岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

菜@本八幡

2007-07-15 12:28:48 | ラーメンレポ
菜@本八幡


【地図】千葉県市川市南八幡2-4-17

2007年7月7日 午後6時半頃訪問

京葉道路市川インターの近くにあるこのお店は、車であちこち行く際によく前を通っているのですが、人気店であるにもかかわらず、なぜか初の来店です。
っていうか以前から気になっていたのですが、どうもいつもタイミングが悪かったのですね。

フランス料理出身で、様々な飲食店を経験したというご主人はにこやかで物腰が柔らかい方です。
ラーメンは、豚骨ベース、鶏がらベースで醤油、塩、濃口醤油の2×3の6種類、これに味噌が白、赤、麦と有って、もう一つ濃厚濃口かつおで10種類のらーめんとつけめんがあります。
さらに潮菜めん、そして月替わりで1日10食の限定メニューもあります。
これだけメニューが豊富だと結構迷ってしまいますなあ。

とは言いつつも、一番オーソドックスなものを注文するのがこういうときのしきたり、醤油か塩で迷いましたが、やはり基本中の基本ということで醤油にしました。


四角い丼がオシャレ・・・なんていわれそうですが、個人的にはちょっと小賢しいと思ってみたりする捻くれ物です。
さて、鶏がらとかつお主体のスープは薄味ですが、しっかりと美味さがあり、奥の深い味。


チャーシューは弾力があり、しかも味が表面だけでなく、芯まで行き渡っており、複雑なスパイスの香りもします。
恐らく塩漬けにしてからスープで煮込むフランス料理の調理法(ポーサレ)を応用しているのではないでしょうか?


スープが薄味なので麺をいただいたときに「薄っ!」って思うのですが、加水率が低く伸びやすい麺を逆に利用してかために茹で、スープの旨味を吸わせるのはみごと、これのおかげでスープと麺に一体感が生まれます。

スープ、麺、具すべてに行き届いた、非常に美味しいラーメンで、常連客が多いのも頷けます。
ちょっとだけ気になったことが・・・お店では鶏がら、豚骨、かつおなど数種類のスープを取っていてしょうがないことではあるのですが、これが渾然となった厨房の匂いは入ったときにちょっと気になりました。
出来れば換気をもう少し考えていただきたいものです。
それ以外は満点に近いらーめん。
今度は塩か豚骨を頼んでみたいですね。


■激ウマラーメン千葉(2007年版)


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九州ラーメン 野永や@横浜瀬谷

2007-07-15 12:24:39 | ラーメンレポ

【地図】神奈川県横浜市瀬谷区橋戸3-61-1

2007年7月7日 昼頃訪問

一昨日くらいから博多系の白い豚骨スープが何故か無性に恋しいのが続いています。
諸事情あって神奈川の大和にある嫁の実家に嫁と息子を送り届けた帰り、見つけた野永やに寄って見ました。
愛用しているラーメンの検索サイト「超らーめんナビ」で検索したのですが、ガイドブックにはほとんど載っていないのに、実際に食した人の点数がやたら高かったので期待大です。


ビローンと広いL字のカウンターは15席くらいでしょうか?
カウンターには紅しょうが、ゴマ、ニンニク、唐辛子ペースト、こしょうと並ぶ辺りは九州ラーメンっぽいですね。
個人的に辛子高菜があるとベストなのですが・・・。


とんこつ醤油ラーメンと博多ラーメン(どちらも600円)が2枚看板らしいですが、ここは恋しい白いスープの博多の方で行かせていただきます。それにきくらげをトッピング(100円)。


スープは期待通りの真っ白すーぷ。
しかし、あまりしつこさは無く、濃厚さの方が際立っています。
豚骨独特の臭みも巧みに抑えています。厚切りのチャーシューも嬉しいですねえ。


麺は博多らしい白くて断面が丸い細麺をかた茹で仕上げ。
パキパキとした食感が「おれは今九州ラーメンを食べているんだ」感を演出してくれます。

そして具を残す計算をしながら麺を食べ終えたら「替え玉ぁ!」のコール
こちらのお店の替え玉は150円とちょっと高めなので「どうしようかなあ・・・」と思っていたのですが、やはりちょっと空腹感に耐えられませんでした。
替え玉の麺が入った丼をひっくり返して・・・はっ!

ちょっと迫力を演出してみました・・・。
なんと替え玉にチャーシューの切れ端が4個も!これはお得!150円も頷けます。

店員さんが「味が薄かったら言ってくださいね」と声をかけてくれました。嬉しい心遣いですね。
しかし、もともと濃厚なスープなので問題なし。
しかも・・・

ここで紅しょうがとゴマを投入。ヤッパリ豚骨はこれやんないといけません!
ズルズルと一気にいただいてしまいます。
う~美味しかった。ごちそうさまでした。


■激ウマラーメン神奈川(2007年版)


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元祖一条流十一代目 がんこラーメン@行徳

2007-07-08 14:38:29 | ラーメンレポ

【地図】千葉県市川市行徳駅前2-21-22-1007

2007年7月3日 午後7時頃訪問

本日は久しぶりに向かった某国際展示場でお仕事。
その帰りに寄ったのがこちらの元祖一条流がんこの行徳。
美味しいと評判が良く、昔通っていた扇橋のがんこもこちらの出身だそうです。
というわけで、醤油、塩とがんこらしいメニューが並んでいる中、がんこでは珍しい味噌がありました。
味噌の方に後ろ髪を引かれつつも、醤油を「あっさり」で注文。
醤油ラーメンには「あっさり」「中間」「こってり」とありまして、これを頼むと背脂の量が「なし」「少なめ」「多め」で調整してくれます。


大判のチャーシューが乗るのはがんこの特徴的なスタイル。
このチャーシューが最初は硬めなのですが、食べ進むうちにスープにとろけてくるのが魅力です。


牛骨、豚骨、鶏がら、煮干、鰹節など複雑な旨味が交差するスープ。
一体このスープはどうやって作っているのでしょうか?
まったく謎です。


チャーシューも美味しいのですが、このメンマもシャキッとした食感を残してなかなかおいしくしあがっておりました。


麺は、ちょっとかために茹で上げた細縮れ麺。
先のスープとも相性が良く、するすると食べてしまいます。
それにしてもこのスープ・・・絶品だなあ~。
ごちそうさまでした。

追伸:「がんこ」というと怖い店主さんを思い浮かべますが、こちらの店主さんはあくまで腰が低く、気持ちの良い接客で好感が持てます。
またこちらのお店は駐車場が無いので、出来れば電車かバスで、車で行く方は近くのコインパーキングなどに止めましょう。
無類の路上駐車天国なので、最近話題の駐車監視委員が回ってますよ。


■激ウマラーメン千葉(2007年版)


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新潟燕系背脂らーめん

2007-07-04 14:43:27 | 自作ラーメン


そういえばちょっと前に買った冷凍の豚骨と背脂が余っていたので整理のためにラーメンでも作ってみました。
目指すは新潟は燕市は福来亭のラーメンとして最近にわかに注目を浴びた燕背脂ラーメン。
豚骨と煮干中心でとったスープにちょっとしょっぱいくらいの醤油だれ、その上にたっぷりの背脂が浮かびます。麺は平たい極太麺を使用。
背脂があまりに多いので、現地では「大油ラーメン」なんて俗称もあるようですな。

燕市は工業都市でありまして、工場で働く人達が出前でラーメンを頼むのに、生まれたスタイルだそうです。
遅くまで働く人のために醤油を濃い目にする。
麺が伸びにくいように太めにする。
熱々のスープが冷えないように背脂で蓋をする。
もともとそういったニーズの元に生まれたラーメンです。

今回は麺を作っている余裕が無かったので、伸びにくい札幌ラーメン風の中太麺でご勘弁。
あとメンマの代わりに自家製で作った干し筍を使用しています。

鍋は今回、煮干用、スープ用、たれ用、メンマ用、個別のスープブレンド用、麺茹で用の6つを使いますので、それぞれにA、B、C、D、E、Fで表記します。
鍋6つなんていうと「そんなにねえよ」という声も聞こえてきそうですが、6つを一度に使っているわけでなく、時間差で使い分けております。

★★材料(約4人前)★★
■スープ
 豚骨(げんこつ)・・・・2本
 豚肩ロースかたまり・・・300gくらい(タレにも転用)
 煮干・・・・・・・・・・100g
 ネギの葉・・・・・・・・1本分
 しょうが・・・・・・・・1かけ
 ニンニク・・・・・・・・2片
 背脂・・・・・・・・・・適量(表面に浮かす背脂に転用)
■タレ&チャーシュー
 醤油・・・・・・・・・・500ml
 酒・・・・・・・・・・・200ml
 ネギの葉・・・・・・・・1本分
 しょうが・・・・・・・・1かけ
 スープの項で下湯でした肩ロース肉
■メンマ
 干し筍・・・・・・・・・適量
■麺など
 生麺・・・・・・・・・・4袋(なるべく太麺を用意する)
 ネギ

★★作り方★★
■スープ
 1.煮干の頭と腸をとり、鍋Aに入れ、冷水につけておく。
 2.豚骨を半分に割り、鍋Bにお湯を沸騰させ5分ほど下茹でする
 3.下茹での終わった豚骨を流水で良く洗う
 4.再度鍋Bにお湯を沸騰させ、下処理の終わった豚骨を入れ、2時間ほど煮込む。火加減は強めに沸騰させ続ける。最初に出てくる灰色の灰汁は丁寧に掬う
 5.豚肩ロースのかたまり肉と扱いやすい大きさに切った背脂を鍋Aに加え90分ほど下茹でする
 6.かたまり肉と背脂を引上げたら、代わってネギの葉、しょうが、ニンニクを入れてさらに2時間ほど煮込む
 7.鍋Bを弱火にかけ、ゆっくりと加熱する。沸騰寸前で火を止めておく
 8.鍋Aの野菜を取り出して、鍋Bの煮干スープを煮干ごと入れ1時間煮込む
 9.火を止め、ガラ類をすべて引上げて完成

 ※4~7までの工程は火をガンガンに沸かしているので、水分が蒸発します。そのときはやかんや別の鍋で沸騰させたお湯を足してください。煮干を加えてからは風味が飛ぶのを防ぐためにやりません。
 
■タレ&チャーシュー
 1.スープの項で下茹での終わった肩ロース肉を取り出し、一度水で周りについている肉片を洗う
 2.鍋Cに醤油、酒を入れ、ひと煮立ちさせた後、下茹でした肩ロース肉を入れて60分程煮込む
 3.火から下ろして煮汁につけたまま荒熱をとる
 4.肉を引上げてバットの上で軽く水分を飛ばした後、ラップで包んで冷蔵庫で保存する
 5.煮汁を再び火にかけ、8分目くらいまで煮詰めて完成

■メンマ(干し筍)
 1.干し筍をボールに入れに熱湯をかけて半日ほどかけて戻す
 2.シャーシューのタレをスープで伸ばし、ラーメンスープと同様のものを作る
 3.戻した干し筍を適当な大きさに切って、2の煮汁で30分程煮詰める
 4.そのまま火からおろして、煮汁につけたまま冷まして味を含ませたら完成

■背脂
 1.スープの項で下茹でした背脂を熱いうちにフードプロセッサで荒くミンチにして完成

■全体
 1.
 1.鍋E麺を茹でる1人前は1袋
 2.丼でタレ30~50mlとスープ300ml、そして背脂を混ぜる
 3.湯であがった麺を上げて、丼へ
 4.切り分けたチャーシュー、メンマ、ねぎを乗せて完成!!

★★ポイント★★
スープは下茹でから始まって12時間ほどかかる本格レシピになってしまいました。
先週のラーメン二郎風ラーメンとは比較になりません。
とくに煮干の風味は飛びやすいので、ある程度のところで火を止め、臭みを出さない用にガラ類を取り出して冷やして保存し、個別に盛り付けるときに再加熱するようにしています。

チャーシューのタレですがとっておいて、次のときに継ぎ足して使うとどんどん美味しくなります。
ラーメンを作らないときでも、豚肉が安いときに買ってきて、煮豚を作るときなんかにも使えます。
火を入れなくても冷蔵庫で保管すれば3ヶ月くらいは軽く、定期的に沸騰させれば半永久的に持ちますよ。

メンマは今回入手の難しい干し筍なんか使用してしまいましたが、もちろん水煮や塩蔵のメンマでもOKです。


■豚げんこつ1kg[冷凍]

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三幸苑@横浜野毛

2007-07-04 10:01:41 | ラーメンレポ

【地図】神奈川県横浜市中区野毛町2-87

2007年6月28日 午後9時頃訪問

昨日振られたお店がこちらの三幸苑です。
仕事が意外と遅くまでかかってしまい、昨日ガッツリ呑んだので、今日は軽めにしよう。
ということで三幸苑のタンメンであります!

今夜は自由行動で・・・と言っていたのにF山師、Y嬢、I嬢と4人で来てしまいました。
別にKKK氏をのけ者にしようとしたわけではありません。

というわけでタンメン、餃子、ビール!というこちらのお店では黄金率の三角形を形成すると言われる(勝手に言っている)三種の神器。

昨日「中華料理店において、麺料理と餃子とビールを頼んだ際の餃子とビールの優位性」について書きましたが、今夜その悲劇が・・・。
まずはじめに提供されたビールをチビチビやりながら餃子を待っていたのですが、残念なことにタンメンが先に来てしまいました。
ガッカリです。

すっかり麺が延びてしまうのもヤなのでいただきますよ。


大量の豚骨、鶏がらのスープは野菜の旨味が絡んで複雑な味になっております。
もやし、白菜、ニラなど野菜の量はかなりのもの、この大量な野菜を食べないと麺にたどり着けません。


麺は、結構太目の幅広麺、柔らかめに茹でてあるので、硬め好きの人には今一つかもしれませんが、個人的にはこれはスープの旨味を吸っていて美味しいと思います。


さて・・・失意の餃子がやってきましたよ。


いや、でもね、この餃子パリッと焼きあがっていてうまいよ!
自家製ラー油も辛味と香味があって良いし。
そうそう、今日のブレンドはラー油、酢、醤油を5:3:2。超防御型の布陣で挑んでおります。

う~~んまずは餃子とビールを注文して、落ち着いたところでタンメンだな・・・。
ごちそうさまでした。


デイブ平尾氏も推薦されております。

【デイブ平尾】


■激ウマラーメン神奈川(2007年版)

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三陽@横浜野毛

2007-07-02 22:56:15 | ラーメンレポ

【三陽】

2007年6月27日 午後10時頃訪問

呑んで食ってでも最後はラーメンで締めたいラーメンヲタクであります。
お目当ての店があったのですが、ちょいと時間が遅かったようで間に合いませんでした。
次点のお店は何件か有ったのですが手近に済ませたい今日この頃。
その店の裏道にある三陽にやってきました。

半分オープンテラスなこのお店は「楊貴妃も腰抜かすギャルのアイドルチンチン麺」などノケゾル下ネタの応酬で女性一人などでは絶対入れないようなお店です。
でも面白半分で女性を連れて来店する男はよくいます。
微妙にセクハラチックな気がするのは気のせいでしょうか?

さて入店してカウンターに座ると
「お客さん、まずは餃子とビールでいいですか?」
といういきなり店員さんがメニューを決め出しするという激しい攻撃。
前の店は、ちょっとボリューム的に少なめだったので、とりあえずそれに従い、餃子でビールを呑みます。


ビールの突き出しに出てくるのは、ニンニクのしょうゆ漬け。
とりあえずこの店は、来た客をある種ギンギンにしたいようですな。


ちなみにタレのブレンドはラー油、酢、醤油を4:4:2。ブラジル伝統のフォーメーションですな。
すぐに出てくる餃子ですが、こちらのお店、基本的にいつでも餃子を焼いておりまして、来た客に提供する心積もりでいます。
だから後ろのテーブルで
「いりません」
と言った客さんは
「当店自慢の餃子ですが、いりませんか」
「いいです」
「じゃあ、ビールを一本」
「水でいいです」
「水だけじゃあ寂しくないですか?」
「いいえ、ラーメンください」
このように激しい厨房からの攻撃にさらされることになります。

それにしても、多少うっとうしくはありますが、ビールを頼んでほとんど同時に餃子が出てくるのはありがたくもありますな。
ああ見えて餃子って意外に焼くのに時間がかかるんですよね。
店によってはラーメンの後に出てきたりして・・・「じゃあ、このビールは何だったのか・・・」とか思うこともあるので、これはこれでよいシステムだと思います。


そしてしばしの後、ビールも、餃子もなくなって頼んだラーメン。
豚骨&鶏がらのスープは基本的な味。
上に乗っているメンマ、ラーメンの具としては過剰な味付けなのですが、肴、特にビールには非常に良いです。
チャーシューもやや味が濃い目でよい感じ。
ビールもう一本頼みたくなる気分。いやいや、もう止めておこうよ。


麺は非常にオーソドックスな中細の中華麺ですが、札幌ラーメンのような硬質な食感があります。

まあ、ラーメンの味はどうこう言うよりもちょっと一回行って見ても面白いお店ではないでしょうか?
ごちそうさまでした。


■激ウマラーメン神奈川(2007年版)

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魚と酒 はなたれ@横浜野毛

2007-07-02 12:51:27 | 外食レポ
【地図】神奈川県横浜市中区花咲町1-46-1 GSプラザ桜木町駅前ビル102

2007年6月27日 午後6時頃訪問

本日より横浜某所の仕事でお仕事です。
宿泊仕事なので、サクッと仕上げて仕事は完了。
今回お願いしているフリーのオペレータ、KKK氏の誘いで向かった先は桜木町のはなたれ。
神奈川県内で揚がった厳選した魚と「はなたれ」という焼酎の一番絞りの原酒が楽しめるお店であります。


まずはつきだし。
蛍烏賊の塩辛ときゅうり。


日中ずいぶん暑く、汗をかいたので冷やしトマトが染みます。


蛸の刺身は、わさび醤油の他に塩もついています。
この塩を軽く振って、添えてある柚子をちょいと絞ってパク。
うう・・ンマイ!
いわゆる茹蛸ですが、新鮮なうちに処理が出来ているのが、皮部分がまだ柔らかく、中の方が程よい弾力が残ります。


生枝豆・・・って書いてあったんで「生のまま出てくるのか?それで食べられるのか?」と不安でしたが、「注文を受けてから生の枝豆を茹でる」という意味なのですね。
茹でたて枝豆は美味しいです。
茹でただけのホカホカで出てくるのですが、個人的には一回水で締めた冷たい枝豆の方が好きだなあ。

と、前菜が続きましたが・・・

着ましたよ。新鮮な魚たち!
炙りしめ鯖としこいわしの刺身!!
右側のしこいわしは一般には「かたくちいわし」のこと。「背黒いわし」「ひこいわし」などどこでも取れるのでいろんな呼び名があります。
ちょっとほろ苦いような青魚の味が堪能できます。
そして、左手が炙りしめ鯖。
炙ることによって程よく脂が落ちたしめさばをおろしポン酢でいただきます。
あはははははははは・・・笑っちゃうくらい美味い!


野菜のかき揚げは、「好みで塩でどうぞ」といわれましたが、かき揚げは天つゆ頂いた方が美味しいと思っております。
塩で食べると確かにさっくり感が増すのですが、天つゆのあの鰹出汁の風味が無いと寂しいというかなんというか・・・とにかくかき揚げには天つゆなのです。


最後は左から、三崎の鮪、大とろと赤身の二種盛り、そして炙ってないしめ鯖。
炙ってないしめ鯖は今度はポン酢ではなく、わさび醤油で・・・こちらもなかなかですな。
ただ、新鮮な鯖なので、それを生かすため塩と酢を相当加減しているようですが、個人的にはもう少し塩と酢を利かせてくれてもいいかな?

そして鮪ですが、本鮪はヤッパリ赤身が美味しいですね。
とろも美味いのですが、赤身の鉄分を感じるようなほのかな酸味の中に、ジンワリと脂の風味が広がるのがたまりません。

KKKさん、いいお店を教えていただいてありがとうございます。
ごちそうさまでした。


■居酒屋道楽

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四川料理 天華@品川駅港南口

2007-07-01 21:29:07 | ラーメンレポ

【地図】東京都港区港南2-2-8

2007年6月25日 午後1時頃訪問

通常の勤務だったのですが、昼過ぎにちょっと外に出る用事があったので品川駅港南口の四川料理店天華に寄ってみました。

以前に四川正宗坦々麺を紹介したお店です。
今回頼んだのはもう一つの看板料理、コショーそば(750円)


極悪なまでに表面にちりばめられた粉胡椒の山。


その下にはもやしを中心としたとろみのあるタンメン風のスープ。


とろみがあって熱々なので、全然冷めません。
当然食べるのに時間がかかるので、麺は延びる時間を考慮して結構堅めに茹で上がっています。

食べ方として胡椒の刺激が欲しい方はあまり混ぜないで、混ぜるととろみの中に胡椒の刺激が埋没してマイルドになります。
更なる刺激を求める方は、テーブル上の胡椒で増量も可。

ただし、食べ終わった後は、胡椒の刺激で体はポカポカ、口はヒリヒリ、目には涙、鼻にも涙が・・・・。
それでもまた食べようとしてしまう麻薬性ですが、しかし意外にも正当な四川麺料理であると思います。
ごちそうさまでした。

あふぇ里映と

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ラーメン二郎自作レシピ(Var.iwa)

2007-07-01 08:59:05 | 自作ラーメン
~※2009年10月5日追記
この記事は読み物ととしてお楽しみもいただけますが、以降にグレードアップした、二郎レシピがあります。
二郎のレシピを参考にしにきた方は

【ラーメン二郎レシピ Ver.iwa 3.0前編】
【ラーメン二郎レシピ Ver.iwa 3.0後編】

この辺の記事を参考にしてみてください。麺も打ってます。
ではでは
追記ここまで~



終に・・・自宅で・・・二郎を作ってしまいました。
意外にも近い味で出来てしまったのでびっくり・・・。
しかも1時間で出来上がるお手軽レシピとしてどうぞ。
スープ用、タレ&豚用、麺もやし茹で用と鍋を3種類の鍋が登場するので、それぞれスープ用をA、タレ用をB、もやし麺茹で用をCで表記することにしました。
特にCは麺茹でをする鍋なのです。なるべくたっぷりのお湯で茹でたいので、大きな鍋を用意しましょう。

★★材料(約2人前)★★

■スープ
 豚バラ肉スライス・・・・200g
 豚肩ロースかたまり・・・300gくらい(タレにも転用)
 背脂・・・・・・・・・・あれば
■タレ&豚
 醤油・・・・・・・・・・350ml
 みりん・・・・・・・・・150ml
 スープの項で下湯でした肩ロース肉
■麺など
 生麺・・・・・・・・・・4袋(なるべく太麺を用意する)
 もやし・・・・・・・・・2袋
 にんにくいりますか?

★★作り方★★
■スープ
 1.豚バラ肉スライスを包丁で細かく刻み、鍋Aに水と一緒に入れて火を入れる。沸騰するまでかき混ぜ続ける。
 2.沸騰した後も強火で1時間炊き続ける。水が少なくなったら水ではなく、沸騰したお湯を足していく
 3.肩ロースのかたまり肉を100g位に切り分けて鍋Aで15分ほど
下茹でする
 4.鍋Aのスープを漉すして ※背脂がある場合はここで粗みじんに切り分けた背脂を入れて皿に15分ほど強火で煮込む

■タレ&豚
 1.下茹での終わった肩ロース肉を取り出し、一度水で周りについている肉片を洗う
 2.鍋Bに醤油、酒、みりん、塩を入れ、ひと煮立ちさせた後、下茹でした肩ロース肉を入れて30分程煮込む
 3.火から下ろしてそのまま冷ましておく

■その他の下準備
 1.もやしを茹でてザルに上げておく
 2.ニンニクをみじん切りにしておく

■全体
 1.鍋C麺を茹でる1人前は2袋!!
 2.丼でタレ70mlとスープ300mlを混ぜる
 3.湯であがった麺を上げて、丼へ
 4.切り分けた豚、もやし、にんにくを乗せて完成!!

★★ポイント★★
今回は短時間の中で肉旨味をスープに出すために、バラ肉を細かく切って使うという手法をとりました。
普通の挽肉でも良い気もしますが、このほうが脂水スープの再現が出来ると思っての判断です。
多分このスープに豚骨を加えて、3時間くらい煮込むと、ほとんど二郎と同じ味になると思います。

ちなみに醤油なのですが、三田本店の二郎などではカネシ醤油という二郎専用の醤油を使用しています。(店舗によっては違うところもあります)
ウチにある醤油はキッコーマンの丸大豆醤油を使用しておりまして、この醤油だとまろやかになりすぎるため、酒と塩を添加して調整しました。
みりんも「みりん風調味料」を使用していると聞いています。
また、グルエースというグルタミン酸系の化学調味料を使用しておりますが、ウチにはその手の調味料が無いので使用しておりません。
多分これを入れると更に・・・。


そして麺ですが、2人前と表記しているのに4袋ある理由ですが、基本的に二郎は250g以上の麺の量を基本としています。
通常に売っている生麺は120~150g辺りが普通なので、とても二郎では追いつきません。
皆さんも自作の際には麺量、そして麺の太さは超極太を最重要課題にしていただきたいと思います。

最後にこう書いてしまうと元も子もないのですが・・・

二郎なんだから、細かいことは気にせず豪快に作って豪快に食べましょう。
「美味い」は後からついてきます。
多分二郎ってのはそういうモンです。


■麺だけ別売り♪極太麺

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