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老舗ワタクシ本舗

大好きなドラマの事、日常の出来事など。

『マチベン』 ファイル№3 「死刑囚を救えますか?」

2006-04-23 19:03:59 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
連続保険金殺人の容疑者・元美容師の愛川サチ(若村麻由美)に死刑判決がでた。
愛人で美容室の経営者・鶴田祐輔と共謀して二人の従業員を保険金目当てに殺害
さらに事件の発覚を恐れて鶴田をも殺してしまったという容疑だ。

サチは裁判で悪態をつく、弁護士を何度も変えるなどの奇行が話題となり、
希代の悪女としてワイドショーを賑わせていた。

天地涼子(江角マキコ)はこのサチの弁護に自ら名乗りをあげた。
初対面の涼子にサチは、一枚の絵を美容院から取り戻してきて欲しいと頼む。

その絵とは愛人の鶴田がサチに買ってくれたものだという。
鶴田の本妻・聡美(伊藤かずえ)が経営している美容室を訪ねた涼子は
やっとの思いで絵を取り返すが…。

公式HPより

<あらすじ&感想>

前略 深川保様
あなたの居る刑務所の塀が
何メートルあるかご存知ですか?
空しか見せないこの塀を
私は乗り越える事が出来るでしょうか?


面会を断り続けた、深川が涼子との面会を承諾しました。
冒頭は先週の終りからです。
「やっと、お会い出来ました。」
「これが、正真正銘、最初で最後の逢瀬です。」
「・・・」
「もう、手紙は送らんで下さい、とっくに私の裁判は終わりましたから」
「でも、、」
「私の刑は確定しました。私は残された人生を罪の償いに充てとるんです。」
「でも、あなたは、、」
「私は?」
「あなたは、本当に罪を犯したんですか?」
「ははははっ、ははははっおかしな事を言わんで下さい。
私を罪に問うたのは、誰でもないあなたですよ?
無期懲役を求刑したのも、検事さん、あなたなんです!
こいつはすいません、もう検事さんじゃなかったんですよね。」

「はい、検察を辞めて、弁護士になりました。」
「弁護士になって、一体何をしようというんです?」
「深川さんに、何年かかっても本当の事を話していただこうと思ってます。」
「話しをする筈がないでしょう!何が出来るんです?あなたたちに、、、」
「あなたたち・・・」
「検事さん、いや、弁護士さん、私は何を言われても、あの事件の事は話しません
私の事など忘れて、幸せに暮らして下さい。」
振り返り、
「終わりました。」と立ち上がった。
「終わっていません!事件もあなたの人生も、終わっていません、
まだ、何も終わっていません!」立ち上がって叫ぶ涼子。

ワイドショーを騒がすほど注目を集める事件に興味を持った涼子は
死刑の求刑を受けた後、解任された女弁護士の連絡先を知りたがる。
神原から前にいた事務所の先輩だと聞くと、早速神原を伴って、太田&スミス事務所
に出向く。

もう、既に3人も解任している被告人愛川サチ(若村麻由美)は
誰も信用しないし、弁護など無駄だと話す、女弁護士に、
大ボス太田がいいじゃないかと道を譲るのだった。

接見するも、噂通りのサチ。
勿論控訴する気はなく、死刑で構わないと言うのだった、、、。
涼子は、サチに罪の償い方がそれしかないと思っているならそれでいい、
でももし、自暴自棄で刑を受け入れようとしているのなら、やめろ。
裁判官が死刑を求刑する時、どんなに悩むか、被害者や遺族の苦痛を考えた事は
あるのか?と問うのでした。

サチはどうして、自分の弁護がしたいのか逆に涼子に聞きます。
1、世間を騒がせている事件だから、名前が売れる。
2、3人も弁護士を解任している被告に興味があった、、、
3、言いたくない、個人的な理由だ。
「気に入ったわ!」
3の理由を聞いて、サチは涼子の弁護を受け入れた。
しかし、控訴はしない、ただ、絵を取り返して欲しいと依頼するのでした。
控訴には期限があり、後一週間で控訴しないと、刑が確定してしまう。
涼子は期限までに絵を取り返したら、控訴を考えて欲しいと言うのでした。

本妻の鶴田聡美(伊藤かずえ)は絵は渡さないと頑なな態度で、拒みます。
そして、殺人犯の弁護を引き受けた事で、「えびす堂法律事務所」も
世間から、誹謗中傷の対象とされるのでした。
たまをはこんな弁護はやめろと、忠告するのですが、涼子は譲らない。

本妻の強固な拒絶に遭い、引き下がるしかなかった、涼子達を責めるサチ、
絵をサチの物と証明できないか模索する神原に、サチは画廊には一緒に行った
と証言。
しかし、その時、一審での鶴田殺しの証言との食い違いを指摘され、戸惑うサチ
そして、逆に涼子は無実への自信を深めるのだった、、、。

絵を購入した画廊の主人の証言で、絵が愛人であるサチの為に鶴田が購入した
事が明らかとなり、聡美の美容院に出向く二人。
これ以上もう何も奪われたくないのだと投げやりになった、聡美は、
絵を持って行け!とカウンターに置きますが、傍にあった花瓶で、
絵の額縁のガラスを割ります。

事務所に戻り、絵から割れたガラスを取り除く村山。
仕方ないから、此処に飾るか、と後藤田が絵を持ち上げると、封筒が落ちた。
それは、紛れもない、殺された筈の鶴田の”遺書”だったのです、、、。

絵を取り返した事を報告する神原。
無言の涼子。
サチは死刑が執行されたら、一緒に燃やして欲しいと頼むのでした。
「これも一緒にですか?」遺書を見せる涼子。
誰にも見られたくなかった遺書、、、
サチは黙ってしまう、、、
「思い出せなければ、私が読みます。」
「聡美、すまない、こんな事になってしまって、、、」
遺書には、保険金目当てで、従業員を殺した事、それを愛人のサチに手伝わせた事
そして、サチを道連れに死のうとしている事が綴られていた。
しかし、その先を読もうとすると、サチは
「それ以上読んだら、此処で舌を噛む」というのでした。
「裏切られた女として生きて行くよりの、死んだ方がマシ、、、」
「裁判所を自殺に利用するつもりですか!!」

涼子は控訴する、でも、被告本人が望めば、取り下げる事が出来ると話します。
「でもあなたは取り下げないと思っています、何故なら、あなたは、今までの
弁護士には絵の事を話していません、でも私には話した、、」
「うぬぼれないで、、、いいわ、法廷でみんなの前で、私がどう思っているか
話してあげる!」

ー法廷ー
「弁護人は、被告が無罪だと主張していますが、その真意がわかりません、それで
被告の尋問を希望しているのですか?」裁判長
「はい、」
「やむを得ません、、手短にどうぞ。」
「先ず愛川さん、今日は法廷に来てくれて、ありがとうございます。」
サチの無罪を主張する涼子、どよめく傍聴席。

そして涼子は例の遺書を出すのでした、、、。
「この中には、鶴田さんが自殺しようとしていた経緯が克明に記されています。」
しかし、その証拠申請はしないと、それは、被告人がそれを望んでいないからだと
それが、誰も信じようとしない被告人から信頼される為の自分の選択だと
話す涼子。
「この遺書は、本法廷終了後、遺族に返却するものと致します」神原
「本当の事を話してもらえますか?、、、」
「・・・」
「被告人は黙秘するのですか?」裁判長
「もう少し待って下さい。」
「私は、、、、」サチ
「私は?」涼子
「あの人を、、、」
「それを、読んでもらえばわかります。」サチ
「それは、その遺書を証拠申請してもいいという事ですか?」裁判長
「はい。」泣きながら頷くサチ。

鶴田は、保険金殺人が失敗に終り、捜査の手が伸びて来ている事を知り、サチを
道連れに、心中を企てます。
しかし、首を絞められたサチは、死ぬ位なら、自首しようと勧めます、
鶴田は、死ぬしかないのだと、サチを追いかけ、更に首を絞めます、
苦しくなったサチは腰に付けていたハサミで咄嗟に鶴田を刺します。

ところが、それが致命傷となり、鶴田は死亡、そこに運悪く聡美が来てしまい、
殺したと勘違い。
遺書を読んだサチは鶴田が聡美と子供を愛していると知り、絶望。
遺書を絵の裏に隠したのでした。

サチは20年の実刑。
量刑が重いとして控訴も出来たのだが、サチはしなかった。
でも決して投げやりじゃないのよ、と話すサチ。
死ぬしかないと思っていた、でも、生きて、罪を償う方法もある事を知ったと。
涼子は、刑を終えたら、もう一度、美容師に戻って欲しい、
髪を切りに行きます。と言うのでした。

松尾に会いに行く、神原、涼子が何故検察をやめたのか、松尾に尋ねる神原。

深川に会いに行く、涼子。
面会を断る深川、この間はあったじゃないか?と問う刑務官に、
これを渡して下さい、と茶封筒。
塀の外を歩きながら、子供を連れた母子とすれ違う涼子。
立ち止まり、封筒の中身を取り出す、そこには男女の写真が、、、
(森下愛子さんと池田政典さん?)
塀を見上げる涼子。

思い出しながら、書いたので、間違えていたらごめんなさい。
このような流れでした。
ちょっと、感動した。
死刑判決の際の裁判官の気持ちや、裁判を自殺に利用するなとか
いちいち、頷けた。
裁判物は多いけど、今クールはどれも面白いです。
今回は、2回続いた冒頭の涼子本人が被告となっている裁判風景なし、
先週のエンディングの深川との面会シーンからでした。
涼子の裁判は、きっと深川絡みですよね、、、
多分、、、
後3回、ホントこれいいですね、楽しみです。
裏と重なってなかったらもっと良かったのに、、、。^^;

<キャスト>
天地涼子(江角マキコ)
神原啓吾(山本耕史)
浦島たまを(中島知子)
後藤田薫(沢田研二)
村山信介(小林隆)
松尾一成(沢村一樹)
太田正孝(山本圭)
深川保(竜雷太)

『てるてるあした』 第2話 「照代、時をかける」

2006-04-22 18:11:01 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
本格的に笹乃館で生活し始めた照代(黒川智花)はある日、
目覚まし時計が壊れて寝坊。
久代(草笛光子)に言われ、照代は修理に出すため、
陽太(金子昇)が勤めるリサイクルショップ“末広屋”を訪れる。
修理が完了するまで代用品として、オーナーの末広大八(ブラザートム)から
渡されたのは、古ぼけた目覚まし時計。
大八の話では、持ち主に幸せをもたらす時計で、
ひとりにつき3回まで使用できるという。
はなから信じていない照代だが、時刻を合わせようとツマミを回した瞬間、
風が吹いて時間が逆戻り。
再び、末広屋でのやりとりが繰り返された! 
どうやら、この時計には時間を巻き戻す不思議な力があるらしい…。
 
一方のサヤ(木村多江)は、駅前のスナックで働くエリカ(さくら)と知り合う。
エリカも、女手ひとりで娘の瑠璃(遠藤由実)を育てており、
2人はすぐに意気投合。
祐介(関根航)と瑠璃を連れてラーメン店へ…。

照代が帰宅すると、弁護士・中津川(鈴木浩介)がいた。
彼は祐介をサヤの亡夫の兄夫婦の養子にさせるための交渉に来ていた。
兄は父が経営する会社に勤め、跡を継ぐ予定だが、
子宝に恵まれないでいたのだ。

久代の命令で、照代は中津川をサヤのいる店へ案内。
彼から「サヤさえ承諾すれば祐介は裕福な生活を送れる」と聞いた照代は、
祐介の未来のためにも手放すべきだと考える。が、
祐介と離れたくないサヤは、中津川の説得に応じなかった…。
 
その頃、アルバイト探しが難航中の照代は、うっかり貴重な千円札を
溝に落としてしまった。
半信半疑のまま“幸せの時計”を5分巻き戻すと…またも時間が戻ったのだ! 
が、これで使用回数は残り1回に…。
 
一方、サヤは祐介が落とした
「子供を無事に返してほしければ、5000万円用意しろ」
という脅迫状を見て動揺。
どうやら、サヤがエリカの頼みで300円を10円玉に両替した際に、
祐介が拾ったものらしかった。

両替の時に瑠璃の姿がなかったことから、久代は
「瑠璃を誘拐されたエリカが、犯人に電話するため10円玉を必要としていた」
と推理。

照代、サヤ、陽太はエリカを探すため、公園へ…。
エリカの姿を見つけ、サヤと陽太が近づこうとした時、
陽太の体に再び夫が乗り移った! 
夫はなんと、エリカと中津川が話している現場を目撃したらしい。
 
結局、脅迫状はエリカが書いたものだと判明。
サヤと祐介の今後を考えたエリカが、2人を引き離すために仕組んだのだ。
成功して報酬が入れば、瑠璃を守れるというのも理由だった。が、
エリカはすでに改心しており、一件落着かと思われた瞬間、祐介の姿が消えた!

みんなが慌てる中、時計を使うべきか迷う照代。その時、祐介が現れた。
ホッとする一同。しかし、照代は迷った自分に後ろめたさを感じるのだった。
 
後日、“幸せをもたらす時計”の話は嘘だったと判明。
巻き戻った時間の謎が解けないままの照代だった…。

公式HPより

<感想>
やっちゃいました!あんなに楽しみにしてたのに~録画ミス。(;;)
主題歌が聞こえ、慌てて録画し始めましたが、冒頭を見逃しました。
「弁護士のくず」でも言ったのですが、オープニングに必ず、
前置きがあるでしょう?
それが結構長かったりするよね!?
まだ、始まってなかったの?位に、、、。
冒頭に何があったのかは気になる所だが、本編を見逃さなかっただけ、
まだ救われましたw。
沢村さんのポスター出演もさることながら、
今回は、ラジオで放送流れてましたね。
HPのあらすじでは照代が1000円落としたのは「溝」となっていますが、
川です。1話で、サヤの息子佑介が帽子を落とした川です。
とにかく、風が吹くと何かあるんですね、、、

母と子の愛情あふれる話に、照代は自分を重ね、笹乃館の3畳の物置部屋で、
しんみり、、、そこに再びやす子が現れますが、少しも驚かない照代。
ガラスのりんごの置物を見つめるやす子に、母親からの最初で最後の
プレゼントだと涙ながらに話す照代。
サヤやエリカとは違う照代の母慶子。愛されていないと泣く照代に
今回のやす子は穏やかでした、いつの間にか消えていたし、、、。

久代はやす子と照代は似ていると言っていました。
今度も照代の携帯に、メールが届きました。
それを、久代が見ていましたね、、、
制服姿で出没する偉子も、不思議な存在。
来週は、偉子のお話ですね。
録画だけは気を付けないと!


『クロサギ』 #2 「親友の姉は結婚詐欺」

2006-04-22 17:03:45 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
ある日、黒崎(山下智久)は高校時代の同級生・田辺智(小山慶一郎)と
偶然再会する。
「あの頃の俺もクラスの連中と馴染めなくて、
お前と屋上で空見ているときが一番ほっとしたんだよな」と
懐かしそうに話す智に、黒崎も穏やかな表情になる。

桂木(山崎努)は黒崎に田辺美咲(小沢真珠)という結婚詐欺師(アカサギ)の
情報を与える。
さらに黒崎は久々に再会した智が美咲の実弟で同じく結婚詐欺を
働いていると知り複雑な思いになる。

さらに、氷柱の友人のゆかり(市川由衣)は恋人にお金を貢いでいることが発覚。
その相手は智でゆかりを騙していると黒崎が知り…。

一方、叔父に迷惑をかけたくないという思いから氷柱(堀北真希)は
引越しをすることに。

そこは黒崎の経営するアパートだった!

公式HPより

ー あらすじ&感想 ー
今回は、結婚詐欺の話。
しかも、ターゲットのアカサギは高校時代の友人の姉だった。
その上、友人も詐欺をはたらいていると知った黒崎は友人をも罠に、、。
友人だから、そんな事させたくなかった、、、と黒崎。
微妙に矛盾。
フィクサーの存在も、黒崎の存在も完全に、警察(神志名)にバレていますが、、、
マークされて、やり難そう。
つうか、捕まるでしょう!?普通に。
あそこまで、バレてたら、、、。

氷柱は叔父さんの家を出て、一人暮らしを始めますが、引っ越した先が
なんと、黒崎の隣。
隣は大家さんだから安心だって、不動産屋さんが。
って黒崎のアパートだったんだ!(持ち物という意味)

氷柱はゆかりが、彼にお金を貸している事がどうしても納得出来ない。
ゆかりは氷柱は叔父さんが騙されたばかりで、疑心暗鬼になって
いるだけと、取り合ってくれない。

しかし、ゆかりが智に騙されていると知った、黒崎は、忠告に行きます。
そして、お前の金は俺が取り返してやるとあの時の様に言うのでした。
ゆかりにまで、詐欺をさせる気か?と憤る氷柱ですが、何も出来ない
自分がもどかしいだけ、、、。

結局、姉も、友人もカモり、おまけに、証拠の映像を神志名に送り、ちゃっかり
逮捕までさせる黒崎。
騙されていたと知り、黒崎を責める智。
「こっちに来て、助けてやれよ」と言う神志名の言葉に
智を残して、去って行く黒崎。

ゆかりにお金を返し、
「…たぶん、あんたは少し不器用なだけだ。金で買ったものはいずれ壊れる。
そうじゃない物を大事にしてみれば。まぁ、俺が言えた義理じゃないけどね」
と言い、去って行く。
(多分、心配してくれる友人氷柱の事を言っているんですね。)
「やっぱり、いい男じゃん!」とゆかり

詐欺という行為が納得出来ない、氷柱は、黒崎の帰宅を待ち伏せ。
自分の考えをぶつけます。そして、
「あなたはどうして、詐欺師になったの?」と黒崎の背中に向って問いかけます。
その言葉を聞いて、涙を流す黒崎。
氷柱は、黒崎の涙に、驚き立ち止まる。
黒崎は氷柱に、アパートを出て行くように言います。
「どうして、あなたは詐欺師に、、」
「直ぐに出てってくれ、、、」
階段を上る黒崎。
涙の意味を計りかねる氷柱。

今回の見所は、ゆかり役の市川由衣ちゃんのメイドカフェの
ウエイトレス姿!?
きっと、みんな萌え~だった!?
でも、私が萌え~だったのは、山Pの涙です!
詐欺してる時の恰好やウイッグは???↓だったけど、
普通にしてたら、ね。
後、某CM(エステ)のアップなんか、肌が綺麗でまさに萌え~です。


<キャスト>
黒崎(クロサギ)山下智久
吉川氷柱    堀北真希
白石陽一    加藤浩次
三島ゆかり   市川由衣
大沢夕有子    麗菜
桃山哲次     田山涼成
早瀬      奥貫 薫
御木本     岸部シロー
黒崎の父    杉本哲太
神志名 将   哀川 翔
桂木敏夫    山崎 努


田辺 智    小山慶一郎
田辺美咲   小沢真珠
カモ     小林すすむ


『弁護士のくず』 case2「ちょいワルおやじVS不良少女」

2006-04-22 15:51:58 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)は、18歳の古沢真琴(三津谷葉子)を
担当することに。
真琴の男友達が、真琴に援助交際を迫る男性から金を強奪、
その場に一緒にいただけで共犯扱いされたと涙を流し、
不安な表情を見せる真琴に、
武田は保護監察で済むよう全力を尽くすことを真琴に約束するが…。

一方、九頭はいきつけのキャバクラで、強面の須永(小川直也)が
店長の真崎(北原雅樹)をおどして金を取っている姿を目撃する。

公式HPより

スナックに九頭(豊川悦司)を起こしに行く武田(伊藤英明)
裁判だというのに、相変わらずの九頭に呆れる武田。
仕事帰りのお姉ちゃん達に声をかけられ、キャバクラの店長には
区役所なんて呼ばれている。
弁護士だなんて、バレたら、身包み剥がされるだけ、
「俺は金とかじゃなく、ハートで繋がりたいのよ!女の子とは。」と九頭。

事務所に戻るも、遅刻はするわ、法廷では酒臭いわ、おまけに、弁護士バッジを
失くしたと、画鋲をセロハンテープで貼って、誤魔化そうとしたと、
武田から散々ブーイング。
「バレないと思ったんだよなぁ~。」
(そんな訳ありません^^;)

大ボスの白石(北村総一朗)は今日も少年犯罪についてのテレビ出演中。
こんな事ばかりやっているから、金にならない、少年事件ばかり来るんだと
九頭。

そこに、徹子(高島礼子)が今度はこれよ。と案件を持って来た。
又しても、少年事件に九頭は武田に任せた!と一抜け宣言。
「僕はどんな仕事でも一生懸命やります!」と張り切った武田。
「流石、武田先生!じゃぁ、お花見の場所取りも頼みますね~」夕花(星野亜希)
「???」
「毎年、花見の場所取りは、新人の仕事なの。」徹子
「どんな仕事でも一生懸命やりま~す!」武田のカバンを持っておどける九頭。
「はい、どんな仕事でも手を抜かないのが弁護士の仕事だと思ってますから」
「古沢真琴、18歳、強盗事件よ。」
「強盗ったって、せいぜい、万引きに毛が生えた様なもんだろ~!」
「とにかく俺はガキの相手はパス!」
「18歳のホステスには目の色変えるくせに!」武田
「でも~古沢真琴って~可愛いんですよね、確かAVとかにも出てましたよ~!」
すっかり、男と勘違いしていた様子の九頭だったが、一遍。
「早く言ってよ~~!早く~」と口を尖らせ、やる気満々。

面会に向う足取りも軽やか、スキップまでしている。
「ガキの面倒はごめんだったんじゃないですかぁ~」
「伝わらないかなぁ~、少年犯罪に立ち向かう俺の意気込みが~」
「不純な動機で着いて来ないで下さい!」
「あっ!DVD見てくれば良かった!資料として。」
「・・・」

面会に入って来るなり、
「もっと、巨乳を期待してたのに~。」(どんな、期待!?)
机の下で、思い切り足を踏まれ、ぴょンぴょン立ち上がる九頭。
突然、中年の男に声をかけられ、そこに待ち合わせしていた男友達が来て
恐喝した、自分は何もしていない、その場にいただけで連行された。と
泣きながら話す真琴(三津谷葉子)にハンカチを差し出す武田。
そっと、手を触ってハンカチを受け取る真琴。
しかし、その様子を九頭は見逃さない。
「少年院行ってくれば、その方が為になるんじゃない?」
「彼女なら、社会の中で更生出来ます。」
「反省してる振り、してるだけかも知れないだろ、少年院行くのが嫌で、、」
泣き出す真琴。

「ああいう言葉は、子供の心を傷付けるんですよ」
「傷付くタマには見えないけどね」
「どうして、あの子を信じてあげないんですか?」
「女の涙を信用するなって、死んだじいさんの遺言でね、、」
「お前に手品見せてやる。」
「いいですよ、どうせ、キャバクラの女の子達に見せる練習でしょう」
「此処に仲の良い3枚のカードがあります。」ダイヤのA・2.3
「一枚は山に置いて、2枚は胸に」
Aだけ、トランプの山に戻し、残りの2枚は胸ポケットに。
「でも、離れ離れは寂しいので、此処に戻します。1・2・3」パチンと指を鳴らす。
胸から3枚揃ったカードを出す。
「どうやったんですか?」
「お前には見えてないんだよ!世の中には色んな奴がいるの、、」
「わかった!」山の上の1枚目のカードをめくり、タネを明かす徹子
見ていた夕花も
「なるほど~」
「40に片足突っ込んでる人は流石に目ざといね~」
足を踏んづける。痛がる九頭
「40に片足突っ込んでると、足元がおぼつかなくて、、」

ーキャバクラー
「山田教授の総回診です!」(白い巨塔のテーマ?)
今日は、病院のコスプレです。
九頭も国光(モト冬樹)も白衣。
新人のさくらちゃん登場で盛り上がる九頭と国光。
「さくらです!18歳で~す!」
「市役所の九頭で~す!」
「国ちゃんで~す!」
「源氏名に花の名前はいけないよ~さくらちゃん!直ぐ散っちゃうでしょう!」
九頭
「ええ~そうなんですか~?」
「いいじゃなーい!女の子はお店の花なんだから~」国光
そこに、強面の須永(小川直也)という、ヤクザが乱入。
店長から、お金を巻き上げて出て行った。
指パッチンで店長を呼ぶ九頭。
困っているのだと店長。
「市役所で何とかしてくれませんかねぇ~」
「さくらちゃんとの仲を取り持ってくれたらね~!!」
「もちろんです~」
意気投合の店長と九頭。
「もう、うちのバカちゃんとはエライ違いだね~!」

被害者に会いに行く二人。
平謝りの武田に、九頭は
「そんなの、許せませんよね~!ちょっとナンパして、
エッチしようとしただけなのに、逆にかつあげされて、、近頃の若い奴はほんとに~」
社内中から注目されると、すかさず、土下座のパフォーマンス。
中年のリーマンは困ってしまう。

「ああいう奴はつけあがらせちゃダメなの」
紐パンを触りながら真顔の九頭。
「何探してるんですか~」
「プラネタリウム。」
家の天井で見れる奴がある、部屋に誘って、電気を消すいいタイミングが
出来ると張り切る九頭
「東京は星空まで代用品か」
「田舎者の発想だね~、東京にだって星空はあるんだよ!お前は見えてないだけ」
「見えてない、見えてないって、あのマジックといい、バカにしないで下さい」
「じゃぁお前、あの手品のタネわかったのか?」
「まだわかりませんけど、冷静に考えれば直ぐわかりますよ」
「あんまり、古沢真琴に入れ込んだら、痛い目見るぞ!」
「九頭先生が女の子を口説くのと一緒にしない下さいよ!」
ピコピコハンマーで、武田の頭を殴る九頭。

保護観察処分となる真琴。
笑顔の武田。
ふくれっ面の九頭。
喜ぶ両親。

白石事務所でみんなにお礼を言う真琴。
だが、九頭は面談室での真琴の冷めた表情を見逃さなかった。
「まずいんじゃない~反省した振りは、、、」
武田が来て、出て行く九頭
お礼にと真琴は自分が出演しているAVのDVDを渡す。
慌てた武田は真琴に、少年院送致になりかけたのも、
今回の事だけが原因じゃない、普段の生活の乱れが良くないと説教DVDを返す、
「武田先生、これからも、真琴の事守ってくれる?」
「もちろんだよ!」
「ありがとう、これは、武田先生が捨てて」と言ってそのまま置いて行ってしまう

自宅に戻った両親は早速喧嘩をはじめ、罪の擦り合い、
ドア越しに、こっそり聞いている真琴。

DVDを見たい、見てはいけない、葛藤する武田。
デッキに入れるも、直ぐに止めてしまうが自己嫌悪に落ちる武田。

翌日、真琴は恥ずかしくなったから~とDVDを引き取りに武田の部屋まで
やって来た。
しかし、デッキに入ったままのDVDがバレてしまいバツが悪い武田。
真琴が部屋を出た後
「しもうた!しもうた!しもうた!、、、」
転げまわる武田。
部屋の外で聞いている真琴
「バカじゃねぇ。」

街角で、友達に、外に出てて大丈夫か聞かれる真琴
「大丈夫だよ、弁護士の先生にちゃんとお願いしておいたから。」
「へぇ~何て、お願いしたの?」
振り向くと、九頭が立っていた。
喫茶店に入ると、急に本音を語り出した真琴。
大人をかなり軽蔑している様子。
事務所の先生達に言うのか聞いてくる真琴に
「俺が知りたいのは18歳の女の口説き方」
「はぁ?オジサンのに興味はねぇよ!」
バカにした真琴にお前じゃない、キャバクラのお姉ちゃんだ、お前と同い年の
と九頭。
「あんた、悪い弁護士なんだぁ~」
奇麗事言っても、結局はみんな同じだと真琴。
「そうでもないんじゃないの~?」と言いかけたが、
これから、姉ちゃん口説く奴が言っても、説得力ないから、撤回と
やって来たさくらちゃんと去って行く九頭。

「見ちゃったんだ~DVD。」徹子
「僕はダメな弁護士です~~。」いつもの居酒屋で酔いながら、徹子に話す武田。
「弁護士がエッチなビデオ見ちゃいけないって規則はないしね~」
資料として見たと思えばいいと徹子。
「そんな、九頭先生みたいなこと言わないで下さいよ~」
無罪だと徹子が励ます。
自分は真琴の、付添い人なのに、一瞬でもそんな目で彼女を見た自分が
許せない武田。
子供達はこんな大人に絶望しているのだと話す武田。
しかし、徹子は親がどうでも、裕福でも犯罪を犯す子供は居る。
結局は、環境ではなく、本人次第なのだと、武田を励ました。

プラネタリウムが失敗に終り、意気消沈して、出勤して来る九頭。
いいなぁ~と寄って来る、夕花と白石だが、3万で譲るというとドン引き。
「今度はドライブか~女って難しいなぁ~」
「ホントですね、、、」
思わず、九頭のセリフに納得する武田。

ホテルに偽名で男を呼び出し、仲間を来させて、いつもの手口でお金を
巻き上げる真琴。
夜の街を歩く真琴を目撃してしまう、徹子。

事務所に来た真琴に、問いただす武田だが、真琴が泣き出して、弁解した為
疑って悪かった、と謝る武田。

しかし、再び同じ手口で犯行を重ねた真琴の前に現れたのは、須永だった。
仲間はボコボコにされ、真琴も連れて行かれそうになる、何とか須永の目を盗んで
物陰に隠れ、武田に電話する真琴。

ー白石事務所ー
電話している九頭。
「もう、さくらちゃんさぁ~あんだけ、つれなくしといて、
お店に来て欲しい時だけは電話して来るんだから~」九頭
「だって、須永って男が来てから、常連さんみんなドン引きで~」さくら
「須永~?」九頭
電話が鳴る武田。
「もしもし、真琴ちゃん?」武田
「助けて武田先生!」真琴
「今何処?」
「渋谷の、、、」
「須永?」武田
捕まってしまう、真琴。
事務所に急ぐ武田。
「須永!?」と聞いて、ピンと来た九頭。

真琴を助けようと必死に説得する武田だが、須永は脅迫まがいのセリフで
一歩も引かない、しかも短刀を出して、威嚇する。
そこに九頭がやって来た。
指パッチン!しかし、照明は消えない。
「刑法第222条、声明、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を
告知して人を脅迫した者は、二年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。
刑法第224条、未成年者を略取し、又は誘拐した者は、3月(みつき)以上
7年以下の懲役に処する。 」
「何だお前は!?」
「法律に詳しい区役所職員です。」
もう1度指パッチン!すると照明が消えた!

九頭はその隙に、須永の背後に回り短刀を首に当てる。
「はいはいはいはいはい!動かないで、動かないで!」
「お前、何者だ?」
「弁護士の、九頭です。よろしく。もうあいつらに手出ししないって
約束してくれないと、沢山血が出ちゃうけどいいかな~!?」
「やめろ!」
「それから、こっちが本題!俺の行きつけのキャバクラに
いちゃもんつけるのもやめてくれる?」
「わかった。わかったからやめてくれ。」

近くの公園で待つ国光と合流。
「国さんが電源切断している隙に、お前らをちょろっと助けるつもり
だったんだけどさ、間が持たないから刑法暗唱しちゃったよ。
お前もな、小遣い稼ぎに美人局(つつもたせ)はないだろう!?」

売りやらされようが関係ない。と初めて武田の前で本音を見せる真琴。
武田は思いっきり真琴の頬を叩いた。
「こんな事しても、全然痛くないんだろう?響かないんだろう?」
走り去る武田。
「バカじゃん」

真琴を助手席に乗せ、車を止める九頭
「家に送ってくれるんじゃなかったの?」
「どうするつもり?」
「お前、セックスとか大袈裟に考えないよな、好きだよ俺、そういうタイプ。」
とリクライニングを倒す、抵抗する真琴。
「お前、本音で付き合って欲しいんだろ?これが俺の本音だよ。」
建前が悪いという真琴に、痛いお灸。そして、説教。
「本音ばかりじゃ世の中立ち行かねぇよ」と車を降りた。

真琴は親が不仲で、離婚したいのに、世間体が悪いとか
自分が20歳になるまでとか親権取りたくないからともう10年もそうやっている
のが、耐えられないと言う。

真琴を叩いた自分の手を見つめる、、、。
事務所で九頭の置いていった、プラネタリウムを見る武田。

「世の中にはなんで法律があると思う?人間は弱いから、
人の物を取ったりしないようにしましょうとか、
人殺しをしないようにしましょうとか、
そういう約束をしているんだよ。大人だって弱いんだよ!
だから必死で建前ぶちたてて、自分の緩んだ気持ちに折り合いつけてるんだ。
人の弱いところを攻める前に、自分が強くなれ!
俺は子どもが嫌いだ。純粋で、バカだから。」

真琴の頭を叩く九頭。
「あいつがDVD見てたからって何だよー。そんな事でその人間の
本質がわかったつもりか!?
便所でウンコしてる姿が、そいつの本質かよ!?あいつは致命的なバカだから、
いくら騙されても懲りずにお前の力になるだろうなー。
体売って、人騙して、ヤバくなったらああいうバカを利用して。 
お前は賢く、生きればいいよ。」
九頭の言葉を噛締める真琴。

国光の古本屋でカップラーメンを食べながら、オセロをする九頭。
「あれからどうだい?お前んとこの若先生はさ。」
「さあね。俺が世話焼くことじゃないよ。そういうのは、影ボスの仕事!」
「楡原事務所にいたあの女弁護士さんね!九頭と、あの女先生が戦った裁判は、
 俺は今でも忘れないね。まさかあの後、彼女が白石事務所に来るなんてさ。」
「星のめぐりが悪くて困るよ。」
「勝った!お前さ、裁判以外の勝負事、からっきしだな。」
終わったオセロは白でハートマークになっていた!

トランプを見ながら、ボーッとする武田。
「次の案件だけど、武田くん?武田くん?」
ボーっとする武田に徹子は、
「3年前、楡原事務所にいた時、私は、恋人を訴えたの。彼は証券会社の社員で
汚職事件の全ての責任を押し付けられて解雇された。
その会社の顧問弁護士だった私は、恋人より仕事を選んだの。
その時、彼が雇った弁護士が、九頭さんだった。
九頭さんは絶対に勝てる訳もない大企業を相手に、
一歩も引かずに真実を証明しようとした。
私は後ろめたくて、九頭さんが法廷で言う、一つ一つの言葉が、
胸に突き刺さったの。でも、正義は勝たなかった。
勝ったのは私たち。軽蔑した?私の事。」
「いえ・・・。」
「あの時、彼の弁護士が九頭さんじゃなかったら、
 私は今でも、大事なものを見失ったままだった。」
武田の手からトランプが落ちる。
それを拾い集めながら、くずの言葉を思い出す武田。

ーお前には見えていないんだよ。ー

「僕には、見えていなかったのかもしれない。」
拾ったハートのエースを見つめる武田。

真琴が働くネイルサロンに行く武田。
「何だか落ち着かないなぁ~」真琴に爪を手入れしてもらう武田。
「今どき、爪が汚い男はもてないよ先生。営業マンとか結構来るんだよ!」
「へぇ~プロの言葉だね。」
「まだ見習いだけどね。」
それは自分も一緒だと武田。
「先生ありがとね。それから、弁護士のくずにもお礼言っといて、
私強くなるって決めたから。」

武田が事務所から、凄い恰好で出て行こうとする。外の入り口に九頭がいた。
「真琴ちゃん、ネイルサロンで働く事にしたそうです。」
「そうか、あいつ、凄い爪してたもんなぁ~」
「九頭先生にありがとうって言ってました。これからは強くなるって、、」
「それから、トランプのタネわかりました。ハートのエースだったんですね、、」
「僕は何も見えてませんでした、、、。ニセモノの星空も綺麗でした。」
シートを広げ、白石誠法律事務所のちょうちんを下げ、場所取り~。
(お花見の場所取りだったんだ~。その恰好。)

女がいない、とボヤク九頭。
夕花はピンクのアフロヘア。
徹子は桜の枝が2本立っている、カチューシャ。(鬼の角みたい~)
「いるでしょう~!」とどすの利いた声。
白石がお弁当を手にやって来た。
白石に真琴の事を聞かれると、これからも見守って行きたいと武田。
流石だねぇ~と冷やかす九頭。
「真琴ちゃんのDVDもちゃんと見てたしね!」
「彼女のDVDなら私も見たいねぇ~」
「白石先生!!」徹子・夕花
「開封済みのDVDは、お前のデスクから回収した!」
九頭がDVDを取り出す。
「返して下さいよ!勝手に持ち出すなんてー!」
「じゃあお前、金払えよ。」
「はぁ!?」
「勝手に俺のプラネタリウムを見たろー!?
 なんかいい話してるから、騙されるところだったよ。ほら、払え、3万!」
「1回見ただけじゃないですか!」
「ダメだね。所有権の侵害!」
「ケチ臭いこと言わないで下さいよー。」
「あ!お前女とやっちゃって、責任取れって言われたら、
 一回だけじゃーんって、逃げるタイプだなぁ!?」
「九頭先生にだけは言われたくありませんよ!
 結局さくらさんにだって手を出す前に逃げられたくせに!
 九頭先生が適当でいい加減なことぐらい、女の人は全てお見通しなんですよ!」
「武田先生もたまには的を得たことを言うんですね。」
みんなが感心している間に走り出す九頭。
追いかける武田。
「返して下さいよー。DVD!!このー、弁護士のー、くずー!!」


<キャスト>
九頭元人(くず もとひと) (40) … 豊川悦司
武田真実(たけだ まさみ) (28) … 伊藤英明
小俣夕花(おまた ゆうか) (26) … 星野亜希
国光裕次郎(くにみつ ゆうじろう) (48) … モト冬樹
白石誠(しらい しまこと) (60) … 北村総一朗
加藤徹子(かとう てつこ) (39) … 高島礼子


突然、タイトルバックから始まる所が、新鮮だった。
近頃のドラマは前置きがあって、タイトルが当たり前だから。

鍵の掛かっていない、自転車乗って行ったり、
弁護士バッジ失くしたり、代用で画鋲って・・・
ガキはごめんだ!と言っておきながら、AVにも出た事のある女の子と
わかった途端、態度一遍。
流石、弁護士のくず。というより、欲望の塊、本音で生きる男、代表。
だけど、結局、人がいいのか、お姉ちゃんは手に入らないみたい。^^;
着ぐるみの犬が必ず出て来ますね。
今回は、朝帰りの飲み屋街に出没。

『プリマダム』 #2「44歳の決断!夫に内緒のレオタード、、私自分の為に踊りたい」

2006-04-21 16:10:14 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
娘・舞(夏帆)や結(志保)、そして、もちろん高太郎(古田新太)にも内緒で
始めたバレエのレッスン。
店長の山本(加藤雅也)も、男性ながら違う時間帯で教室に通い始めたらしく、
ライバル心いっぱい。

ハンバーガーショップの常連で一緒にバレエ仲間となった保険外交員・吉村夏芽
(高岡早紀)の情報によると、佳奈(黒木瞳)の教室での主な仲間は、

夫と青果店をやっている三崎レイ(映美くらら)、ダイエット目的の専業主婦・
岩井千里(黒瀬友美)、外務省職員夫人の高杉民江(松島トモ子)、
不動産会社社長夫人の青葉笑子(神田うの)ら。
娘・冬美(亜希子)と二人暮しの夏芽は、35歳という年齢を考えて
「ママ、バレエ始めたの」とは言いい出せず、ヨガ教室に言っている事に
なっていた。

翌日、全身筋肉痛ながら気分爽快の佳奈は、バッタリ出会った遥生(中島裕翔)に
バレエのポーズを練習していた所を見られてしまう。
当の遥生は通学中も母親の秘書にガードされている様子だったが、
匠(小林十市)は、親がいくら止めても遥生は必ず土井バレエ教室に
戻って来ると断言する。

その匠から、雑用のパートをすれば、好きなだけレッスンしてもいいと言われた
佳奈はヤル気満々だった。

ところが、佳奈のレッスンに思わぬ邪魔が入った。
夕方のレッスンを受けたい山本が、佳奈にパート時間の延長を指示したのだ。
パートの後すぐ家事に取り掛からざるを得なくなった佳奈は、
レッスンも受けられず、踏んだり蹴ったり。
佳奈は、勤務時間を元に戻して欲しいと山本に頼み込むが
受け入れてもらえそうになかった。

そんな折、高太郎が会社の部下たちを夕飯に呼ぶ、と一方的に言い出した。
パートもあるからそんなの無理!と佳奈は言うが、高太郎は聞く耳を持たない。
レッスンの出来ない佳奈は、深夜、舞に見られているとも知らず、
キッチンの縁に掴まって、密かにレッスンをしてストレスを発散した。

高太郎が部下を呼ぶ日、山本が張り切りすぎてギックリ腰になった為、急に
佳奈が以前通り夕方のレッスンを受けられるようになった。
喜び勇んで教室に入った佳奈は、早速レッスンを開始。
そこに制服姿の遥生も現れ、教室内は一気に賑やかになった。

レッスン終了後、佳奈は、遥生に、その将来を心配する嵐子(中森明菜)と
十分話し合うよう諭した。
そして、夕食の事を思い出した佳奈は、秘密を知ったらしい舞に協力を求め、
慌てて準備を始めて_。

公式HPより

ー感想ー
微妙です、、、。
何だか、のめり込めない、夫に内緒で習い事、、、。
という、シチュエーションはあるにしても、どうして、全くの他人から
「誰も見たくないから、辞めろ!」だなんて言われなきゃいけないの~!?
それこそ、大きなお世話よ!ぷん!
しかも、「ロイヤルバレエに行けば会えると思っていたのに、
どうして辞めたの?」って、、、。
その位ちょっとは想像しようよ!色々事情もあるでしょう~!!

あくまでも、自己都合で逃げ出して辞めたみたいな決め付けはどうかと思うわ。
裕福な生活が染み込んじゃって、庶民の生活は想像出来ないのか?
「だから、そんな変な人になっちゃったんだね!」って息子にまで言われてるし。
何だか、命も短そうだけど、同情の欠片もないんですけど・・・。
結構自分、涙脆い方なのに、、ええ~そうなの~(;;)って気持ちになれない。
後1回、見て嵌れなかったら、終了かも、、、。


<キャスト>
万田 佳奈 (44) 黒木 瞳
万田 高太郎 (44) 古田 新太
吉村 夏芽 (35) 高岡 早紀
青葉 笑子 (30) 神田 うの
倉橋 遥生 (12) 中島 裕翔 (ジャニーズJr.)
土井 匠 (36) 小林 十市
高杉 民江 (62) 松島 トモ子
三崎 レイ (26) 映美 くらら
岩井 千里 (28) 黒瀬 友美
万田 舞 (14) 夏帆
万田 結 (12) 志保
吉村 冬美 (15)  亜希子
山本 潔 (42) 加藤 雅也
畠山 秀介 (47) 内藤 剛志
倉橋 嵐子 (40) 中森 明菜



『特命!刑事どん亀』 第2話

2006-04-19 18:57:55 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
ローラン共和国の外交官・ライネン(マーク)が行方不明になった。
ローラン共和国大使館には覚せい剤密輸の噂が絶えない。
しかし外交官特権のため、警察も踏み込めずにいた。
その翌日、今度はライネンの娘・エレノア(エミリー)も誘拐された。

ライネンが行方不明になった件は宮内(柄本明)によって極秘捜査課に
伝えられた。
ライネンは行方不明になる直前に、知人の警察関係者に覚せい剤密輸の
証拠を握ったと連絡していた。

全権大使のバンギッド(チャック・ウィルソン)が中心人物と目されるが、
大使館への立ち入りはおろか捜査への協力も拒否しているという。
外交官特権ゆえに警察も立ち入れないことからライネンらは大使館内に
監禁されている可能性が高い。
亀田(西田敏行)らはシロアリ駆除を装い大使館潜入を図る。

小太郎(渡辺いっけい)が開発した秘密兵器「とっても気配り君」と共に
亀田はまんまと潜入に成功した。
気配り君は小型カメラとマイクがついた偵察マシンだ。

特殊車両の小太郎に遠隔操作された気配り君は独自に調査を開始し、
エレノアを発見する。
そしてライネンが隠した証拠の隠し場所を聞き出す。
しかし、ライネンの監禁場所などはわからず…。
ライネンとエレノアを救出しバンギッドに正義の鉄拳を見舞うため、
亀田らは水芸の師匠とそのご一行に扮し大使館主催のパーティに潜り込む。

公式HPより

<キャスト>

亀田呑(かめだ どん)西田敏行
柊 順平(ひいらぎ じゅんぺい)沢村一樹
速水真理(はやみ まり)黒谷友香
八重樫竜介(やえがし りゅうすけ)的場浩司
秋山琢磨(あきやま たくま)猪野 学
更科秀武(さらしな ひでたけ)金田明夫
今岡由紀夫(いまおか ゆきお)高杉瑞穂
三枝亜利沙(さえぐさ ありさ)阪田瑞穂
野崎伊佐夫(のざき いさお)野元学二
田所小太郎(たどころ こたろう)渡辺いっけい
藤島みどり(ふじしま)余貴美子
宮内徳次郎(みやうち とくじろう)柄本 明

<感想>
ちょっと、面白さ半減、、、。
期待し過ぎたせいかな、、、。
キャストは魅力的なんだけど、時間帯のせいか、、
いまいち、、盛り上がらない。
笑いを求め過ぎかな、私、、、。
でも、それがなくなったら、ただの刑事ものになっちゃうし、、、
折角のキャストなのに~もっと上手く使って欲しいというか、
生かして欲しいよ~!!
う~ん難しいね、、、。

エレノアちゃん役はキューピーのたらこのCMの女の子ですね!
カワイイ!!
日本語うまっ!!
ハーフですかね。


『ギャルサー』

2006-04-19 18:19:10 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
パラパラ大好きギャルたちが集まる、渋谷の繁華街に突然、
謎のカウボーイが現れた!

このカウボーイは、アメリカ・アリゾナの大平原育ちのシンノスケ(藤木直人)。

シンノスケは、大自然の中で培ったピュアかつダイナミックな行動で、
ギャルたちの抱える悩み、問題を破天荒に解決して行く。

渋谷を舞台に、斬新なヒーローが嵐を巻き起こす、
異色の学園モノともいうべき痛快爆笑アクションコメディー。

公式HPより

東京・渋谷上空から、スカイダイビングして来るシンノスケ。
パラパラを踊るギャルたちの集団を”インディアンの娘達”と勘違い、
目がけて下りてくるが、失敗。

渋谷・音楽喫茶「クリフォード」に落ちて来た。
パラシュートに絡まって、2階のベランダ付近に引っかかるシンノスケを
何事かと、「クリフォード」にいた商店街のメンバー客たちが出て来た。

「ちょっと間違えた。」シンノスケ
「ちょっとってな、あんた色んな事間違えてるぞ!」柳下(生瀬勝久)
クリフォード店主

ドラックストアの前の銀の蛙の置物を見つけると、投げ縄を振り回し走り出した。
捕らえて、引き寄せた。
「銀の蛙はとっても神聖、ニセモノ作れば災いが起こる。これ常識。」
「何処の常識だよ~?」ドラックストア店主相川(温水洋一)
「昔、銀の蛙作った街は○○で滅びた、とても怖ろしい。」

地面に叩き付け割ってしまう。

「これで大丈夫、この街は救われた。」
「大変な人が来たもんだね、どうも、、、」文具店店主・土谷(高田純次)
「oh~ドラックストア!薬屋か~」

「何なんだよ~あんた!」
「名乗るほどのものではない。」
「名乗れよ!!!」3人同時に
「ひとつ教えろ!」
「命令か!?」柳下

「こんな人に質問される筋合いないよ~」相川
「あぁ、こっちが聞きたい事だらけだもんね~」土谷
「インディアンの娘達は何処だ?」
「はぁー!?」
「空から見えた、踊ってた。」
一同唖然。
「あんまり、この辺でインディアンは見ないけどな~」

ーアメリカ・アリゾナー
「シンノスケ~!シンノスケ~!」
シンノスケを捜すモモ(山内菜々)
「実はシンノスケは渋谷に行った、日本の東京の、、、」ジェロニモⅢ世
(古田新太)
「嘘!?」モモ
「インディアン嘘つかない!!」ジェロニモ

公園で、テントを張り、獲物の罠を仕掛け、焚き火をするシンノスケ。
懐中電灯で照らす渋谷交番の警官一ノ瀬(佐藤隆太)
腹が減っているのかと焚き火であぶっていた串刺しの肉を差し出し
「食え!」
「貴様、本官が若造だからと言って、直ぐ焼肉、焼肉言う大学生みたいにだと
思ったら大間違いだぞ!」
「あのなぁこんな所で焚き火をしてはいかん!」
「何故?」
「そういう、決まりだから、、」
「why?誰が決めた?」
「そんな事は知らん!」

「what!?誰が決めたかわからない決まりに従えと、、、」
「規則は守らなくてはならんのだ!」
「何故!?」
「・・・市民の安全を守る為だ!」
「それは大事な事だ!」
「ようやく、わかったか、、」
「市民を危険にしない。気を付けて焚き火する。」

「だから、、、そういう事じゃなく!」
「何だ!?」
「此処で焚き火をしちゃいけないの!!」
「何故!?」
「規則だから!!」

「お前!!守りたいのは市民か?規則なのか?どっちだ!?」
「とにかく、速やかに焚き火を消して、此処から立ち去れ!ちくしょうーー!!」
悔しくて走り出す一ノ瀬
空の星を見上げるシンノスケ。
「寝る時間だ。」

翌日、仕掛けた、落とし穴の罠に、渋谷のギャル・サキ(戸田恵梨香)が
掛かった。
驚く仲間たちを尻目に、掛かったのが人間で、違う意味で驚くシンノスケ。
「何故人間が掛かる!?」
ギャルたちを見て
「oh~インディアンの娘達、帰って来たのか!?」
「何だよ、このおっさん!?」
「頭大丈夫か?」
「キモイんだよ、お前!」
「キモイ?」
「気持ちわり~んだよ!」
「それはいけない!」

引き上げると、肩に抱えて、相川のドラックストアに駆け込むシンノスケ。
勝手に、漢方薬を取り出して、煎じはじめて、サキに無理矢理飲ませる。
「これで、大丈夫」
「にげ~!!」
「気持ち悪いのは、治ったか?」
「気持ち悪いってのはテメエの事だよ!テメエが薬飲め!」
「優しい娘、人を気遣う、、」

「ウザイんだよ、死ね!」
「悪い娘!何故、死ねと言う?」
相川の後ろに隠れるサキ
「お金払って下さい」
「お金、、、遠い昔、聞いた事がある、、、」
「どんなとぼけ方だよ!?あたしでも使わないよ!」
「ジャスト、ジョーク、心配するな、、、獲物獲れたら、お前に渡す。」
「獲物~?獲物はいらない、お金。」
「どうしてもお金がいいのか?」
「お金がいいです。」

シズカ(佐津川愛美)が5000円を差し出した。
「これで、、、」
「足りないんですけど~」
「残りは後で、今日バイト代入るんで、、」
「ほんとに~?」
「取って置きなさい」
「お前がいうな!?」

10円しか持っていないサキはシズカに無償に苛立つ。
「ウザイんだよ!死ね!」
「又、死ねという!悪い娘!!」
追いかけようとするが、これ以上騒ぎを大きくするなと相川に止められる。
「ここいらじゃ、死ね!とかウザイ!とか挨拶みたいなもんなの!」
「what!?挨拶、そうなのか~」

「クリフォード」ではシンノスケが残していった、パラシュートを必死で
回収する柳下。
妻・恵美子(大島さと子)が心配してやめるよう促すが、得体の知れない、
カウボーイと関係があると思われては大変と、回収を続けるが、バランスを崩して
落下、段ボール詰めの卵の山のトラックの荷台に落ちた。
「大丈夫?」
「だ、大丈夫」めがねと目の隙間に卵の黄身。

公園に戻ったシンノスケに、「東京23区条例集」を手にした一ノ瀬が
近付いて来た。
「貴様!先ず此処で焚き火をしてはいけないのは、都市公園条例弟9号に
違反するからだ!これは1950年~~」
「ウザイ、死ね!、、、、死ね!」満面の笑みのシンノスケ。
「貴様~本官を侮辱する気か~!?」
「ウザイ、死ね、は挨拶。この街のルール!」
「そんな、ルールあるか~!!」
「what!?違う?shit!」

駆け出すシンノスケ、追いかける一ノ瀬、しかし、早い!!
相川のドラックストアに着くなり、
「何故、嘘をつく?嘘をつく、良くない!!」
と掴みかかる。
ようやく追いついた一ノ瀬に相川がこの人を逮捕して下さいとお願い、
交番に連れて行こうとすると、空を見上げたシンノスケ、
「メシの時間だ!」
何がメシだと騒ぐみんなに
「食事、おろそかにする。良くない!」

説得されたように、「クリフォード」に連れて来た、相川、一ノ瀬
包帯に巻かれ、怪我をしている柳下に
「どうした!?何故、怪我をしている?」
「あんたに言われたくない!」

ーアリゾナー
シンノスケを心配するモモ
「心配ない、カウボーイのくせに、インディアンに馴染んだ男だ!
あいつは何処に行っても、、、、何れ馴染む、そして大事にされる。」
「でも、渋谷だよ・魔物が棲む街よ。」

ークリフォードー
「お前、何処から来た?」
「アリゾナ。」
「アリゾナ?アメリカの?」
「何しに来た?」
「いもこを捜しに。」
「いもこ!?」
「ジェロ~ニモが捜している。」
「いもこ、17才、渋谷。」
(そんな、キーワードで捜せるか!?)
オムライスを出され、天に、神に命に感謝するシンノスケ。
「いただきます。」

サキはシンノスケのテントに行くが不在だった為、腹いせに物干しを蹴り上げた、
すると、棒が倒れ、焚き火に落ちて、あっという間にテントまで燃え広がってしまった。
慌てて逃げ出すサキ。

パラパラのチーム「エンジェルハート」では、何をやってもとろい、サキの友達
シズカに対するイジメが始まった。
サキはそんなイジメをシカトするだけ。
スミレ(奈津子)も成り行きを見守るしかなかった。

テントに戻ったシンノスケと一ノ瀬だったが、又しても仕掛けた罠に、一ノ瀬が
掛かり、不思議に思うシンノスケだった。
罠から下ろして、テントに戻ろうとするが、跡形もなく焼けていた、、、。
しかも雨まで降って来た。

仕方なくアパートに連れて来る一ノ瀬。
勤務がある為、シンノスケを置いて、戻る一ノ瀬。
シンノスケはジェロニモに電話する。
「お~シンノスケ、着いたか?」
「着いた。」
「最初はちょっと引っかかった。」(パラシュートが・・・)
「何!?引っかかった?噂のオレオレ詐欺か?」
「それから、薬をもらったら、金を寄こせと言われた。」
「くすりの取り引き!!」(何故か麻薬を想像。)
「済まない、お前を危ない所に行かせてしまった。」
咳き込むジェロニモ。
「大丈夫か?ジェロニモ」
「死神がもう、そこまで来ている。」
「いもこは必ず俺が見つけて、連れて行く、それまで頑張れ!」
「俺も頑張る!だが死神も頑張る。」
「死神は頑張るな!」
電話を切って、空を見上げ、神に祈るシンノスケ。

エンジェルハートのシズカ虐めは激化。
練習中に、泥水の入ったペットボトルを間違えて飲んだシズカ。
サキに助けを求める視線、しかし、サキは冷たく
「ウザイんだよ!死ね。」

何度も、サキの「死ね」を聞いたシンノスケはサキに説教する。
「お前誰かに似ている。」
「何だよ、えびちゃんだろ?」
「メアリー!!」
「メアリー?」
「そう、ミスタースミスの牧場で一番の暴れ牛!」
「牛かよ?」

仲間が笑っている。
「笑うな!死ね!」
「又死ねという、悪い娘、友達に死ねという?」
「友達?そんなんじゃねぇよ、それに誰も本気で死ねとか思ってねぇし、
いいんだよ!」
「違うのか?ではお前にとっての友達は何だ?」
「これは?」
エンジェルハートに入った記念に、シズカがお揃いで買ってくれた、
バッジを指差すシンノスケ。
「お前、死ねという言葉、、本気ではないというが、何故か、
言われると心が沈む。」

電話が鳴り、シズカがもう死ぬ、、、とポツリと言った。
慌てて走り出す、サキとスミレ

ビルの屋上に立つシズカ。
スミレが一ノ瀬を捕まえて連れて来た。
「シズカ~!何やってんだよ!」
「サキ、私死んだ方がいいんだよ。」
「そんな事思ってねぇよ!」
「お前、ウザイ!」シンノスケ
「てめぇ、変なタイミングで、余計な事言うんじゃねぇよ!」サキ
「やっぱり、、、」シズカ
「そんなんじゃねぇよ!」サキ
「ウザイ、死ね。」シンノスケ

シズカを引き止めた、勢いで自分が落ちてしまうサキ。
投げ縄を落下するサキに引っ掛けるシンノスケ。
シズカが一ノ瀬が縄を引っ張っている。
「貴様も引っ張れ!!」
「間違えた。」
「間違えたって何だよ、助けるんだよ普通!」サキ
「ウザイ、死ね。」
屋上から、サキを見下ろして、同じ言葉を投げかけるシンノスケ。
強がっていたサキも逆さになって、縄がズルズル落ちると、怖くなった。
「シズカ、ごめん、ウザイとか死ねとか言って、、、
あたし、死ぬのってどういう事かわからなかったから、、、
つうか、こえ~よ!死にたくないよ~~!」
泣き出すサキ。
その時、シズカと一ノ瀬の手が限界で縄が落ちて行く。
「きゃーー!!」
屋上の、反対側のフックにしっかりと縄は結ばれていた。
間一髪、留まったサキ。

ゆっくり、引き上げるシンノスケ。
「ジャスト・ア・ジョ-ク!」
「貴様~!!」
「俺は日本のルールに従っただけ、ウザイ、死ねと言う、本気ではない、
でも言われた方は本気で怖い。」
抱き合って泣きながら謝り、無事を喜ぶシズカとサキ。
ほっとする、一同。

ーアリゾナ=渋谷ー
「心無い言葉は毒を塗ったブーメランの様なものだ。それは人を殺し、やがて
自分に返って来る。」ジェロニモ
「それで、その女、いもこなのか?」
「いもこ!?」しまったの表情。
「関係ない女の世話焼いてる場合か!?」
「すっかり、忘れてた!」
「忘れるな!!」

翌日。
「まだいたのかーお前!?」一ノ瀬
せっせと木彫りをするシンノスケ。
「お前に恩を返していない。」
「要らん!さっさと出て行け!」
「つうか、しつこい!!」
「何~!」
「シンノスケ、ギャル語がうつってるよ!」
何処からか声がする。
「俺は日本のルールに従っただけ、、」
「変なとこだけ、従うんだから~」
「!!」振り向くシンノスケ。
パラシュートで窓辺にゆっくり下りて来る、モモ。
「モモ~!!」
抱き締めるシンノスケ、微笑むモモ。


<キャスト>
北島進之助(33) カウボーイ 藤木 直人

サキ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 戸田 恵梨香
レミ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」総代表 鈴木 えみ

ユリカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組 矢口 真里
ナギサ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組幹部 新垣 結衣

リカ(17) ギャルサー「エンゼル・ハート」次期総代候補 岩佐 真悠子
シズカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 佐津川 愛美
スミレ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 奈津子

柳下哲雄(49) 商店会長 生瀬 勝久
柳下恵美子(43) 商店会長夫人 大島 さと子

土谷守(50) 土谷文具店・店主 高田 純次

相川勇作(44) ドラッグストア・店主 温水 洋一
早川晶子(33) ドラッグストア・薬剤師 三浦 理恵子

一ノ瀬誠(24) 渋谷交番勤務・警察官 佐藤 隆太

ジェロニモIII世 謎のインディアン 古田 新太
モモ(8) ジェロニモⅢ世の娘 山内 菜々


<感想>
見る気なかったんだけど~~、生瀬さんや古田さんと見たら、(笑)のボタンが
押され、つい、面白くない訳ない!と勝手に決定!
やっぱり、そこは笑えた。
いや~藤木さんも、此処の所、毎クール出て来ますけど・・・
「断らねぇ~!!」と感心。
心境の変化か?結婚して一皮剥けた?ってくらい、おかしな奴。
7才まで日本にいたがその後は何故かカウボーイになり、その癖、アリゾナで
インディアン親子と共同生活。
どんな因果か、いもこなる17才の女の子を渋谷に捜しに来たらしい。
いもこ捜しを依頼したのは、インディアンのジェロニモⅢ世。
インディアンなのに、日本語、、、。
テント生活なのに、電話って、、、。
色んな不思議はあれど、茶目っ気でごまかしつつ、、、。
古田さんの髪型で、「リンリン・ランラン」を思い出してしまった私は、
かなり、年ーー!?

『マチベン』 ファイル№2 「依頼人を裏切れますか?」

2006-04-17 18:44:52 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
高校教師鈴木博史(大倉孝二)が誘拐事件の容疑者として身柄を拘束された。
天地涼子(江角マキコ)は、新たにマチベンに入ることになった
神原啓吾(山本耕史)とともに鈴木に接見し、事情を聞く。

鈴木は誘拐とのかかわりは否定するが、誘拐当日のアリバイには口を濁す。
鈴木を誘拐犯ではと疑う神原と、潔白を信じる涼子は、激しく対立する。

やがて涼子に問い詰められた鈴木はある告白をする。
誘拐の当日、鈴木はある理由で教え子の谷村茉衣(悠城早矢)と一緒だった。

しかし、その日茉衣に何があったか絶対に口外しないと約束したため、
アリバイを語ることが出来なかったのだ…。

公式HPより

<あらすじ&感想>

「被告人の名前は?」裁判官
「天地涼子です。」天地(江角マキコ)

「職業は?」
「弁護士です。」

「罪名、及び罰状、殺人未遂、刑法第203条第199条」松尾(沢村一樹)検事
「私は被告人の無罪を主張します。」神原(山本耕史)弁護士

「此処に被告人の手紙があります、全て深川保に宛てて書かれたものです。
この一通一通に残された記録を本法廷で検証する事によって、何故弁護士である
被告人が被告席に立つに至ったのかを解明したいと思います。」

ー 一年前 春 武蔵野刑務所 ー
深川保(竜雷太)が面会を促す、刑務官に
「何度来られても、お会いする気はございません。」
とやわらかな表情で言う、そして、手紙を読み始める・・・。
ー前略 深川保様ー
風邪をひかれたと聞きました。
どうか、無理をせず、お医者さんを頼んで下さい。
表はすっかり春、もう直ぐ事件から3度目の5月が来ます。
私も少しはマシな弁護士になれたでしょうか?
あなたを受け止められるだけの、、、。


1話で「太田&スミス法律事務所」を辞めた、神原が天地達の
「えびす堂法律事務所」前でウロウロ。
そこに、天地が出勤、
「不当解雇でお困りの神原啓吾さん、29才で~す」
と事務所に連れて入る。

僕はまだ、、、と戸惑う神原にみんなからかいの一言。
本気で聞いて、聞き流す事を知らない神原に
「冗談や~大丈夫か?こんな青りんご!?」浦島たまを(中島知子)
「此処は、みんなパートナー、誰がボスとかありません。」
「机並べてるけど、それぞれ個々の事務所みたいなもんです」後藤田薫(沢田研二)

「ただ、ルールはあるで、1、禁煙 2、整理整頓
そして3、報酬の3割を事務所の運転資金として入れる事。
まっ、自分の好きな仕事ばっかりやって、稼ぎの悪い方もいらっしゃいますけど
そうすると、此処の家賃と村ぽんの給料が払えませんので、
そこんとこ、宜しく!」たまを
「事務員の村山です、では早速名刺の手配を、、、」村山信介(小林隆)
「まだ、決めたわけでは、、、」
客が来て、結局手伝わされる神原。

此処で訪ねて来たのが、2話のゲスト、鈴木睦美(奥貫薫)
離婚調停をたまをに依頼していた睦美は、ようやく出廷を了解してくれた夫
博史(大倉孝二)が待ち合わせ場所に姿を見せず、来ないつもりではないかと
息巻いて来た。

たまをが早速博史の携帯に電話するが中々出ない、そこで神原に代わって、
睦美と話そうとすると、携帯に出た。
話し始めるが、どうも様子がおかしい、、、。

電話に出たのは、警察、それも一課。
しかも、鈴木博史は現在取調べ中で、電話には出せないと言う。
訳がわからず混乱する、一同、後藤田が一課は要するに、凶悪犯罪の課だと
説明すると、睦美は慌てて、夫はそんな事する人ではないと、弁護した。

「どうしようもない人ですけど、人様を傷つける様な事が出来る人ではありません」
この一言で、涼子は動いた。

事件は、誘拐の身代金受け渡し場所に鈴木が居た事から、始まった。
公務執行妨害で逮捕された鈴木。
鈴木は化石マニアで、8年前に恐竜の歯の化石を発見した事でも有名になっていた

その、高尾川で化石を探していた所に、橋の上からカバンが落ちて来た、
鈴木は開けて見ると、中には札束、、、抱えて行こうとすると捜査員に
取り囲まれ、慌てて、採掘用の小さなかなづちを向けると、公務執行妨害で
逮捕となった訳だ。

誘拐など、身に覚えの無い鈴木は、困っていた。
しかし、接見に来た、涼子や神原に誘拐が起こった時間、何をしていたか問われると
言葉を濁してしまう。

鈴木を疑う神原、、
鈴木を信じると決めた涼子は鈴木の勤務する学校へと赴くが学校側の態度は冷たい
それと言うのも、まだ、自供もしていないのに、実名で容疑者として、
報道されていたからだった、、、。

これには、流石の神原も腹を立て、涼子と合流する。

ほどなく、女児は自力で脱出して来て、容疑者との面通し、しかし、鏡越しに
鈴木を見せただけで、無理矢理似ていると言わせて、証言としてしまった。

結局、誘拐事件は会社の経営が上手く行かない父親が母親の実家から
お金を引き出す為の狂言でした。

鈴木は、事件当時、万引きで捕まった生徒を保護しに行っていた。
しかも、親にも学校にも知られたくないという生徒を最後まで守る為、
その事は絶対口にしませんでした。

彼は、8年前の化石の発見で嘘をついていたのです。
高尾川に発掘に出かけた鈴木に地元の叔父さんがくれた物だったのです。
話そう、話そう、と思っている内に、叔父さんは亡くなったそうです。
鈴木はずっと罪の意識から逃れられなかったのですね、、、。

学校側を不当解雇で訴えた涼子でしたが、後藤田に鈴木さんは絶対言わないよ、
言わないでくれって言われているのに話したら、、、、
この戦いは、無意味なものになるね、、、。
そして、迷う涼子に「負けるが勝ちって事もあるよ」と忠告するのでした。
この言葉が、結局は○だった訳です。

「鈴木さん、あなたは事件のあった時間、何処で何をしていましたか?」
「覚えていません、、、。」
「おかしいですね、私に言いましたよね、あの事を話せば、あなたの無実は
証明されるのですよ、、、」
「先生、、、もう、いいよ、、、」
「何を言うんですか!!」
「原告人は落ち着いて下さい。」
「いいんですか?、、、それでも思い出せないのですか?」
「、、、思い出せません、、、。」

法廷で、鈴木は生徒の事は言いませんでした、そして、自分が嘘をついていた事
を話、傍聴席で見守る生徒達に済まなかった、と詫びるのでした。

結局、学校側は、解雇を取り下げ、鈴木は学校に戻る事になりました。
生徒も、そのままです。
妻とは離婚する事になりましたが、、、。

面会に行った涼子。
刑務官が
「面会だぞ、又断るのか?」といつもの様に交わそうとすると、
「会います。」と立ち上がった。
面会室、やっと会えたという表情の涼子。
しかし、深川は
「これが、正真正銘、最初で最後の逢瀬だ、、、。」
と微笑むのでした、、、。



冒頭の部分が、少しずつ、明らかになっていきますね、、、
殺人未遂、しかも、深川が絡んでいる事に間違いないようです。
手紙で検証して行くと言ってるところからも、、、。

『てるてるあした』 第1話 「性悪娘と未亡人!!」

2006-04-16 19:00:35 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
佐々良という田舎町に、ひとりの少女がやって来た。
雨宮照代(黒川智花)、高校2年生。
父・信夫(福本伸一)、母・慶子(荻野目慶子)のもとで
裕福な生活を送っていたが、1億円もの借金を抱えた両親が夜逃げ。

たったひとり、慶子の遠い親戚だといわれる久代(草笛光子)を訪ねて来たのだ。
久代が営む下宿“笹乃館”に置いてもらおうとする照代。
ところが「空き部屋はない」と突き放されてしまう。

偶然にも同じ日、幼子・祐介(関根航)を抱える未亡人・サヤ(木村多江)が、
最後の空き室に入ったらしい。
結局、照代は物置きだった3畳間に住むことに。

気ままなぜい沢暮らしから一転、真逆の環境に放り出された照代は困惑。
そんな中、彼女は笹乃館の中で謎の少女・やす子(福田麻由子)を
時折見かけるようになり、携帯電話には差出人不明のメールが…。
そこには「てるてる あした。きょうはないても あしたはわらう。」
と書いてあった。

厳しい久代の言いつけで、照代は翌日から家事全般を手伝うことに。
サヤには優しくする久代や住人・陽太(金子昇)にムッとしながらも、
他に行くあても収入もない照代は労働にいそしむのだった。

そんな折、彼女はまたしても自分の部屋でやす子を見かける。
久代に尋ねると、陽太や五木(道躰雄一郎)ら住人の同居人ではないという。
さらに久代は、幽霊ではないかと疑う照代を相手にしないどころか、
買い物や掃除・洗濯のやり直しを命じる。
「こんなとこ、絶対にいられない!」
照代は咄嗟に笹乃館を飛び出すのだった。
 
一方、祐介を連れたサヤは橋の上から、落ちてしまった祐介の帽子を
覗き込んでいた。
偶然通りかかった陽太は、サヤが自殺しようとしていると勘違い。
そんな陽太に、サヤはひとりで祐介を育てて行くことに対する不安を打ち明ける。
それを聞いた陽太は、彼女を励ますのだった。

帰る場所のない照代は結局、久代に頭を下げ、笹乃館に戻って来た。
ところが部屋に戻ると、やす子が襲い掛かってきた。
照代に助けを求められ、陽太たちが部屋を覗くと人影はなく、
ただ物が散乱しているだけ。

自分の言うことを信じてもらえず、頭に来た照代はサヤと久代に八つ当たりする。
「自分のことしか考えないから、親からも捨てられるんだ」
陽太にたしなめられた照代から、抑えていた両親に対する気持ちが溢れ出す。
「私のことなんか好きじゃないんだ!」。

そんな照代を連れ、久代は3畳間へ。
やす子は昔の教え子で、一時この部屋に住んでいたという。
部屋に入ったふたりは、見えないやす子に
「部屋を貸してほしい」と頼むのだった。
 
一方、サヤが自分の部屋へ戻ると、“ささらさや”という音の風と共に、
陽太が姿を見せた。
心配で成仏できない亡き夫が、彼の体を借りて現れたのだ。
「ずっとそばにいた」と聞き、サヤは安堵感に包まれる…。

公式HPより

<感想>
始まりました。期待を裏切らない作りだった!大満足。
黒川智花ちゃん、「雨夢」の時とは正反対の役、心の声が一々、面白かった。

そして、御出演こそ無いものの、佐々良出身の有名人という事で、
町の色んな広告ポスターに顔を出す、沢村一樹さん。気取った微笑みポスター
には、ほっぺにグルグルや眼鏡や鼻穴など、ベタな落書きがされ放題!!
嬉しい!!(喜ぶ部分が違う!?)

演技派の福田麻由子ちゃんが重要な役で出演です。
この枠はホント外せないなぁ~
と感心しきり。

今回は、智花ちゃんのお母さん役、荻野目慶子さんの、弾けっぷりに拍手です。
ブラボー!!
スタンディングオベーションでございます!
借金が1億で~  (夜逃げの支度中)
風俗に売られちゃうかもね~ (此処に残ると言う娘に)
東京湾に沈められるのよ~ (自己破産しろと言われて)
慶子は只今海外旅行中で電話に出られません~ (携帯留守電にて)
等など、母親とは思えない無責任っぷり!
涙も出ないほど、智花、唖然。
一緒に行くと思ってた車に荷物を入れると、引き摺り下ろされる智花ちゃん。

佐々良の駅に降り立った智花ちゃん、スーツケースの台車が取れて、
転んだまま、夜逃げシーンを思い出して「ばか!ばか!ばか!ばか!」と
スーツーケースを踏み捲くりでした。

色んな霊が登場しそうですが、とても心温まる作りになっていそうで、
ワクワクします。
びっくりのゲストもいるそうですよ!?
来週も楽しみです!

『クロサギ』 #01 「財団融資詐欺」

2006-04-16 18:33:28 | 『ドラマ本舗06’4月期ドラマ』
世に三種の詐欺師あり。

白鷺(シロサギ)・・・
人(カモ)を騙し、金銭を巻き上げる詐欺師。

赤鷺(アカサギ)・・・
異性(カモ)を餌とし、心と体を弄ぶ詐欺師。

そして、黒鷺(クロサギ)・・・
人を喰らわずシロサギとアカサギのみを餌とし、
カモから搾り取った金銭で肥え太った彼らの腐肉を
喰らいついばむ史上最悪の詐欺師ー


駅のホーム。今にも線路に飛び込もうとする一人の男がいた。
次の瞬間、男の肩を掴む黒崎(山下智久)。

自殺を思いとどませるためかと思いきや、
「足どかしてくんない?あんた、俺のカネ踏んづけてんだけど」。
確かにその男、松村圭祐(尾美としのり)は5円玉を踏んでいたのだ。

不意をつかれた男の元へ「叔父さん!」と、知り合いらしき女性、
吉川氷柱(堀北真希)が現れる。
「何してるのよ!」と氷柱の言葉に、
「もう終わりなんだ。俺は騙されたんだよ!」と圭祐。

町工場を営む圭祐は、財団法人の理事長を名乗る新川波江(杉田かおる)に
1千万円を騙し取られたというのだ。

再び自殺をほのめかす圭祐のもとに、
「騙されて死ぬような奴のこと、世間じゃ『負け犬』って呼ぶんだよ」と、
またも声をかけたのは黒崎だった。

そして黒崎は言う。
「俺の名前は黒崎。職業は詐欺師だ。あんたを騙したシロサギ、俺が喰ってやるよ」

どうすることもできない圭祐。黒崎を信用できない氷柱は反発し…。

公式HPより

<あらすじ&感想>

詐欺師に嵌められ、一家無理心中の果て、生き残った「黒崎」は詐欺師を憎み、
プロの詐欺師のみをカモにする、通称「クロサギ」となった・・・。

父親(杉本哲太)を、嵌めた詐欺行為を計画した張本人、桂木(山崎努)から
”カモ”の情報を買う黒崎。
「いつか、殺す。」と言われたと、悪びれない桂木。

桂木が、拠点とするレストランバー「桂」で、働き、情報などを管理する
早瀬(奥貫薫)

上野東警察署の赴任間もない、キャリア刑事・神志名将(哀川翔)
執拗に詐欺事件に反応!?

シロサギだが、大手銀行に潜伏中(普通に勤務)白石陽一(加藤浩次)
1話で黒崎に嵌められた、「財団融資詐欺」の新川の部下がお金を下ろそう
として、行った銀行に勤務、小切手は決済の翌々日まで現金化出来ない事を
何食わぬ顔で説明。
「桂」に出入りしている。
「黒崎」の存在や情報をある程度知っている、詐欺師。

1話の被害者、松村の姪で政和大学の法学部に通う吉川氷柱(つらら)
(堀北真希)
叔父の自殺を止めようと、誤まって線路に落ちた所を黒崎に助けられるが、
叔父に詐欺を手伝えと言って来た黒崎を許せない。
法学部故か、正義感が強く詐欺なんて絶対に許せないと、最後まで叔父が詐欺に
加担する事を抵抗、しかし、叔父は黒崎の指示通り、小切手を詐欺師一味に渡す
役をこなし、約束の1000万を受け取る。

政和大学・法学部、氷柱の先輩大沢夕有子(麗菜)
同じく政和大学・文学部、氷柱の友人三島ゆかり(市川由衣)
家がかなり裕福らしい、氷柱の叔父さんが1000万の詐欺被害を受けたと
聞いて、早速「1000万位なら家の親に頼もうか!」発言。
(どんな家やねん。)

新川波江は最低1000万からの出資金で、5倍の融資が受けられると、中小企業
ばかりを狙った詐欺、財団融資詐欺。
財団の理事だ。

黒崎は、休眠会社の名を語り、営業マン「安西」に成り済まして、
2億円の出資金で、10億を融資して貰おうと、新川を訪ねる。
3億以上入った通帳を見せ、新川を信用させる黒崎。
その時、刑事の神志名が、「融資をして貰えると聞いて来た」と
新川の財団を偵察にやって来る。

そのまま、その場を去る神志名だが、ビルから、降りて来た、黒崎に
あそこの財団は詐欺集団だと、忠告する。

黒崎は「クロサギ」業で得たお金は、被害者に返す、言わば
「現代版ねずみ小僧」。
2億円の小切手を渡す代わりに、税金対策の為、融資金の10億は
現金で持って来いと、社長に言われたと話す、黒崎。
困る新川、だが目の前の2億が惜しくてならない、そこで、金庫にある現金
5000万と、残りは小切手でどうか?と提案、社長に確認すると、松村に
電話をかける。
「叔父さんは行かない!」と電話に出る氷柱、無視して話し続ける黒崎
電話を取って、「私は行きます。」と告げる松村。

了解が取れましたと、まんまと5000万を手にした黒崎だが、
叔父を心配した氷柱が警察に通報、神志名等、警察が、新川の財団に来てしまった。

黒崎は慌てる事無く、清掃員に変装して、ビルを後にした。
「毎度あり!」

今回の仕事で、新川から得た金5000万の内、桂木の情報料、3000万。
松村に被害金1000万を返している。

しかし、その際、握手しようとした、松村の手を払いのけ、
「勘違いすんな、この金は、シロサギの情報料だ、俺はお前みたいな人間が
大嫌いだ!家族の為に生きられないなら、人の親になんか、なるんじゃねぇよ!」
と言い放つ、すると、松村の息子が黒崎に飛びかかり、小さな手で、黒崎の足を
叩き続ける、、、。
泣きながら、息子を抱き締め、寄り添う家族。

川原で、遊ぶ家族を見つめる黒崎。
そこに氷柱がやって来る。
「みんながあんたみたいに平気で悪いこと出来るわけじゃないんだよ!
あなたには、すごく大事なものが欠けている。 すごく悲しい人間だと思う!」

「じゃあお前はどういう結末を望んでいたんだ?キレイ事で
お前の叔父さんが救えたか?お前の言っていることは警察や法律屋と同じ。
全部建前なんだよ!」

氷柱は黒崎の頬を叩いた。
「俺がこの世で一番嫌いなものは、詐欺師だ。テメーの欲望の為だけに人を騙す、
卑怯なシロサギ野郎が、俺は大っ嫌いなんだよ!この世にはびこるシロサギは、
一羽残らず俺が食ってやるよ!!」

その言葉を聞いて、何も言えなくなった氷柱はただ、呆然と黒崎を
見つめるだけだった。

杉田さんのお金に頬摺りするピンクのジャージ姿が迫力で笑えた。
「世の中金よ!」や、騙された時言い放った「ちくしょー!私の金!金!」
又、「2億よ!2億!」と連呼する顔に、演技らしからぬ、迫力を感じ、
苦労して来たんだな~と・・・いらぬ場面で感心。

山Pは「野ブタ~」で男を上げたんだし、此処で演技を決定的なものに
しないと・・・この先、あれはたまたまだったと言われそう!?
しか~し、厳しい事を言わせて頂けば、「~~だ!」とか、語尾を上げる癖。
えっ!?と思わせるセリフがチラホラ、ヤバイよ!ヤバイよ!(出川風?)
今の内に修正してね。
何やっても、○○。みたいになったら、大変だから。
(ファンの方ごめんなさい。)