
もらった素麺、余ってませんか?
そろそろ、冷やしてめんつゆで食べるのは飽きてませんか?
そんなあなたに油素そうめんはいかがでしょう?
最近静かなブームとなっているらしいです。
「静かなブーム」と「あんまり流行っていない」というのの差がよく解らなくはありますが・・・。
もともとこの油そうめんは奄美大島の郷土料理らしいですが、これは素麺の産地ということではなく、江戸時代後期、薩摩藩の領地であった同島はサトウキビ以外の農業を一切禁止してサトウキビのみを生産することを命じられたそうで、米やほかの農作物はそのサトウキビと引き換えに、薩摩藩が配給したそうです。
その米が不足した時は代用品としてそうめんも入ってきたらしく、それ以来そうめんを食べる習慣が広がったらしいですな。
タイトルの油そうめんが登場するのは明治維新以降らしいです。
ちなみに、そのサトウキビで潤った財政で薩摩藩は武器弾薬を揃え、江戸幕府に対抗しうるほどの軍事力を育てていくのですな。
さて皆さん勉強になりましたね。
というわけでレシピです。
★★材料(2人前)★★
そうめん(乾麺)・・・・2把
玉ねぎ・・・・・・・・・1/4個
長ねぎの葉・・・・・・・1/2本分
鶏肉・・・・・・・・・・50gくらい
きくらげ・・・・・・・・2~3個
サラダ油・・・・・・・・大さじ2
醤油・・・・・・・・・・適量
塩・・・・・・・・・・・適量
胡椒・・・・・・・・・・適量
★★作り方★★
1.長ねぎは半分に割って斜め切り、玉ねぎは細いくし切り、きくらげは細長く切る
2.鶏肉は細長く切って、予め塩胡椒しておく
3.そうめんをかなり固めに茹で、一度水にさらし、サラダ油を絡める
4.よく熱したフライパンに油(分量外)を引き、馴染ませたら鶏肉を入れて炒める
5.鶏肉に火が通ったら、長ねぎ、玉ねぎを入れて最後に油を絡ませたそうめんを入れて炒める。
6.炒めながら塩胡椒、仕上げに醤油をかけまわして完成。
★★ポイント★★
本場奄美大島では家庭料理ごとのレシピがありますので、そんなにこの材料や順序にこだわることもないでしょう。
野菜は今回、長ねぎと玉ねぎを使いましたが、他にピーマンや、人参の細切りを加えても良いですし、豚肉やハム、ベーコン、ランチョンミートなんかでも良いと思います。
要はそうめんを固めに茹でて、油を絡めて炒めれば完成です。
余り気味のそうめんの処理や、冷蔵庫の残り野菜の整理にどうぞ。
さいきんこんなレシピばっかりな気がするのですが・・・いやいや
ではでは


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