。
松果体に水膨れがある。
それは放置してていいと言われてるから何の心配もしてない。
けれど、この「食事」や「お茶」がコミュニケーションの一つとなる事が出来ないって、どれだけ憂鬱か。
「何か食べに行きましょう」
が、簡単な一言なのに、今の私には「簡単」じゃない。
食べてるのを見ると気持ち悪くなる。
食欲がなくなる……
なんて、とても言えない。
とにかくそれがこの二週間の最大の悩みだった。
今日病院に行けばそこから救われるんじゃないかと、藁にも縋る気分だった。
そして苦しいのに、最後の力を振り絞って笑って……半分しか笑えなかったけど……酷く食欲がない事、それが心理的なものだと分かっていても、松果体の事で不安は一切ないのにまだ続いてる事をどうしたらいいか……
心は物凄い必死で、話した。
先生は笑った。
「そりゃーどう考えても心理的な問題だねー」
……分かっている。けれど脳の不安はないのに続いてるのが分からない、と言った。
でも、笑われた。
違う。私のこれに対する重みと、先生が感じた思いの重さが違っただけ。
だから、先生は笑った。
……私はもう笑えなくなった。
「ま、いつか何とかなるでしょ。薬は出しません。頭痛は市販ので十分だから」
「あとはうつの方に相談したら?お疲れ様」
……それで終わりだった。
目の前が真っ暗になった。
結局、微熱も震えも、解決していない。
その上に食欲、水が重い事も、何の答えもなかった。
むしろ、笑われた。
その事実の方が私には……絶望、と映った。
何だったんだろう。
検査をすれば治るのかと思って、怖い不安の中を、必死に受けた。
その先には「救い」があるのだと信じて。
違った。
検査して私の心に辿り着いたものは「絶望」だった。
真っ暗になった。
どこを歩いてるのかも分からずに。
目の前が見えずに。
悲しく、歪んで、家に帰った。
そして今夜のご飯は。
具沢山のお味噌汁と小ご飯。
……スプーンでお味噌汁を3杯すくって……胃が満タン。
これ以上食べたら吐く、と思った。
坑うつ薬と吐き気止めと胃薬を飲んで……でも、飲んでる飲料は「水」ではなく、スポーツドリンクに近いモノなのに、それすら苦しかった。飲めない。押し込む、という感じ。
このままだと主食が「薬」なのではと思うくらいで、きっとこのままだと「拒食症」になりそうで……
ごめん、久し振りに自傷行為に走りそうだよ。
刺激が欲しくて……でも死にたい様な死にたくない様な……
だから、生きてるのを確認したくて手首を傷付けたい。
本当は、……泣きたい……