新曲「大阪モノレール」が、句友たちの間で、肖像権の濫用を含め大変な話題となっています。(°▽°)
我が国のモノレールの歴史を振り返ってみると、昭和初期、ドイツ・ヴッパータール空中鉄道(写真)に刺激され、日本でもいくつかのモノレールの建設案があったそうです。(^_^)
しかし、そのほとんどは実現せず、日本で最初のモノレールとなったのは、大阪で行われていた交通電気博覧会で1928年に運用された懸垂式のモノレール、とのこと。(^。^)
1928年といえば、もう100年近く昔の話なんですね。(^-^)
大阪で実現した日本最初のモノレール、詳しく見てみると、1928年の10月から12月にかけて天王寺公園および旧住友邸(のちの慶沢園)で開催された「大礼奉祝交通電気博覧会」において懸垂飛行鉄道合資会社により「空中飛行電車」の名称で短期間試験運行されたものが、日本での最初のモノレールだそうです。(^-^)
モノレールは、会場の3つの展示拠点を結ぶ交通システムとして計画されたものだったが、初めての工事ゆえ遅々として進捗せず、10月1日の博覧会初日に間に合わず、開業したのは閉会間際の11月28日だったそうで、滑り込みギリギリセーフ!?(°▽°)
乗車賃は入場料よりも高かったそうですが連日満員だったといわれ、座席は14、車両機器の詳細は特許出願中のため不明だった、とのこと。m(__)m
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
初期のモノレールは、構想や計画段階で消えたものも含め、レトロなネーミングが、逆に魅力的です。(^。^)
例えば、「江ノ島懸垂電気鉄道」、「東京単軌鉄道」、「上野懸垂電車」、「日本遊覧飛行鉄道」(静岡県)などなど。(^-^)
「遊覧飛行鉄道」なんて、銀河鉄道999のようなイメージで素敵ですよね!!(◎_◎;)
さて、その後、「次世代の交通機関」として期待されたモノレールは、各企業が開発した各方式の実用実験的な役割を兼ねた短距離路線として各地に登場しました。(^_^)
代表的な系譜をたどると、次のようです。(^。^)
1951年(昭和26年):豊島園で遊戯施設として運行される。1968年頃に運行終了し、現存せず。
1957年(昭和32年):上野動物園内のモノレール(東京都交通局上野懸垂線)が開業。事実上の遊戯施設でありながら、東京都交通局が運営主体となった。
1960年(昭和35年):船橋ヘルスセンター園内のモノレールが遊戯施設として開業。跨座式。1977年5月5日に閉園し、現存せず。
1961年(昭和36年):奈良ドリームランドで園内の遊戯施設として開業。3両編成の東芝式。2003年頃より休止状態のまま2006年に閉園し、現存せず。
1962年(昭和37年):犬山のラインパークに名鉄ラインパークモノレール線(後にモンキーパークモノレール線に改称)が開業。日本におけるアルヴェーグ式の第1号路線となる。
1963年(昭和38年):熱海モノレールが免許を取得。熱海駅前と熱海のロープウェイ下を結ぶものでアルヴェーグ式。
1964年(昭和39年):読売ランド(現・よみうりランド)内の音楽堂前 - 読売ランド間 1.8 km で開業。3両編成のアルヴェーグ式。同年8月28日にはさらに 1.1 km 延伸し環状運転となる。全線が園内にあるものの、地方鉄道法(現・鉄道事業法)の適用を受けた路線。
同年2月8日:名古屋市の東山公園内に動物園と植物園の 471 m を結ぶ東山公園モノレールが開業した。サフェージュ式。試験線という位置付けで、名古屋市交通局協力会(名古屋市交通局関連の外郭団体)が運営[36]。1両のみの運行。
そして、ついに、同年9月17日:東京モノレールが開業。アルヴェーグ式。日本初の本格的な交通機関としてのモノレール路線。現在も活躍中の羽田空港アクセス路線です。
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
へぇ〜、戦後から1964東京オリンピック開催までの間、数多くのモノレールが建設されたのですね。(°▽°)
そのほとんどが遊園地関連だったことも意外です。( ; _ ; )/~~~
我が街、大阪にモノレールが登場したのは、千里中央〜南茨木間において、平成2年、1990年のことでしたから、東京モノレールから四半世紀も後の話になりますね。(^-^)
その大阪モノレールは、一時期には営業キロ数で世界最長を誇り、ドバイやパナマに技術指導を行うなど、国際的な地位を確立してきました。(^_^)
そして、目下、南端の門真市駅からさらに南へ約9kmに及ぶ延伸工事を推進中です。(^。^)
2029年の完成を目指しているとのことですから、今から開業が楽しみですね!( ^_^)/~~~
「星月夜空中電車飛行せよ」 祖谷馬関
我が国のモノレールの歴史を振り返ってみると、昭和初期、ドイツ・ヴッパータール空中鉄道(写真)に刺激され、日本でもいくつかのモノレールの建設案があったそうです。(^_^)
しかし、そのほとんどは実現せず、日本で最初のモノレールとなったのは、大阪で行われていた交通電気博覧会で1928年に運用された懸垂式のモノレール、とのこと。(^。^)
1928年といえば、もう100年近く昔の話なんですね。(^-^)
大阪で実現した日本最初のモノレール、詳しく見てみると、1928年の10月から12月にかけて天王寺公園および旧住友邸(のちの慶沢園)で開催された「大礼奉祝交通電気博覧会」において懸垂飛行鉄道合資会社により「空中飛行電車」の名称で短期間試験運行されたものが、日本での最初のモノレールだそうです。(^-^)
モノレールは、会場の3つの展示拠点を結ぶ交通システムとして計画されたものだったが、初めての工事ゆえ遅々として進捗せず、10月1日の博覧会初日に間に合わず、開業したのは閉会間際の11月28日だったそうで、滑り込みギリギリセーフ!?(°▽°)
乗車賃は入場料よりも高かったそうですが連日満員だったといわれ、座席は14、車両機器の詳細は特許出願中のため不明だった、とのこと。m(__)m
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
初期のモノレールは、構想や計画段階で消えたものも含め、レトロなネーミングが、逆に魅力的です。(^。^)
例えば、「江ノ島懸垂電気鉄道」、「東京単軌鉄道」、「上野懸垂電車」、「日本遊覧飛行鉄道」(静岡県)などなど。(^-^)
「遊覧飛行鉄道」なんて、銀河鉄道999のようなイメージで素敵ですよね!!(◎_◎;)
さて、その後、「次世代の交通機関」として期待されたモノレールは、各企業が開発した各方式の実用実験的な役割を兼ねた短距離路線として各地に登場しました。(^_^)
代表的な系譜をたどると、次のようです。(^。^)
1951年(昭和26年):豊島園で遊戯施設として運行される。1968年頃に運行終了し、現存せず。
1957年(昭和32年):上野動物園内のモノレール(東京都交通局上野懸垂線)が開業。事実上の遊戯施設でありながら、東京都交通局が運営主体となった。
1960年(昭和35年):船橋ヘルスセンター園内のモノレールが遊戯施設として開業。跨座式。1977年5月5日に閉園し、現存せず。
1961年(昭和36年):奈良ドリームランドで園内の遊戯施設として開業。3両編成の東芝式。2003年頃より休止状態のまま2006年に閉園し、現存せず。
1962年(昭和37年):犬山のラインパークに名鉄ラインパークモノレール線(後にモンキーパークモノレール線に改称)が開業。日本におけるアルヴェーグ式の第1号路線となる。
1963年(昭和38年):熱海モノレールが免許を取得。熱海駅前と熱海のロープウェイ下を結ぶものでアルヴェーグ式。
1964年(昭和39年):読売ランド(現・よみうりランド)内の音楽堂前 - 読売ランド間 1.8 km で開業。3両編成のアルヴェーグ式。同年8月28日にはさらに 1.1 km 延伸し環状運転となる。全線が園内にあるものの、地方鉄道法(現・鉄道事業法)の適用を受けた路線。
同年2月8日:名古屋市の東山公園内に動物園と植物園の 471 m を結ぶ東山公園モノレールが開業した。サフェージュ式。試験線という位置付けで、名古屋市交通局協力会(名古屋市交通局関連の外郭団体)が運営[36]。1両のみの運行。
そして、ついに、同年9月17日:東京モノレールが開業。アルヴェーグ式。日本初の本格的な交通機関としてのモノレール路線。現在も活躍中の羽田空港アクセス路線です。
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
へぇ〜、戦後から1964東京オリンピック開催までの間、数多くのモノレールが建設されたのですね。(°▽°)
そのほとんどが遊園地関連だったことも意外です。( ; _ ; )/~~~
我が街、大阪にモノレールが登場したのは、千里中央〜南茨木間において、平成2年、1990年のことでしたから、東京モノレールから四半世紀も後の話になりますね。(^-^)
その大阪モノレールは、一時期には営業キロ数で世界最長を誇り、ドバイやパナマに技術指導を行うなど、国際的な地位を確立してきました。(^_^)
そして、目下、南端の門真市駅からさらに南へ約9kmに及ぶ延伸工事を推進中です。(^。^)
2029年の完成を目指しているとのことですから、今から開業が楽しみですね!( ^_^)/~~~
「星月夜空中電車飛行せよ」 祖谷馬関
(注)星月夜は秋の季語。ゴッホの有名な絵画のタイトルとして知っている人もいるかもしれません。 星月夜には、星の光が月のように明るい夜、星明かりの夜などの意味があります。