岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

延命治療を拒否する人々

2011年06月26日 | Weblog
 最近芸能人や著名人と言われる人々ががんを発病して、抗がん剤などの延命治療を拒否さて余命を積極的に生きておられるニュースなどが気になっています。

 昨日もインターネットで俳優の入川保則氏が直腸がんでの余命3ケ月の告知を受けられましたが、延命治療を拒否されて映画出演や出版に情熱を燃やされているニュースにぼく自身とても考えさせられました。

 当初外科手術が出来なくなって抗がん剤治療を始めるまで3ケ月ばかりブランクがありましたが、ぼくは何の治療もしないことにとても恐怖感を抱き、早期の抗がん剤投与を臨みました。
 ドンドンがん細胞が増幅しているのではないかとの恐怖感です。

 そして抗がん剤を受けて半年・・・。何とか日々の暮らしは出来ていますが、さまざまな副作用で日常生活に制限もあり、講演もキャンセルの可能性を心配したり、遠方や本州での仕事は難しくい体調です。

 さらにシーズネットでの例えば会員同士の共同の住まいや市民後見人の育成など新規事業にも取り組みたいのですが、以前のようにリーダーシップを発揮することが難しい感じです。

 そのような状態での延命をどう考えればいいのか、そんな生き方はどうなのか・・・。
 延命治療を拒否される方々の気持ちも自分なりに理解できるようになってきました。
 
 そんなことに思いを巡らせ、精神的に随分落ち込んでしまった日曜日になってしまいました。
 何とかしなくちゃ・・・!

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