きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

2013解禁(2013/3/1,2,3)

2013-03-30 | 釣り

相変わらずカーナビの到着予定時刻は13時21分を指していた。

030101 (比較的暖かいけど水は冷たい上流)

今日は渓流の解禁日。なんでこんな日に病院の予約を入れてしまったのか、後悔先に立たずだが、例年解禁日なんて寒くて釣りにならないから、釣りに行くことは無いし、病院なら休みも取りやすいと思ったからだった。しかし、今日は3月初旬にしては信じられない暖かな日で、薄曇りとくれば釣りにはもってこいの日和だ。おまけに朝から釣りに行っている仲間の情報では、ライズしていて良い感じでヤマメをキャッチしている。病院には朝一で行ったのでいつもより診察は早く完了し、都内も旨く抜け出せたが、高速に入ったら、車が多くて低速走行を余儀なくされる。カーナビの高速道路速度は80Km/hに設定してあるので、到着予定時刻が変わらないのは、平均80Km/hで走行しているからだ。都心を離れると車は減り、気が焦り思わずアクセルを踏み込みそうになるが、スピード違反の取り締まりにも遭遇したら余計遅くなるから、クルーズコントールで速度設定し、安全運転で川に向かう。その後は順調に予定時刻よりも少しだけ早く川に到着できた。
まずは、気になるポイントに向かってみるが、釣り人は一人もいないし、ライズする気配すらない。しかも流れはだいぶ変わっていて水量もかなり低いようだ。
しかし、川に立つとまた今年も釣りシーズンが始まったなと、肌で感じるというのは良い物だ。芽吹きこそ無いが、いつものこの時期に比べるとポカポカと暖かく、このまま河原で一人のんびりするのも悪く無と思い始めるが、程なくして仲間から連絡が入り、下流の方ではまだライズがあるから来ないかとの事、向かってみる事にした。

030102 (下流域で仲間と合流)

ポイントに到着すると仲間達は休憩中、ライズポイントには他の釣り人が入っていたので、話を聞いてみると、良い感じでヤマメが釣れたらしく、大きなヤマメは合わせ切れだったそうだ。
休憩していた仲間も河原にやってきたので、4人でライズ待ち。コカゲロウが流下してくると、単発のライズがあり、毛鉤を送り込んでみたが反応しない。
しばらく待っていたが単発のライズのみで、結局、毛鉤にかかる事はなかった。
午前中はもっと頻繁にライズがあったそうだが、コカゲロウの流下も無くなったので、帰る事にした。帰り際に3人で大堰堤の上流側のプールを土手の上から見ていると、ライズしている。慌てて、釣り支度をして堰堤上のプールに下りていくとライズは終わった様でまた静かな水面に戻っていた。まあ、おおかたこんな物なのかもしれない。
今夜は、仲間2人が泊まることになり、近くの温泉にじっくり入り、ステーキ屋で晩ご飯を食べた。やっぱり、ここのステーキは旨い。
疲れていたが、遅くまで話し込んで寝たのは深夜1時頃だった。
夕方からの雨は上がった様だが、今度は風が強くなり、深夜、風の音で目が覚めた。

030103 (翌日の本流はスゴイ風)

翌朝も風は納まらず、しばらくのんびりした後、昨日のライズポイントにいってみたが、昨日とは打って変わって風が強く、気温もだいぶ低いので車の中で、3人で待機して、千葉からやってくる仲間を待っていた。昼過ぎ頃、別の仲間に連絡すると、支流に行ったが風はそれほど無く、ライズもあるとの事、4人で、支流に向かった。
田んぼの中を流れるその支流は、はじめは山が北風を防いでくれていたが、そのうち風向きが変わり、やはり風の中での釣りになった。先に来ていた仲間は、ずっと同じ所でライズを狙っているが、ライズを探して川沿いの道を上にいったり下に行ったりしたが、なかなかライズは見つけられない。下流の方に行くと、地元のもう一人の仲間がライズを狙っているがその下流に行くと、対岸の護岸の真下がちょうど風が当たらず、ライズしていた。ちょっと毛鉤を送り込むのは難しいが、狙うしか無い。途中で護岸真上に立ってのぞき込もうとしている釣り人がいたので、声をかけて立ち去ってもらった。風の影響もあり、途中であきらめて、バトンタッチ、最後は仲間が必死に毛鉤を送り込んでいるのに、対岸に餌釣りさんがやって来て、声をかけたけど、あまり通じていないようで、ライズ場所を通ってすぐ側で釣り始め、ライズは止った。

030104 (対岸、ぎりぎりのライズを狙う)

風も強くなり、かなり寒くなってきたので、地元の仲間の家でコーヒーをご馳走になることにして今日の釣りもお仕舞い。
ひとしきり会話を楽しんだあとは、それぞれ帰っていった。ボクはまた、実家に戻った。

030105(さすがに、上流はまだ時期が早すぎ)


翌日は、天候も回復したので、また川に向かってみた。今日は、実家の近くの合流ポイントに行ってみた。まあ、この場所は時期的に早すぎると解っていたが、やはりライズはない。少し下流まで歩いて行ってみたが、やはりライズはない。また合流ポイントに戻り、水面をよく見ていると、流下物が見える。もしかしたら、ライズがあるかもしれないとよく見ていると、後ろで川を見ていた別の釣り人が、今、そこでライズがありましたよと教えてくれた。

030106 (流れではカモが泳ぐ)

ボクが見ている少し下流でもう一度ライズした。そっと近づいて毛鉤を送り込んだが、ちょっと遅すぎたようだ。それっきりライズ無し、早めに終了にした。
餌釣り師も、何人かいたが、誰も釣れていないようで、やはり、まだ、少し時期が早いようだ。楽しみは先に取っておく事にして、解禁の釣りは完了とした。
って、早い話、3日間ともボな訳だけどね。

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JFFアニュアルMTG2013(2013/2/10)

2013-03-30 | 釣り

今年も所属するJFF(ジャパンフライフィッシャーズ)のアニュアルミーティング(総会)が新宿京王プラザで行われました。

020900 (総会の様子)

前日の2/9は、全国CP(コンタクトパーソン)会議ですが、会議の後には前夜祭をやります。昨年からボクはJFFのHQ(ヘッドクオーター)の一人として会の運営役も引き受けたので、前夜祭幹事です。

020901 (全国から来たCPのお土産)

前夜祭は会員にも声をかけますが、最近ではFBなどで情報交換も密なので30人ほどが集まりますから、前もってお店の予約をしました。CP会議の方もFBなどネットで議題の事前検討なども行ったので、有意義かつスムーズな会議だったと思います。

020902 (餃子も旨かった)

020904 (水餃子も!)

さて、懇親会の方ですが、人数も多くなると直前のキャンセルなどもあり、1名減でスタート、なかなか難しいですね。宴会は盛り上がりますが、人も多いので、宴会中に2次会の場所確保もして一段落です。なんとか、2次会も終わった頃には、かなり I'm tired。。。でした。
実は、今、病気療養中のため禁酒、飲み会幹事に専念しましたが、まあ、皆さん、楽しんでいただけたようなのでホットして帰宅しました。

020905 (二次会は水槽のあるお店)

当然、酒豪の皆さんはその後も新宿の街を漂った様です。
翌日は、総会当日、いつもより早起きをして家をでましたが。。。なんと、総会のオークションに出そうと思って昨年、アメリカで買ってきた帽子をもってくるのを忘れて途中で気が付きました。折角買ってきたものなので、取りに帰ったので、会場到着は、スタッフ時間にちょっと遅れてしまいました。
設営の準備も一通り終わり、オークションの受付ですが、今年も例年通り沢山のオークション品が集まります。受付をしながら、品定めもしていた訳ですけどね。

020906 (総会は賑やかに進みます)

午前中の総会(決算報告、HQ、CP紹介、永年会員表彰など)が終わり、午前の部は完了です。午後はパティー形式で、養沢毛鉤専用釣場の理事長に来ていただいて焼けて無くなってしまったアワードの再発行などを実施、JPEGコンテスト、フライコンテストの表彰の後はオークションです。今年もオークションの会計係ですが、合間を見てオークションにも参加します。今年はリールを2つも落としてしまいました。
総会が完了した後は、皆さん居酒屋へ向かって行きましたが、後片付けをしたあと、軽くお茶を飲んで、早めに帰宅です。
とても疲れましたが、今年も総会は無事終了しました。

020907 (今年も総会が終わって釣りシーズンが始まります)

総会の内容として、次回はもう少しフライフィッシングに関する講演など実施して行けたら良いなと、考えながら、今回、震災支援用にクラブで作ったヤマメのマグカップでコーヒーを飲みながら、考え、オークションで取ったリールをカリカリ回している内に、北海道の湖でのニジマスの釣りを思い浮かべてにんまりしてしまいました。
さて、もうすぐ解禁だ!

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栃木WVB回収(2013/02/03)

2013-03-30 | 釣り

今日(2013/2/3)は、昨年11月に埋設したWVB(バイバートボックス)の回収に栃木に行ってきました。埋設の時には参加できなかったので、回収の時に参加です。

130201 (日光連山が綺麗です)

まずは支流の集合場所で落ち合い、回収ですが、この川での埋設にはWVBは使わずに、この川専用のボックスで放流です。常に水量が少なめの川なので、平たいプラスチックのカゴに、木のフタをする様になっていますが、長いこと水につけた木のフタは膨張して中々開かなくなっていました。この川は、支流の支流で田んぼの中を流れていますが、安定した湧き水が水源のようで、流れにはバイカモもある綺麗な流れです。ヤマメの赤ちゃんが育つには、好条件の流れなのですね。

130202 (バイカモの小さな流れ)

ちょうど周りの田んぼで、消防車も出動して野火焼きをやっていました。野火焼きをやっていた地元の人が、やって来て、この川にはヤマメが多くなったと話していました。
でも、釣り人も多くなっているのですよね。
次は、大きな支流に移動です。
130203 (支流の回収)

夏の大雨などではかなり増水しますが、産卵時期は、比較的、水量も安定している川ですので、水の流れが常にある場所でヤマメが育ってくれますね。今回、WVBをいれた小石を詰めたカゴの中には、お腹がまるまるとした、カジカが結構入っていました。

130204 (お腹の大きなカジカ)

ヤマメの稚魚を食べてお腹がまるまるって訳では無く、産卵期なので、カジカのお腹がまるまるとしていただけなのですけどね。ちょっとカジカを疑ってしまいます。
最後は、本流の埋設ポイントです。本流は流れも変わるし、水量の変動も大きいので、難しいです。比較的、水量などが安定している時期の筈ですが、埋設した時には、かなり水量が多かった様で、埋設ポイントに到着すると、水からWVBが出ている物もあり、ちょっと残念な結果でした。やはりなぜ魚が支流などで産卵するか、その理由をあらためて納得するところですね。
130205 (本流の回収)

回収作業完了の後は、一緒に作業をした漁協の人達とお昼を食べ、ついでに、年券も購入しました。

130206 (お昼は、カツ丼と芋串)

130207(年券も購入)


帰りがけに、水神様にお参りして、水神様の近くで、JFFメンバー4人でキャスティング練習をして帰ってきました。
今年も、この川でヤマメ釣りをするのがますます楽しみになりました。

130208 (リバーサイドでキャスレン)

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