岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

麺や木蓮のニボ豚そば

2014-01-31 09:30:13 | ラーメンレポ
麺や木蓮は、松戸のお隣、鎌ヶ谷市は新京成線くぬぎ山駅近くのお店。
昨年末にお邪魔いたしまして、看板メニューの豚そばをいただきました。





その時の写真。
濃厚な豚骨スープに、ザックリした食感の低加水麺。
御主人の出身は知らないのですが、九州系のしっかりとした豚骨ラーメンでした。

美味しかったので

「これは絶対また来なければ!」

と店を出てなぜか気合を入れ直したものです。

そして本日、再訪することに相成りました。



こちらが、お店の外装。
そうなんです、トレーラーハウスを改装してるんですよね。



店前の看板にも下の方にトレーラーハウスの文字。
ただ、このまま走るのにはどうなんだろう?

むしろ店舗を立てる手間と費用を節約するために移動出来る、プレハブ的なものを持ってきた、っていう感じでしょうか?



看板が立っている以外には、砂利の駐車場ですもんねえ。
そうそう、今回は嫁も同伴です。

っていうか、前回食べた時に「絶対嫁この手のラーメン好きだわ~」って思ったのが再訪の理由です。
まあ私も食べたかったんですけどね。

ということで入店。

したところ、二人並んで座れる席が現状無し。

のところ、心優しいお客さんが、席を移動して積めて「ここどうぞ」って、ありがとうございます!

というわけで着席



こちらがメニュー。
今時珍しい券売機の無いお店なので、着席してメニューを見て決めます。

それにしても、正直判り辛いメニューではあります。

嫁は基本の豚そばに味玉を入れた「半熟味玉豚そば」
私は

・・・豚そばを先日いただいたので、現在別メニューを検討中・・・

・・・検討の結果、煮干し出汁プラスの「ニボ豚そば」と海老出汁プラスの「えび豚そば」と悩み中。

これが券売機制度のお店なら、券売機の前で悩むことは後客さんに悪いので、焦って選ぶところですが、こちらのお店、ご主人が一人で切り盛りしているため、ご主人に余裕があるときでないとオーダーできません。
「すいませ~~ん」って声かけても、忙しいながら快く対応してくれるんですけど、気持ちがわかってしまうので、どうも出来ません。
まあそのあと入ってくるお客さんもいないし、オーダーで先を越されることもないだろうから、気長に待ちましょう。
というわけで、思考が煮干しとえびの間を何度も振り子運動を繰り返しまして、丁度煮干しに触れた時に、ご主人の手が空いてオーダーとなりました。



なので、写真はニボ豚そば味玉付き!
嫁の豚そばと比べると、スープが多少灰色っぽく、煮干しの存在感が外見的にも判ります。



ラーメンが覚めないように、注文ごとに火が通り過ぎない程度に温めてくれる味玉。
正直見た目、ちょっと怖いご主人ですが、いろいろ行き届いてます。



麺は前回と同じく、低加水のザックリ麺!



さて、スープは豚骨スープに煮干しの風味・・・と思っていたらですよ!
これが豚骨に負けないくらい煮干しが鮮烈!
凪の煮干王に匹敵するレベルの煮干感と濃厚感。

改めてこちらのご主人、タダモンじゃありませんな。

なんて思っいつつ食べてる時に、カウンターの奥の方で別のお客さんが

「つけ麺じゃなくて、ラーメンで辛いのは無いの?」

という質問。

確かに「辛つけ豚そば」ってのはあったけど、「辛豚そば」ってのはなかったですねえ。
裏メニューとかであるんでしょうか?
そしたら、ご主人

「ラーメンの辛いのは無いんですよ。テーブルの辛子高菜とか、唐辛子で辛くしてください」

とのこと、しかも。

「この唐辛子、タバスコの何倍も辛いから」

へ~。じゃあ試してみよう。





これが、紅生姜、辛子高菜、にんにくと、九州系ラーメン三種の神器ですね。
麺を後3口くらい残したところで、じゃあ、ちょっとこれに激辛と謳われる辛子高菜を



おお!これちょっと来るわ~。これだけ辛い辛子高菜はなかなかないですぞ。
スルスルと頂いで替玉お願いします!



やってきました替玉。
海苔が付いてくるのがうれしいですね。



ドボンして、軽く鳴らして馴染ませて



次は、タバスコの数倍を



見せてもらおうか!タバスコの数倍という実力を!

あと



これ・・・で・・・



こうなった。

それにしても、すごい、ここまでしても煮干しは負けてない。
替玉後の味変えとして、これは有りですな。

と、麺を平らげ、スープを頂いていると・・・



何やら丼の底に文字が・・・



ああ、なるほど~そういうことですね。
こちらこそ、ごちそうさまでした。

それにしても、そこらにある調味料を加減して、辛いラーメン作ってもよさそうに思いますが、それをせずに「テーブルの調味料でできるよ」っていうのは、一見つっけんどんで不親切に見えますけど、それで100円とか上乗せ出来るわけだし、そういう意味では正直だとも言えます。
この辺のところが、お店の魅力だったりもするわけですね。

改めまして、

ごちそうさまでした。
ではでは

【麺や木蓮 公式ホームページ】





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