御徒町のラーメン横丁がリニューアルしたらしい、というのと、新店が入ったらしい、というので、仕事の外回りのついでに行ってきました。
TETSU、なんつっ亭と今回レポートするチラナイサクラが新しく入ったらしいですね。
このチラナイサクラが私の周りで話題になっているので、気になっておりまして・・・とか言いつつ、もし中本が空いてたら入っちゃおうか?とか考えたりもしていて。
でも、とりあえずは新店の方に足を向けてみると・・・。
本日強風のためチラナイサクラの店前が大変な「散り」具合で、思わず写真に収めましたが、あまりにも「新店」で「チラナイサクラ」で、この惨状はあんまりだと思ったので、モザイク処理させていただいております。
入店して券売機の前に待ちの列、とりあえずそこで待ちます。
店内は4名ほどの和服を着た女性の店員さんが対応、厨房ではなんと長野県で気むずかし屋などを展開し都内にも有名店舗を持つボンドオブハーツの代表自らが調理されていました。
このお店に対する気合が伝わってきます。
そういえばと思い、店員さんに店の外の状況を伝えましたが、とてもそれどころではない模様。
それもそのはず、こちらに来たのはオープンして1週間後、しかも一番忙しいお昼時。
気が付いてはいるけど、とてもそこまで手が回らないというのが正直なところなようです。
せっかく、和服の店員さんがご案内してくれるのですから、もう少し優雅でも良いんじゃないかと思いましたが、今後に期待しましょう。
余談ですが、某ラーメン店主さんがブログなどに書かれて一番困るのがこの「今後に期待」だそうです。
という間に券売機が自分の番になりました。
餃子とか、サイドメニューにも力を入れているみたいですね。
それにしてもパッと見でいまいち掴みづらい、ボタン配置。
初めての店の券売機は先ず左上だ、って誰が言ったか忘れましたが、「王道の一杯です」ってあるので、それにしましょう。
王様中華そばじゃなくてただの中華そばに「王道」というところも気になる部分ではあります。
着席するととりあえず運ばれてくるお盆とレンゲ。ラーメンが出来た時と一緒で良いと思うんですが、この辺がこだわりなのでしょう。
こだわりを文字化したものがこちらか?
サイドメニューも充実して居酒屋的にも使えそうだし、ラーメンじゃない定食にも対応していたりとか手広いですね。
っていうか山賊焼きがこちらで食べられるのは個人的には嬉しいなあ。
といううちにやってきた。
中華そばは数種類の鶏ガラ、豚足などを使って白濁するまでスープを取り、ひき肉で掃湯して清湯スープを作り、それに昆布、カマスの煮干し、アサリ、ハマグリを加えたもの。
そこに3種類の醤油をブレンドしてしじみの出汁を加えた、独自の再仕込しじみ醤油を加えたもの。
店名の通りに桜をあしらった丼に、アグー豚のベーコンと鶏もも肉のロースト。
季節の野菜はほうれん草。メンマは細切りで自家製で味付けだそうです。
白髪ねぎと三つ葉。ベーコンの上に見える黒いのはただの粗挽き胡椒ではなくネギペッパー。
店主さんがプロデュースした信州と北海道の小麦粉をブレンドした、つるつるとした食感と小麦の風味、味わい深さが最高の麺。
う~んすらすらと出てきますねえ。
っていうのは・・・
全部親切に書いてあるから。
などと面白おかしく書いてしまいました。
以下真面目に書きます。
正直スープは、その紙にあるように、手間をかけてるだけあって旨味のオールスター。
麺も書いてある通りに舌触りが良く、滑らか。
実はちょっとベーコンは合わないなあ~とは思いましたが、鶏のローストは絶品でした。
これだけの手間をかけたラーメンを750円で提供するって、店主さんの意気込みと気合が垣間見えます。
ただ、先の文章にもありましたが、オープン直後だっただけに店員さんのバタバタ感があり、お店が目指す「かゆいところに手が届く接客」というのには、まだたどり着けていない感じがしました。
今後に期待!
ただ・・・桜は散るから美しいんじゃないかと思います。
ごちそうさまでした。
ではでは
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