ただ自分の声が聴きたくて

毎日(できるだけ)つれづれなるままに^^ 
うつと本に向かい合うiyuk改め「かぷ」ワールド。

★ 両親との暖かい話し合い。

2005年11月25日 01時30分04秒 | ♪ 沢山の鬱や薬たち
 こんにちは、iyukです。
いつも「お久し振り」ですみません。
今回は自分が書く気力がなかったのと同時に、パソが……壊れまして。

 たった2クリックしかしてないのに
突然「ハードディスクが壊れました」と出たらしい……(だんなさま作業中)。
最初は「簡単なモノだろう」と思っていたら(だんなさまはあわあわ)、
そんなもんじゃなかったらしくて、
うわぁ。とつい他人事のように見守っておりました。
もうもう、だんなさまはあわあわで。
何度も言いますがあわあわで。

 わたしは何が出来るわけでもなく、
落ちているだんなさまの側で座り込んでいました。
なんとなく、このまま読書したら怒られそうな気がして……ハハハ。

 そんなわけで携帯から初記事を打ちますね。
うまく載ってくれればいいのですが……

 先日の祝日。11月23日の祝日。
だんなさまと共にうちの実家に帰りました。
ただ、当日行くとゆっくり出来ないので、
前日の22日から実家に泊まって23日夜に家に帰ることにしました。

 ……まぁ……あたしなので……はしゃぎましたよ(苦笑)。
久しぶりに会えて嬉しいのもあるから楽しい!ってのもあるのですが、
これがまたはしゃぐのがもう無意識に近い反射神経みたいなもので、
寝る時にやっとスイッチが切れて、ぐて、となってました。
いつもそれでだんなさまには怒られます。
その上、元気な私を見て親は
「うつって何だ?」と「元気じゃん」と思う悪循環です。

 そんなこんなで過ごしてた時間ですが、
23日(祝)の夜、猪鍋をつつきながらいつの間にかわたしの話に。
ご飯が食べ終わった頃にはわたしは泣きながら話してました。
自分のうつのことを。

 やっと話せました。
話そうとしても重大に感じてくれなかった両親でしたが、
わたしが手首を切った時点でかなり重く受け止めたような気がしました。
話す時期がやっと来たのだ、と思いました。

 親に「期待通りに育てない罪悪感」を持っていること。
くれる言葉が心配の上にたってるのは分かってるけど、
それをプレッシャーに感じる罪悪感。
「元気になったら仕事をする」というのが暗黙のことが重くて
「治りたくない」という思い。

 様々に。話してきました。
本当は、今度の日曜日に病院で先生から言って貰うはずの話題だったのですが、
自分から勇気を出して話してみたのです。

 ……両親は、優しかった。

 本当に優しかった。
わたしは泣いていて、冷静ではなかったから、
貰った言葉を正確には覚えていないのだけど(父、母、ごめん)、
わたしが「罪悪感」と思ってるモノは、全てがいらないものだと、
優しく説いてくれたのでした。

「落ち込んだ姿などは子供の前では見せないって決めてたよ」
「明るい家庭が作りたかったしね」
「昨晩は、あぁはしゃいでるなぁと思ったよ。はしゃがなくていいのにねぇ」
「そりゃあ親は子供に期待するよね」
「でもその通りに進まなくていいんだよ~」
「罪悪感なんて感じる必要ないじゃん」
「なんで感じるのん?(あっさり)感じる必要ないんだよ~」
「ないよ~iyukがそんな感じる必要ない。あらそしたら楽になれるじゃん」
「なれるねー」
「ねー」

 みたいな感じで(ちょっと違うけど笑)。
その間、色々思ってただろうに一言も言葉を挟んで来なかった兄に凄く感謝。
あそこで口をいれられてたらわたしはどうなったか分からない。

 わたしは……凄い激流にいるような、でも穏やかな大海にいるような、
不思議な気持ちで、でも……心が物凄く安らいで。
大好きな父と母だから、がっかりされたくない、と必死でいた自分から
抜け出したような……そんな気持ちになりました。

 一瞬、親のことが解決したことで
「もう治ったのと同じなんだからお仕事をしなきゃ」と
病気のせいでしょうか、すぐにそう思ってしまったのですけど、
まだ、外からの音がとてつもなく怖かったり、
対人関係に恐ろしく緊張したり、
よっぽどの勇気がないと一人で外にも出られないし、
「あんた問題は山積みでしょ」とだんなさまに言われて
そして「そう思う所が病気なんだ」と改めて思って(でもいつも忘れちゃう)、
日々を過ごしています。

 明日は両親と初めて病院に行くことになってます。
すでに先生がおっしゃる予定のことをわたしが話してしまったので
どうなるやら心配ですが(苦笑)。

 心配なのはだんなさまで、本日39度の熱を出して倒れてしまいました。
少しでも早く治ってくれればいいな、と思います。

 Σ(゜Д゜∥)…!これが「少しでも早く治ってほしい」という気持ちか…!!
自分にとってはとても重荷でプレッシャーになる言葉なのですが、
こうやって人に伝えることに矛盾ですね……。
自分のことになると、めっこりやっほい(ナニソレ)分からなくなるのですね。

 わたしにはこんなにも理解してくれる人がいて、
本当に幸せだし、親からの愛はとても大きくて
今でも「罪悪感なんて感じなくていいんだよ」という言葉に涙します。
とても、わたしにとって親の存在は大きくて……。

 これからもだんなさまと作っていく家庭と
大切な両親と兄の存在に、
きっとたくさん救われると思います。
友人にも。全ての人間関係にも。

本当に、皆、いてくれてありがとう……なのです。

携帯から。iyukでした。