岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

ショッくな訃報

2012年04月17日 | Weblog
 今日は疲れもあり朝事務所に立ち寄って簡単な報告をしてすぐ引き揚げましたが、八木事務局長からある会員さんの訃報をお聞きし、気が動転して涙が出て頭が真っ白になってしまいました。

 シーズネットで毎月発行している通信の責任者である岡田勝美氏が去る14日在宅で脳溢血で倒れられ、そのままお亡くなりになられたとの報告でした。
 奥様は外出中で、お一人でお家におられたときに突然発症されたようです。

 前日までは元気そのもので、毎週のように事務所に来て、通信の編集の指揮をとっておられ、ぼく自身もボランティアでありながらその仕事ぶりに感謝していました。
 毎回のように昼食を事務所で共にしながらさまざまなことを教えて頂いていました。

 しかもご遺体は本人の希望で献体されたとのことで、葬儀その他は一切しないとのご家族の意向をお聞きし、頭に浮かんでくる岡田氏にご冥福をお祈りするしかありませんでした。
 
 人とのつながりには別れが伴う・・・。突然の悲しい出来事に未だに頭の整理がつきません。
 奥様からシーズネットのお陰で充実した、楽しい老後を過ごすことができたと思います、との八木事務局長からの伝言が唯一の救いです。

 享年68歳、ひたすらご冥福をお祈りするばかりです。

 昨日までの長野県上田市での人と人とのつながりの素晴らしさが無から有を産み、ライフステージかりがね(知的障害者施設)やNPO法人シーズネットとして国や行政、市民を動かす大きな力になった報告をするつもりが、全く逆の悲しい報告になってしまいました。

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