【地図】宮城県仙台市青葉区国分町2-10-30
さて一仕事終わらせてきましたよ。
後は呑んで寝て、明日の仕事に備えます。
今回一人出張ですから当然夜は一人呑みです。
というわけで向かった先は、昼間も行った国分町。
さらにその稲荷小路は、良い感じの呑み屋さんが集う良い通りです。
本日はこちらの「じょじょや」にお邪魔しました。
この界隈にすう店舗を構える「北の一グループ」の一軒です。
カウンターを中心とした少人数向きのお店です。
宮城県というか、日本でも有数の漁港、石巻漁港で水揚げされた魚介類、他東北、北海道など北の食材の品揃えは最高です。
まずはビールを一杯。
ひとりカンパイ、ひとりクヘ~で寂しさを演出してみます。
なかなか手の込んだ突き出し。
これをつまみにじわじわビールを染みるように呑みます。
続きましてこちらは、白子のてんぷら。
これが運ばれてくると、なぜか同じく一人呑みしていた隣の50歳代くらいの男性が
「若いのに、白子好きなんですか?珍しいですね」
と声をかけてきました。
「ええ・・・好きなんですよ」
なんて他愛のない会話で返しておいたのですが、どうもこちらの男性一人呑みというか待ち合わせをしている内に、ついつい呑みすぎたみたいですな。
しかし、なんか私という話し相手が出来てしまった、というか、捕まった・・・というか私もこういう場での出会いは苦手ではないので、話を合わせつつ呑みます。
こちらは「どんこの肝叩き」
北のほうで取れるアイナメの仲間「どんこ」の身を肝と味噌で一緒に叩いた一品。
淡白などんこの身ですが、肝の濃厚さが加わって日本酒に合いますな。
この付け合せの芹が、時々口直しに食べるとさわやかになります。
さて先の男性ですが、話を聞くとこの男性、ビルメンテナンス会社の部長さんだそうで、同じ出張族だということ。
仙台には良く来ているらしく、古きよき国分町の思い出話を聞かせてくれました。
しかしそれもつかの間、部長は待ち合わせ相手が現れたらしく、お会計を済ませて行きました。
こちらは「炒り銀杏」
銀杏というとフライパンとかで乾煎りするもんだと思っておりましたが、こちらのお店では、大量の塩で埋め込むように銀杏を炒ります。
こうすることで銀杏全体に火が入り、爆ぜても塩で跳ねるのを抑えるそうで・・・なるほど~。
大粒の銀杏を食べつつ感心感心。
こちらは「蒸しほや」
新鮮な取れたてのほやを割って内臓を取り出し蒸した一品。
蒸すことによってほやの生臭さやえぐさが消えてマイルドになります。
しみじみ旨い宮城の珍味ですね。
そろそろお酒も底を付いてきて、最後の締めと相成りました。
最後はホレ!
殻つき牡蠣!
パカッ!
身がぎっしり!
やっぱりこの時期は三陸の牡蠣でしょう!
文句なしの旨さ。
これ、本当は2個~の値段だったのですが「1個で半額になりません?」という要望に板さんがこたえてくれて1個での提供となりました。
腕の立つ板さんに感謝!
ごちそうさまでした。
【北の一】
■忘れかけの街・仙台
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