東京都知事選挙とあめんぼう

東京都知事選挙、小池知事が３期目をめざして出馬表明されましたね。(^｡^)

ここで、何気なく使う「出馬」という言葉ですが、次のような意味があるようです。(^-^)

１ 馬に乗って出かけること。特に、戦場に出向くこと。
２ 地位の高い人などが、その場に出向いて事に臨むこと。「社長自身が—して交渉に応じる」
３ 選挙に立候補すること。「参院選に—する」

語源としては、やはり、選挙に立候補するのを、戦に馬に跨り赴くことに見立てたのだそうです。٩( ᐛ )و

今の選挙も、死人が出ないだけで、勢力・権力争いという点は戦国の戦と変わらない、との見解も添えられています。(^_^)

ちなみに、選挙に使われる言葉として、出馬のほか、「対抗馬」、「一騎打ち」など、馬に関する言葉がありますね。(^-^)

さて、東京都知事選挙の争点としては、現職である小池知事の2期8年にわたる都政運営の評価はもちろん、東京都の去年の出生率が0.99と1を下回った中、今後の少子化対策や子育て支援のあり方も問われそうです。(^｡^)

また、都が事業を認可したものの、反対の声も上がっている「明治神宮外苑の再開発」、さらには、「政治とカネの問題」や「物価高騰対策」などについても論戦が交わされるものと見られています。m(._.)m

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馬関的には、何といっても、石丸伸二氏の動きが気になります。(^-^)

広島県の安芸高田市長を辞め、「東京一極集中の是正」を「地方都市との共存共栄」の目線から紐解き、人口や都市の「多極分散」こそが日本再生の処方箋と説いています。( ^_^)/~~~

石丸氏の論法には、以前から説得力を感じていますが、確かに、東京への過度な一極集中は、日本国土の均衡ある発展を歪め、地方都市の衰退に拍車をかけていますよね。(^｡^)

と、ここまで来て、ふと、「多極分散型の国土形成」や「国土の均衡ある発展」というフレーズは、どこかで聞いたことあるぞ、と思い至りました。(^-^)

そのとおり、かつての「全国総合開発計画」、現在の「国土形成計画」ですが、確か、第四次の計画、いわゆる「四全総」において、「多極分散型国土形成」が謳われ、その後、首都機能移転の下敷きとなる「多極分散型国土形成促進法」が制定されていたはずです。(^_^)

「先祖帰り」という言葉もありますが、石丸氏の論法は、「古くて新しいもの」、「一周して元に戻ったもの」と片付けられない論理性を含んでいますよね。( ; _ ; )/~~~

その石丸候補を、全国知事会が後押しするとの情報を得ましたが、さもありなん、、、地方都市の集まりなのですから、東京一極集中の是正は、すべての知事がWin-Winとなれるテーマなのですから。( ^_^)/~~~

石丸伸二候補は、東京都知事選挙の台風の目となるかもしれませんね。٩( ᐛ )و

「水の馬軽やかに勝てあめんぼう」　祖谷馬関

（注）水馬（あめんぼ）は夏の季語。鋼のような六本の細長い足で水面を滑る。夏、池、川、湖などあちこちの水面に見られる。
細かい毛が密生した六本の長い脚を持つ。中脚と後脚がとくに発達している。水の表面張力を利用して水上を自由に移動し、魚の死骸などの獲物を探す。成虫になると羽ができ他の水域へも移動できるようになる。捕まえると飴のようなにおいを発するので、アメンボという名がある。