時々現れては適当にブログのアップデート…。
今のほうがよっぽど時間があるんだからもっとブログに時間をかけられるんだけど、仕事と研究生活と家事に追われていた時のほうが熱心にアップデートしてました…。
それだけ現実逃避が必要だったんですねぇ…。
妊娠生活も、予定日まであと7週間を切りました。
お腹が大きくて、寝る時はもう楽な姿勢なんてありません。
胎児の頭が下がってきて、股間が痛くて歩くのがつらいときも。
私のお腹は時々右側か左側だけ、息子が突き出したオシリでぽっこりとふくれあがっています。
逆子でもなければ、胎児のおしりが私の背中にもたれているようでもないしで、ホッ。
トイレにもより一層近くなり、夜は1、2時間おきに起きなければならず、体が育児のために本能的に準備をし始めたようだとも取れます。
2月14日土曜日は世間ではバレンタインでしたが、私とGは病院で行われる出産・育児教室へ行ってきました。
Gの都合で平日の夜の教室へは通えないので、土曜日を2度使って4時間ずつの週末みっちりコースです。
クラスの内容は、妊娠・出産に関する本を1冊読んであれば分かっていることばかりでつまんなかったです。
助産師さんも授業の運び方がヘタクソ。もっと段取りが良ければ4時間も必要ないと感じました。
でも、出産室や水中出産用の部屋、出産後に移される3人部屋などを見学できたのはよかったです。
それと、段取りが悪い授業だったけど、一つだけ役に立つアドバイスもありました。
さすが、場数を踏んでいる助産師さん。
妊婦がどのような心の準備をするのがいいかということに関しては、本に書かれていないことばかりで勉強になりました。
安産や「いい出産だった」とポジティブな出産経験にするためのキーワードは「Safe」。
妊婦自身が「安心」「安全」と感じることが大事なんだそうです。
そのための環境を作ることも。
日本ではどうか知らないけど、こちらではだいたいどこの病院・お産センターでもバースプランというのを妊婦が書きます。
走り書きでもいいし、詳細に至ったプランでもいいので、とにかくお産が始まったらこうして欲しいという要望を書き、予定日が近づいてきたら助産師さんと話し合います。
例えば…
・誰にいてほしいか
・陣痛を(多少)やわらげるガスや注射、下半身麻酔の使用(いわゆる無痛分娩)について
・出産室に持ち込むもの:アロマオイルやCD、DVDなど
・医療介入(吸引、帝王切開など)に関して
・生まれた直後、赤ん坊をどれだけ抱いていたいか
・へその緒を切る人
・胎盤が出るのを早める注射の使用の有無
などなど。
特に陣痛を和らげるものの使用や医療介入に関しては、自分できっちりといい点・悪い点を調べておいて、「どうする?」と聞かれた時にはっきりとYesかNoが告げられるようにしておかなければいけません。
でないと、周りから言われた通りにするだけの受身の出産というのは不安につながるだけなので避けたほうがいいということです。
無知なまま出産に臨むと「これからどうなるの?」などと不安になり、不安になると頭の中で色々と考え出し、アドレナリンが出るんだそうです。
そのせいで産道が開きにくくなり、長丁場となってしまうか、帝王切開になってしまいかねません。
よく、「大変だったのは覚えているけど、全体としてはぼんやりとしか覚えていない」という妊婦さんがいますが、それが一番の理想だそうです。
そうなるためには、エンドーフィンという快楽のホルモンが出るようなリラックスできる環境を作るのが肝心。
バースプランを立てるということは、妊婦が余計なことは心配せず、体がお産の瞬間に向けて準備することに集中し、リラックスし安心できる環境を作ることになるんだそうです。
私はお風呂が大好きなので(「麻酔ちょーだい!」って泣いてなければ)、浴槽でがんばりたいです。
ガスに関しては、気分が悪くなるかもしれないそうなので、ちょっと…。
教室に来ていた女性のほとんどは、医療に頼った出産に対してかなりネガティブな反応。
私は基本的には水中出産がプランですが、「痛い思いをしなくてすむのなら」と、下半身麻酔もプランBとして入っています(もちろん、副作用や後遺症のことも調べた上で)。
それにしても、教室に来ていたパートナーの男性陣の不安そうな顔は面白かったです。
ジョークもかなり飛ばしていましたが、そうすることで緊張を和らげようとしてるのかな。
助産師:「このガスについて何でもいいから知っていることはありませんか」
男性陣:「お産が始まったら、自分が吸って落ち着くため…」
助産師:「パートナーはお産中に何をすべきですか」
男性陣:「気絶しないようにする」
(助産師さんは頑丈そうな男性が気絶するのは何度も見てきたそうです 爆)
助産師:「生まれてくる子供に一番起こって欲しくないことは?」
男性陣:「親友の顔にそっくりなこと」
(それはプライベートな問題…)
そんな男性陣に対し、うちのGは「お定まりのオヤジギャグだ」と冷ややかな態度でしたが、実は彼も「できることなら、それがゆるされるなら、僕は立ち会いたくないです」派。
でも居てくれるそうです。
ただ、私が彼に居て欲しいのは、ただただ陣痛をがまんするステージだけ。
バリバリとりきむ実際の出産ステージにはいて欲しくないし、見て欲しくないので、多分追い出すことになるかな…。
今度の土曜日の授業では、入院中の方のボランティアを募り、実際に赤ちゃんの沐浴とかオムツ替えの様子を見せてもらえるかもしれないということです。
それは楽しみだけど、また4時間も…。
がんばります…。
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前の記事では、暑さ対策も大変でしたね。
出産・育児教室にしては長時間ですね。
なにやら楽しげな気はしますが、これもおばさんだからこその感想でしょう。
お国の違い・世代の違いをかなり感じます。
さて、話は変わりますが、図書館に予約していた「ブーリン家の姉妹」(上・下)の待機順位がやっと1番になり、まもなく読めるはずです。
本を買うのをけちっていると、とかく待たされます。
Kさんの記事で、うちの娘たちの頃はどんなだっただろうと、記憶をたどっては見たものの、なんだか遠い昔のようで、思い出すのは転勤族の慣れない土地、慣れない育児のてんてこ舞いよりも、「かわいかったなぁ」の記憶のほうが強いかな?!
今は・・・・ハ・ハ・ハ、それなりに。
くれぐれもお身体を大切に、体力を温存してくださいませ。
日本はインフルエンザが流行っているようですが、大丈夫でしょうか。
こちらの夏ですが…。
地球温暖化のせいで究極に暑い夏をくらっているのは豪州じゃないでしょうか^^;
山火事では、うちのGのお父さんが住んでいる町(Gが育った町)が全焼しました。奇跡的にお父さんの家だけは残り、お父さんもかすり傷で済んだんですけど、ちょっと大変な数日間を過ごしました。
「ブーリン家の姉妹」、楽しみですね!
私はケーブルTVでこの映画の放映をチェックしていたんですが、山火事のドサクサで放送時間を2度とも忘れてしまい、今度はいつ放送してくれるやら…です。
私も図書館で借りるかナ。
>本を買うのをけちっていると、とにかく待たされます。
私は、今の所に引っ越してから行き始めた図書館では、本の予約をすると1冊につき$2取られるんですよ。買うよりも安くていいんだけど、それでも公共施設でそんな手数料払うなんて腑に落ちません…。(T_T)
育児教室、私の親の時代にはそんなのなかったんですよね。でも赤ちゃんの沐浴やオムツ替えくらい出来てるので、こういうことを教室で学ぶ必要性って…?って思いますヨ。
でも医療は進化したし、出産の現場の様子がかなり変わったので、やっぱり色んなことを勉強しておく必要性はでてきてるんですよね。
(でも4時間も必要ない…?)
慣れない土地で慣れない育児、がんばられたんですね。
「かわいかったなぁ」(←過去形…^^;)って気持ちで救われたんでしょうか^^
私のママ友達も、子供達が"I love you"っていきなり言ってくれたり、庭の花をつんできてくれたりなんて、そんなちょっとした瞬間に大変だと思ったことが何もかも吹っ飛んでしまうそうです。
私も早く息子に会いたいです!
P.S.
私は母に「私は3歳までにそのかわいらしさで恩返ししてあるから、もう何も期待しないで」と言ってあります…。