きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

2019 モンタナの旅 おしまい(その12)(2019/7/8)

2019-08-08 | 釣り
とうとう旅は終わります。
今朝はもう見馴れてしまったロッジからの眺めが無性に哀愁に満ちた気がしました。

(こんな写真も撮りました)
明日の早朝にモンタナを飛び立ち、帰国予定ですから、今夜はボーズマンのモーテルに泊まる予定です。お世話になったBBさんにお別れですが、ロッジの周りに沢山いるプレイリードック達ともお別れです。

(ロッジでの最後の朝食)
旅は、いつか終わるから旅であって、もし終わらない旅があるのであれば、それは始まりであって、西部の開拓に出た幌馬車隊が新天地を求めてやっとこれから始める新しい暮らしを求め探すような旅なのかもしれません。それでも新天地が見つかれば旅は終わりますが、帰る旅ではなく始めるための旅なんですね。
そん旅をすることはないかもしれませんが、旅をしているさなかにふと、そんな風に始めるための旅に変わってしまい、帰る場所なんて必要なくなるなんて旅に変わるかもしれません。そう考えると、実は旅って気軽に出るもんじゃなく、すべてをかけて挑んでも良いのではなどと、とめどもないことを考えますが、そこまで冒険家になれないボクは相変わらず帰る場所がある旅をするのです。
そんなわけで、ホームシックになることなくまだ、旅を続けたいと思いつつも、スケジュールというやつに左右され、フーテンの寅さんの様な旅にあこがれつつも、明日は帰国することになる訳です。いざさらば、モンタナよ!また、必ず来るからな。と考えるのがせめてもの自分に対する慰めっていうものですね。
帰路は、まずはウエストイエローストーンのブルーリボンフライズに立ち寄り、最後の買い物、マテリアルはもう十分だけど念のため、、今日はマシューズもいました。

(ダメ押しの買い物)
ギャラティンリバー沿いの道を北上し、未練たらたらに、途中川のほとりで休憩します。

(釣りはしないけどギャラティン)
ボーズマンの街にやって来てSIMMS の隣のお店、リバーズエッジでお買い物です。お目当てのウエーダーはありましたが、産地のすぐ近くなのに値段がちょっと髙いですね。それでもお店のお姉さんのGood! のサインに釣られて購入です。

(ここがSIMMS)
隣のメキシコ料理のファーストフード店で軽くお昼を取ったら、次はREIで重量オーバーになっている荷物を分けるための鞄を購入です。REIのとなりの雑貨店では鞄も買った安心感から、ちょっと多めにお土産なども買い込んでしまうわけです。

(お昼はブリト)

(REIでお買い物)
そろそろ疲れてきますので、宿にチェックインして少し休んでなどと考えるわけですが、宿まで行ったら、まだ部屋の掃除が終わってないので一時間後にきてくれとのことです。
仕方なく近くの、ウォールマートへ出かけてさらにお土産などを物色するわけです。
車を駐車して歩いていると、買い物カートに乗った可愛い小さな女の子に微笑んだら、思いっきり手を振ってくれてなんだかすごく嬉しくてとても得した気持ちですね。
おばさんが大きな犬の餌をカートに乗せるのに苦労していたのでお手伝いしたら、「こんな時なのに、私の夫はどっかに行ってしまったのよ」って照れていてなんだかこの街に溶け込んだ気分でよい心地になります。

(折角なので一緒に写真を撮りました)
やっと宿にチェックインし、荷物を部屋に運んでいると、手伝いましょうかと声をかけてくれた女の子が、実は沖縄出身の日本人でなんでこんな所に日本人的にとてもうれしくてついつい話し込んでしまうわけです。
なんでモンタナに来たんですか?釣りですよ。イエローストーンの近辺でフライフィッシングをしに来て、明日帰るんです。彼女はもう一年近くモンタナにいるけど、イエローストーンには行ったことがないとのこと、それは残念、ぜひ行った方がよいよとか、他愛もない話でしたけど、なんだか日本から遠く、こんなところで一人で働いているなんてなんだかすごいなって思いました。
晩御飯は、近くのメキシコ料理店で晩御飯にタコスを食べたけど、豆のルーはいまいちだったけどなかなか美味しかったかな。

(晩御飯はタコス)
デザートに頼んだdeep fried ice creamは 、やっぱりナッツがあげすぎな感じだったけど、甘すぎるアイスクリームは美味しかった。

(deep fried ice cream)
宿に戻ると 、今日はもう仕事上がりだと帰って行った沖縄の子が、これおみやげですと、ストラップとか届けてくれてビックリ、また、ぜひモンタナにきてくださいねって。なんだか嬉しかったです。
今日はとっても気持ち良く眠れそうです。

(早朝のボーズマン空港)

(朝一の飛行機)

(飛行機乗り継いで)
翌日は早朝にチェックアウト、朝6時の飛行機で、ボーズマンを飛び立ち、ソルトレイクに飛んで、そこからまたシアトルに飛び、成田に帰ってきました。

(成田に到着)
とーーっても疲れたけど、飛び切り楽しい旅でした。
旅はいいな。やっぱり。

また行こうーーーと!


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2019 モンタナの旅(その11)(2019/7/7)

2019-08-07 | 釣り
今日が七夕なんてすっかり忘れていました。
今日はMさんのお誘いで 、ボブのお店のガイドフィッシング、マジソンをボートで下る予定です。

(ボブジャックリンのお店) 
当初4人で来る予定が1名キャンセルで3名になったそうで、1名分の空きがあるので一緒にボートに乗りませんかとのお誘いで、折角なのでお受けしておきました。
でも実はこの日が、今回の釣り旅の最後の釣り日になりますから、どうかなとも思いましたが、モンタナでMさんと釣りをするというのも一つの夢だったので、良い機会なのでおうけしたわけです。
最近は少なくなりましたが、Mさんと一緒にどこかに行くときはいつもモンタナやUSAの釣りの話を聞かせてもらっていたので、いつかは一緒にUSAの釣りに行ってみたいと思っていましたのでね。
それに、今回の釣り旅では、もう充分楽しんだのでまだあそこで釣りをしなきゃなんて未練もなかったので良かったです。
当日は、朝は、ボブのお店に送ってもらい、Mさんたちと待ち合わせです。
Mさんの今回の連れの方は初対面だったの自己紹介して、車に乗せてもらい、ガイドの後をついて行きます。
Windy pointという所から、ロブのガイドでMさんとボートにのって釣りです。ガイドのロブにロッドを渡すとフライをセットしてくれますが、リーダは極端に短くなり、ティペット20㎝くらいにつないだフライは大きなストーンフライ、サーモンフライで、そのフライの先にドロッパーで、グリーンドレイクが付いていました。

(Windy point)
まずはボートを準備するまでこれでそのあたりでやってみてくれとのことでちょっとやったらボートに乗っての釣りです。

(ガイドのボブがフライをつけてくれます)
以前ミズーリ川でのガイドの釣りでは、ライズ狙いだったのでわかりやすいですが、ここ、マジソンでは、ボートで下りながら岸際のスポットに毛鉤を送り込んでの釣りです。

(こんな大きなサーモンフライといわれるストーンフライで狙う)
いいポイントに送り込めると、ロブがvery goodといいます。今一なら、goodです。
そんな感じでvery goodのポイントでやっと40cm強のブラウンが釣れましたが、流れの早い方に逃げたのを取り込んだので、もっと大きい魚かと思ったのでランディングして思ったよりちょっと小さかった気がします。

(釣れたブラウン)
しかし、その後は不調で毛鉤に出るもののかからづ仕舞い。お昼時になったらウエーディングしての釣りですが、ライズがないので、居そうなポイントに大きなサーモンフライを送り込みますが、一度くらいついてきたものの、かかりませんでした。

(お昼です)
ランチを食べた後は、またボートで下りますが、サーモンフライは結構、沢山岸際のやぶにはいるものの、鱒の方は出てきません。おまけにサンダーストームですね。

(サンダーストーム来ちゃいました。。)
ガイドのボブの判断で通り過ぎるまで手前で待ちましたが、気温が下がり、雹も降って寒くて寒くてという感じになりました。

(一つはやり過ごしたけど、まだ来ます。。)
1つの大きな雲が過ぎると、その後ろにも大きな雲があったので、その隙間を縫って、サンダーストームを避けながらボートのピックアップポイントに戻ったときには一安心でした。

(ピックアップに無事に戻れて一安心)
Mさん達に宿まで送ってもらい今回の旅での釣りは完了です。
今夜はBBさんの友達夫婦もやってきたので、6人で晩御飯、ステーキ中心で占めました。明日はモンタナ最後の日で、ボーズマンに泊まる予定ですから、ロッジに泊まるのは今夜でお仕舞です。荷物も整理してから就寝でした。

(晩ご飯はステーキ)
旅はもうすぐ終わります。




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2019 モンタナの旅(その10)(2019/7/6)

2019-08-01 | 釣り
今日はちょっと冒険の日です。ベランダから見える山の西側の川、カットスロートがいるかもしれないというレッド・ロックを目指してみることになりました。

(充実の朝食) 
朝はゆっくり朝食を食べ、お弁当まで準備したら出発ですが、ベランダには野ウサギが遊びに来ました。

(ベランダに遊びに来たウサギ)
ロッジを出たらすぐにダート道を進みます。途中、牛が沢山いて、道を塞ぎますから、牛をよけながらゆっくり進みます。

(子牛は可愛い)
子牛は可愛いですね。そんな子牛を見るといつも、もう牛を食べるのは止めようと思いますが、、ほんの一時ですね。
川へのアクセスポイントに着きましたが、なんとプライベートオンリー、仕方なくちょっと川から離れるパブリックアクセスまで行きました。釣りの準備をしているとちょっと高齢の夫婦がやってきてお話です。なんでも日本のバンブーロッドを持っているそうです。

(アクセスポイントです)
川に向かってトレイルを歩いていくと、何かいます。よく見るとムースの雌でした。

(ムース:ヘラジカ)
この辺は野生動物保護区なので、動物もちょっとのんびりしている気がします。

(草原を歩きます)
川に着いたものの毛鉤への反応全くありません。ちょっと釣りあがってみましたが、どうも時期的なものもあるんでしょうが、全く気配なしで退散することになりました。

(どうやらこの川はだめみたい)
車に戻ると何やらアラーム点灯。。どうやら右後ろのタイヤの空気圧が少くなっているので、パンクですね。。慎重にゆっくりロッジまでは引き返すことができてひとまずほっと一息。
帰えれたけど、さてどうしたら良いか、ネットで調べると、パンクは英語でFlat tireって言うんだ。パンク修理はなかなかないのでタイヤを買ったが方が早いとか。。タイヤはウオルマートで売っているとか。。結構、面倒くさいですね。
BBさんがビビさんやボーズマンの友人に相談してくれました。そしたらBBさんのボーズマンの友人はちょうどウエストイエローストーンに来ていて、修理してくれる店を探して教えてもらえました。早速、タイヤを外して、もっていきましたが、こんな時、車が2台あって本当に助かりました。

(ウエストイエローストーンでパンク修理)
タイヤの修理が終わってほっとしていると、BBさんの友人から、一緒にピザを食べてイブニングの釣りに行かないかとのお誘いがあり一緒にでかけました。


(ピザが食べられるお店で)
お店に到着すると、ダグの奥さん、奥さんのご両親も居て9人でピザタイムですが、一人ですわっていた、ケンという人も一緒の席に、良くわかりませんでしたが、結構酔っぱらっていましたね。で10人でワイワイです。フランの犬の名前はモンタナというそうですが、とてもフレンドリーで膝の上に乗ってきます。

(可愛いモンタナ)
ピザも沢山食べて、いつ釣りに行くのか心配でしたが、20時頃に釣りに出発です。

(ピザでお腹一杯)

(ピザ店でドローンを飛ばしてみました)
ダグに案内してもらい、ちょっとしたフラットな場所でまっていると、ライズが始まります。

(蚊よけにダグから葉巻をもらいました)
暗くなって毛鉤が見なくてもライズさえ見えれば釣りします。
ダグのおかげで40cmくらいのレインボーを何びきか釣って今日の釣りはお仕舞です。

(良いレインボーが良く釣れました)
パンクして一時はどうなることかと思いましたが、修理できる場所を探して教えてもらったり、ピザに誘ってもらったり、イブニングの釣りに案内してもらったりとダグには本当に感謝です。持つべきものは友達ですね。


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