パラパラ大好きギャルたちが集まる、渋谷の繁華街に突然、
謎のカウボーイが現れた!
このカウボーイは、アメリカ・アリゾナの大平原育ちのシンノスケ(藤木直人)。
シンノスケは、大自然の中で培ったピュアかつダイナミックな行動で、
ギャルたちの抱える悩み、問題を破天荒に解決して行く。
渋谷を舞台に、斬新なヒーローが嵐を巻き起こす、
異色の学園モノともいうべき痛快爆笑アクションコメディー。
公式HPより
東京・渋谷上空から、スカイダイビングして来るシンノスケ。
パラパラを踊るギャルたちの集団を”インディアンの娘達”と勘違い、
目がけて下りてくるが、失敗。
渋谷・音楽喫茶「クリフォード」に落ちて来た。
パラシュートに絡まって、2階のベランダ付近に引っかかるシンノスケを
何事かと、「クリフォード」にいた商店街のメンバー客たちが出て来た。
「ちょっと間違えた。」シンノスケ
「ちょっとってな、あんた色んな事間違えてるぞ!」柳下(生瀬勝久)
クリフォード店主
ドラックストアの前の銀の蛙の置物を見つけると、投げ縄を振り回し走り出した。
捕らえて、引き寄せた。
「銀の蛙はとっても神聖、ニセモノ作れば災いが起こる。これ常識。」
「何処の常識だよ~?」ドラックストア店主相川(温水洋一)
「昔、銀の蛙作った街は○○で滅びた、とても怖ろしい。」
地面に叩き付け割ってしまう。
「これで大丈夫、この街は救われた。」
「大変な人が来たもんだね、どうも、、、」文具店店主・土谷(高田純次)
「oh~ドラックストア!薬屋か~」
「何なんだよ~あんた!」
「名乗るほどのものではない。」
「名乗れよ!!!」3人同時に
「ひとつ教えろ!」
「命令か!?」柳下
「こんな人に質問される筋合いないよ~」相川
「あぁ、こっちが聞きたい事だらけだもんね~」土谷
「インディアンの娘達は何処だ?」
「はぁー!?」
「空から見えた、踊ってた。」
一同唖然。
「あんまり、この辺でインディアンは見ないけどな~」
ーアメリカ・アリゾナー
「シンノスケ~!シンノスケ~!」
シンノスケを捜すモモ(山内菜々)
「実はシンノスケは渋谷に行った、日本の東京の、、、」ジェロニモⅢ世
(古田新太)
「嘘!?」モモ
「インディアン嘘つかない!!」ジェロニモ
公園で、テントを張り、獲物の罠を仕掛け、焚き火をするシンノスケ。
懐中電灯で照らす渋谷交番の警官一ノ瀬(佐藤隆太)
腹が減っているのかと焚き火であぶっていた串刺しの肉を差し出し
「食え!」
「貴様、本官が若造だからと言って、直ぐ焼肉、焼肉言う大学生みたいにだと
思ったら大間違いだぞ!」
「あのなぁこんな所で焚き火をしてはいかん!」
「何故?」
「そういう、決まりだから、、」
「why?誰が決めた?」
「そんな事は知らん!」
「what!?誰が決めたかわからない決まりに従えと、、、」
「規則は守らなくてはならんのだ!」
「何故!?」
「・・・市民の安全を守る為だ!」
「それは大事な事だ!」
「ようやく、わかったか、、」
「市民を危険にしない。気を付けて焚き火する。」
「だから、、、そういう事じゃなく!」
「何だ!?」
「此処で焚き火をしちゃいけないの!!」
「何故!?」
「規則だから!!」
「お前!!守りたいのは市民か?規則なのか?どっちだ!?」
「とにかく、速やかに焚き火を消して、此処から立ち去れ!ちくしょうーー!!」
悔しくて走り出す一ノ瀬
空の星を見上げるシンノスケ。
「寝る時間だ。」
翌日、仕掛けた、落とし穴の罠に、渋谷のギャル・サキ(戸田恵梨香)が
掛かった。
驚く仲間たちを尻目に、掛かったのが人間で、違う意味で驚くシンノスケ。
「何故人間が掛かる!?」
ギャルたちを見て
「oh~インディアンの娘達、帰って来たのか!?」
「何だよ、このおっさん!?」
「頭大丈夫か?」
「キモイんだよ、お前!」
「キモイ?」
「気持ちわり~んだよ!」
「それはいけない!」
引き上げると、肩に抱えて、相川のドラックストアに駆け込むシンノスケ。
勝手に、漢方薬を取り出して、煎じはじめて、サキに無理矢理飲ませる。
「これで、大丈夫」
「にげ~!!」
「気持ち悪いのは、治ったか?」
「気持ち悪いってのはテメエの事だよ!テメエが薬飲め!」
「優しい娘、人を気遣う、、」
「ウザイんだよ、死ね!」
「悪い娘!何故、死ねと言う?」
相川の後ろに隠れるサキ
「お金払って下さい」
「お金、、、遠い昔、聞いた事がある、、、」
「どんなとぼけ方だよ!?あたしでも使わないよ!」
「ジャスト、ジョーク、心配するな、、、獲物獲れたら、お前に渡す。」
「獲物~?獲物はいらない、お金。」
「どうしてもお金がいいのか?」
「お金がいいです。」
シズカ(佐津川愛美)が5000円を差し出した。
「これで、、、」
「足りないんですけど~」
「残りは後で、今日バイト代入るんで、、」
「ほんとに~?」
「取って置きなさい」
「お前がいうな!?」
10円しか持っていないサキはシズカに無償に苛立つ。
「ウザイんだよ!死ね!」
「又、死ねという!悪い娘!!」
追いかけようとするが、これ以上騒ぎを大きくするなと相川に止められる。
「ここいらじゃ、死ね!とかウザイ!とか挨拶みたいなもんなの!」
「what!?挨拶、そうなのか~」
「クリフォード」ではシンノスケが残していった、パラシュートを必死で
回収する柳下。
妻・恵美子(大島さと子)が心配してやめるよう促すが、得体の知れない、
カウボーイと関係があると思われては大変と、回収を続けるが、バランスを崩して
落下、段ボール詰めの卵の山のトラックの荷台に落ちた。
「大丈夫?」
「だ、大丈夫」めがねと目の隙間に卵の黄身。
公園に戻ったシンノスケに、「東京23区条例集」を手にした一ノ瀬が
近付いて来た。
「貴様!先ず此処で焚き火をしてはいけないのは、都市公園条例弟9号に
違反するからだ!これは1950年~~」
「ウザイ、死ね!、、、、死ね!」満面の笑みのシンノスケ。
「貴様~本官を侮辱する気か~!?」
「ウザイ、死ね、は挨拶。この街のルール!」
「そんな、ルールあるか~!!」
「what!?違う?shit!」
駆け出すシンノスケ、追いかける一ノ瀬、しかし、早い!!
相川のドラックストアに着くなり、
「何故、嘘をつく?嘘をつく、良くない!!」
と掴みかかる。
ようやく追いついた一ノ瀬に相川がこの人を逮捕して下さいとお願い、
交番に連れて行こうとすると、空を見上げたシンノスケ、
「メシの時間だ!」
何がメシだと騒ぐみんなに
「食事、おろそかにする。良くない!」
説得されたように、「クリフォード」に連れて来た、相川、一ノ瀬
包帯に巻かれ、怪我をしている柳下に
「どうした!?何故、怪我をしている?」
「あんたに言われたくない!」
ーアリゾナー
シンノスケを心配するモモ
「心配ない、カウボーイのくせに、インディアンに馴染んだ男だ!
あいつは何処に行っても、、、、何れ馴染む、そして大事にされる。」
「でも、渋谷だよ・魔物が棲む街よ。」
ークリフォードー
「お前、何処から来た?」
「アリゾナ。」
「アリゾナ?アメリカの?」
「何しに来た?」
「いもこを捜しに。」
「いもこ!?」
「ジェロ~ニモが捜している。」
「いもこ、17才、渋谷。」
(そんな、キーワードで捜せるか!?)
オムライスを出され、天に、神に命に感謝するシンノスケ。
「いただきます。」
サキはシンノスケのテントに行くが不在だった為、腹いせに物干しを蹴り上げた、
すると、棒が倒れ、焚き火に落ちて、あっという間にテントまで燃え広がってしまった。
慌てて逃げ出すサキ。
パラパラのチーム「エンジェルハート」では、何をやってもとろい、サキの友達
シズカに対するイジメが始まった。
サキはそんなイジメをシカトするだけ。
スミレ(奈津子)も成り行きを見守るしかなかった。
テントに戻ったシンノスケと一ノ瀬だったが、又しても仕掛けた罠に、一ノ瀬が
掛かり、不思議に思うシンノスケだった。
罠から下ろして、テントに戻ろうとするが、跡形もなく焼けていた、、、。
しかも雨まで降って来た。
仕方なくアパートに連れて来る一ノ瀬。
勤務がある為、シンノスケを置いて、戻る一ノ瀬。
シンノスケはジェロニモに電話する。
「お~シンノスケ、着いたか?」
「着いた。」
「最初はちょっと引っかかった。」(パラシュートが・・・)
「何!?引っかかった?噂のオレオレ詐欺か?」
「それから、薬をもらったら、金を寄こせと言われた。」
「くすりの取り引き!!」(何故か麻薬を想像。)
「済まない、お前を危ない所に行かせてしまった。」
咳き込むジェロニモ。
「大丈夫か?ジェロニモ」
「死神がもう、そこまで来ている。」
「いもこは必ず俺が見つけて、連れて行く、それまで頑張れ!」
「俺も頑張る!だが死神も頑張る。」
「死神は頑張るな!」
電話を切って、空を見上げ、神に祈るシンノスケ。
エンジェルハートのシズカ虐めは激化。
練習中に、泥水の入ったペットボトルを間違えて飲んだシズカ。
サキに助けを求める視線、しかし、サキは冷たく
「ウザイんだよ!死ね。」
何度も、サキの「死ね」を聞いたシンノスケはサキに説教する。
「お前誰かに似ている。」
「何だよ、えびちゃんだろ?」
「メアリー!!」
「メアリー?」
「そう、ミスタースミスの牧場で一番の暴れ牛!」
「牛かよ?」
仲間が笑っている。
「笑うな!死ね!」
「又死ねという、悪い娘、友達に死ねという?」
「友達?そんなんじゃねぇよ、それに誰も本気で死ねとか思ってねぇし、
いいんだよ!」
「違うのか?ではお前にとっての友達は何だ?」
「これは?」
エンジェルハートに入った記念に、シズカがお揃いで買ってくれた、
バッジを指差すシンノスケ。
「お前、死ねという言葉、、本気ではないというが、何故か、
言われると心が沈む。」
電話が鳴り、シズカがもう死ぬ、、、とポツリと言った。
慌てて走り出す、サキとスミレ
ビルの屋上に立つシズカ。
スミレが一ノ瀬を捕まえて連れて来た。
「シズカ~!何やってんだよ!」
「サキ、私死んだ方がいいんだよ。」
「そんな事思ってねぇよ!」
「お前、ウザイ!」シンノスケ
「てめぇ、変なタイミングで、余計な事言うんじゃねぇよ!」サキ
「やっぱり、、、」シズカ
「そんなんじゃねぇよ!」サキ
「ウザイ、死ね。」シンノスケ
シズカを引き止めた、勢いで自分が落ちてしまうサキ。
投げ縄を落下するサキに引っ掛けるシンノスケ。
シズカが一ノ瀬が縄を引っ張っている。
「貴様も引っ張れ!!」
「間違えた。」
「間違えたって何だよ、助けるんだよ普通!」サキ
「ウザイ、死ね。」
屋上から、サキを見下ろして、同じ言葉を投げかけるシンノスケ。
強がっていたサキも逆さになって、縄がズルズル落ちると、怖くなった。
「シズカ、ごめん、ウザイとか死ねとか言って、、、
あたし、死ぬのってどういう事かわからなかったから、、、
つうか、こえ~よ!死にたくないよ~~!」
泣き出すサキ。
その時、シズカと一ノ瀬の手が限界で縄が落ちて行く。
「きゃーー!!」
屋上の、反対側のフックにしっかりと縄は結ばれていた。
間一髪、留まったサキ。
ゆっくり、引き上げるシンノスケ。
「ジャスト・ア・ジョ-ク!」
「貴様~!!」
「俺は日本のルールに従っただけ、ウザイ、死ねと言う、本気ではない、
でも言われた方は本気で怖い。」
抱き合って泣きながら謝り、無事を喜ぶシズカとサキ。
ほっとする、一同。
ーアリゾナ=渋谷ー
「心無い言葉は毒を塗ったブーメランの様なものだ。それは人を殺し、やがて
自分に返って来る。」ジェロニモ
「それで、その女、いもこなのか?」
「いもこ!?」しまったの表情。
「関係ない女の世話焼いてる場合か!?」
「すっかり、忘れてた!」
「忘れるな!!」
翌日。
「まだいたのかーお前!?」一ノ瀬
せっせと木彫りをするシンノスケ。
「お前に恩を返していない。」
「要らん!さっさと出て行け!」
「つうか、しつこい!!」
「何~!」
「シンノスケ、ギャル語がうつってるよ!」
何処からか声がする。
「俺は日本のルールに従っただけ、、」
「変なとこだけ、従うんだから~」
「!!」振り向くシンノスケ。
パラシュートで窓辺にゆっくり下りて来る、モモ。
「モモ~!!」
抱き締めるシンノスケ、微笑むモモ。
<キャスト>
北島進之助(33) カウボーイ 藤木 直人
サキ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 戸田 恵梨香
レミ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」総代表 鈴木 えみ
ユリカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組 矢口 真里
ナギサ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組幹部 新垣 結衣
リカ(17) ギャルサー「エンゼル・ハート」次期総代候補 岩佐 真悠子
シズカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 佐津川 愛美
スミレ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 奈津子
柳下哲雄(49) 商店会長 生瀬 勝久
柳下恵美子(43) 商店会長夫人 大島 さと子
土谷守(50) 土谷文具店・店主 高田 純次
相川勇作(44) ドラッグストア・店主 温水 洋一
早川晶子(33) ドラッグストア・薬剤師 三浦 理恵子
一ノ瀬誠(24) 渋谷交番勤務・警察官 佐藤 隆太
ジェロニモIII世 謎のインディアン 古田 新太
モモ(8) ジェロニモⅢ世の娘 山内 菜々
<感想>
見る気なかったんだけど~~、生瀬さんや古田さんと見たら、(笑)のボタンが
押され、つい、面白くない訳ない!と勝手に決定!
やっぱり、そこは笑えた。
いや~藤木さんも、此処の所、毎クール出て来ますけど・・・
「断らねぇ~!!」と感心。
心境の変化か?結婚して一皮剥けた?ってくらい、おかしな奴。
7才まで日本にいたがその後は何故かカウボーイになり、その癖、アリゾナで
インディアン親子と共同生活。
どんな因果か、いもこなる17才の女の子を渋谷に捜しに来たらしい。
いもこ捜しを依頼したのは、インディアンのジェロニモⅢ世。
インディアンなのに、日本語、、、。
テント生活なのに、電話って、、、。
色んな不思議はあれど、茶目っ気でごまかしつつ、、、。
古田さんの髪型で、「リンリン・ランラン」を思い出してしまった私は、
かなり、年ーー!?
謎のカウボーイが現れた!
このカウボーイは、アメリカ・アリゾナの大平原育ちのシンノスケ(藤木直人)。
シンノスケは、大自然の中で培ったピュアかつダイナミックな行動で、
ギャルたちの抱える悩み、問題を破天荒に解決して行く。
渋谷を舞台に、斬新なヒーローが嵐を巻き起こす、
異色の学園モノともいうべき痛快爆笑アクションコメディー。
公式HPより
東京・渋谷上空から、スカイダイビングして来るシンノスケ。
パラパラを踊るギャルたちの集団を”インディアンの娘達”と勘違い、
目がけて下りてくるが、失敗。
渋谷・音楽喫茶「クリフォード」に落ちて来た。
パラシュートに絡まって、2階のベランダ付近に引っかかるシンノスケを
何事かと、「クリフォード」にいた商店街のメンバー客たちが出て来た。
「ちょっと間違えた。」シンノスケ
「ちょっとってな、あんた色んな事間違えてるぞ!」柳下(生瀬勝久)
クリフォード店主
ドラックストアの前の銀の蛙の置物を見つけると、投げ縄を振り回し走り出した。
捕らえて、引き寄せた。
「銀の蛙はとっても神聖、ニセモノ作れば災いが起こる。これ常識。」
「何処の常識だよ~?」ドラックストア店主相川(温水洋一)
「昔、銀の蛙作った街は○○で滅びた、とても怖ろしい。」
地面に叩き付け割ってしまう。
「これで大丈夫、この街は救われた。」
「大変な人が来たもんだね、どうも、、、」文具店店主・土谷(高田純次)
「oh~ドラックストア!薬屋か~」
「何なんだよ~あんた!」
「名乗るほどのものではない。」
「名乗れよ!!!」3人同時に
「ひとつ教えろ!」
「命令か!?」柳下
「こんな人に質問される筋合いないよ~」相川
「あぁ、こっちが聞きたい事だらけだもんね~」土谷
「インディアンの娘達は何処だ?」
「はぁー!?」
「空から見えた、踊ってた。」
一同唖然。
「あんまり、この辺でインディアンは見ないけどな~」
ーアメリカ・アリゾナー
「シンノスケ~!シンノスケ~!」
シンノスケを捜すモモ(山内菜々)
「実はシンノスケは渋谷に行った、日本の東京の、、、」ジェロニモⅢ世
(古田新太)
「嘘!?」モモ
「インディアン嘘つかない!!」ジェロニモ
公園で、テントを張り、獲物の罠を仕掛け、焚き火をするシンノスケ。
懐中電灯で照らす渋谷交番の警官一ノ瀬(佐藤隆太)
腹が減っているのかと焚き火であぶっていた串刺しの肉を差し出し
「食え!」
「貴様、本官が若造だからと言って、直ぐ焼肉、焼肉言う大学生みたいにだと
思ったら大間違いだぞ!」
「あのなぁこんな所で焚き火をしてはいかん!」
「何故?」
「そういう、決まりだから、、」
「why?誰が決めた?」
「そんな事は知らん!」
「what!?誰が決めたかわからない決まりに従えと、、、」
「規則は守らなくてはならんのだ!」
「何故!?」
「・・・市民の安全を守る為だ!」
「それは大事な事だ!」
「ようやく、わかったか、、」
「市民を危険にしない。気を付けて焚き火する。」
「だから、、、そういう事じゃなく!」
「何だ!?」
「此処で焚き火をしちゃいけないの!!」
「何故!?」
「規則だから!!」
「お前!!守りたいのは市民か?規則なのか?どっちだ!?」
「とにかく、速やかに焚き火を消して、此処から立ち去れ!ちくしょうーー!!」
悔しくて走り出す一ノ瀬
空の星を見上げるシンノスケ。
「寝る時間だ。」
翌日、仕掛けた、落とし穴の罠に、渋谷のギャル・サキ(戸田恵梨香)が
掛かった。
驚く仲間たちを尻目に、掛かったのが人間で、違う意味で驚くシンノスケ。
「何故人間が掛かる!?」
ギャルたちを見て
「oh~インディアンの娘達、帰って来たのか!?」
「何だよ、このおっさん!?」
「頭大丈夫か?」
「キモイんだよ、お前!」
「キモイ?」
「気持ちわり~んだよ!」
「それはいけない!」
引き上げると、肩に抱えて、相川のドラックストアに駆け込むシンノスケ。
勝手に、漢方薬を取り出して、煎じはじめて、サキに無理矢理飲ませる。
「これで、大丈夫」
「にげ~!!」
「気持ち悪いのは、治ったか?」
「気持ち悪いってのはテメエの事だよ!テメエが薬飲め!」
「優しい娘、人を気遣う、、」
「ウザイんだよ、死ね!」
「悪い娘!何故、死ねと言う?」
相川の後ろに隠れるサキ
「お金払って下さい」
「お金、、、遠い昔、聞いた事がある、、、」
「どんなとぼけ方だよ!?あたしでも使わないよ!」
「ジャスト、ジョーク、心配するな、、、獲物獲れたら、お前に渡す。」
「獲物~?獲物はいらない、お金。」
「どうしてもお金がいいのか?」
「お金がいいです。」
シズカ(佐津川愛美)が5000円を差し出した。
「これで、、、」
「足りないんですけど~」
「残りは後で、今日バイト代入るんで、、」
「ほんとに~?」
「取って置きなさい」
「お前がいうな!?」
10円しか持っていないサキはシズカに無償に苛立つ。
「ウザイんだよ!死ね!」
「又、死ねという!悪い娘!!」
追いかけようとするが、これ以上騒ぎを大きくするなと相川に止められる。
「ここいらじゃ、死ね!とかウザイ!とか挨拶みたいなもんなの!」
「what!?挨拶、そうなのか~」
「クリフォード」ではシンノスケが残していった、パラシュートを必死で
回収する柳下。
妻・恵美子(大島さと子)が心配してやめるよう促すが、得体の知れない、
カウボーイと関係があると思われては大変と、回収を続けるが、バランスを崩して
落下、段ボール詰めの卵の山のトラックの荷台に落ちた。
「大丈夫?」
「だ、大丈夫」めがねと目の隙間に卵の黄身。
公園に戻ったシンノスケに、「東京23区条例集」を手にした一ノ瀬が
近付いて来た。
「貴様!先ず此処で焚き火をしてはいけないのは、都市公園条例弟9号に
違反するからだ!これは1950年~~」
「ウザイ、死ね!、、、、死ね!」満面の笑みのシンノスケ。
「貴様~本官を侮辱する気か~!?」
「ウザイ、死ね、は挨拶。この街のルール!」
「そんな、ルールあるか~!!」
「what!?違う?shit!」
駆け出すシンノスケ、追いかける一ノ瀬、しかし、早い!!
相川のドラックストアに着くなり、
「何故、嘘をつく?嘘をつく、良くない!!」
と掴みかかる。
ようやく追いついた一ノ瀬に相川がこの人を逮捕して下さいとお願い、
交番に連れて行こうとすると、空を見上げたシンノスケ、
「メシの時間だ!」
何がメシだと騒ぐみんなに
「食事、おろそかにする。良くない!」
説得されたように、「クリフォード」に連れて来た、相川、一ノ瀬
包帯に巻かれ、怪我をしている柳下に
「どうした!?何故、怪我をしている?」
「あんたに言われたくない!」
ーアリゾナー
シンノスケを心配するモモ
「心配ない、カウボーイのくせに、インディアンに馴染んだ男だ!
あいつは何処に行っても、、、、何れ馴染む、そして大事にされる。」
「でも、渋谷だよ・魔物が棲む街よ。」
ークリフォードー
「お前、何処から来た?」
「アリゾナ。」
「アリゾナ?アメリカの?」
「何しに来た?」
「いもこを捜しに。」
「いもこ!?」
「ジェロ~ニモが捜している。」
「いもこ、17才、渋谷。」
(そんな、キーワードで捜せるか!?)
オムライスを出され、天に、神に命に感謝するシンノスケ。
「いただきます。」
サキはシンノスケのテントに行くが不在だった為、腹いせに物干しを蹴り上げた、
すると、棒が倒れ、焚き火に落ちて、あっという間にテントまで燃え広がってしまった。
慌てて逃げ出すサキ。
パラパラのチーム「エンジェルハート」では、何をやってもとろい、サキの友達
シズカに対するイジメが始まった。
サキはそんなイジメをシカトするだけ。
スミレ(奈津子)も成り行きを見守るしかなかった。
テントに戻ったシンノスケと一ノ瀬だったが、又しても仕掛けた罠に、一ノ瀬が
掛かり、不思議に思うシンノスケだった。
罠から下ろして、テントに戻ろうとするが、跡形もなく焼けていた、、、。
しかも雨まで降って来た。
仕方なくアパートに連れて来る一ノ瀬。
勤務がある為、シンノスケを置いて、戻る一ノ瀬。
シンノスケはジェロニモに電話する。
「お~シンノスケ、着いたか?」
「着いた。」
「最初はちょっと引っかかった。」(パラシュートが・・・)
「何!?引っかかった?噂のオレオレ詐欺か?」
「それから、薬をもらったら、金を寄こせと言われた。」
「くすりの取り引き!!」(何故か麻薬を想像。)
「済まない、お前を危ない所に行かせてしまった。」
咳き込むジェロニモ。
「大丈夫か?ジェロニモ」
「死神がもう、そこまで来ている。」
「いもこは必ず俺が見つけて、連れて行く、それまで頑張れ!」
「俺も頑張る!だが死神も頑張る。」
「死神は頑張るな!」
電話を切って、空を見上げ、神に祈るシンノスケ。
エンジェルハートのシズカ虐めは激化。
練習中に、泥水の入ったペットボトルを間違えて飲んだシズカ。
サキに助けを求める視線、しかし、サキは冷たく
「ウザイんだよ!死ね。」
何度も、サキの「死ね」を聞いたシンノスケはサキに説教する。
「お前誰かに似ている。」
「何だよ、えびちゃんだろ?」
「メアリー!!」
「メアリー?」
「そう、ミスタースミスの牧場で一番の暴れ牛!」
「牛かよ?」
仲間が笑っている。
「笑うな!死ね!」
「又死ねという、悪い娘、友達に死ねという?」
「友達?そんなんじゃねぇよ、それに誰も本気で死ねとか思ってねぇし、
いいんだよ!」
「違うのか?ではお前にとっての友達は何だ?」
「これは?」
エンジェルハートに入った記念に、シズカがお揃いで買ってくれた、
バッジを指差すシンノスケ。
「お前、死ねという言葉、、本気ではないというが、何故か、
言われると心が沈む。」
電話が鳴り、シズカがもう死ぬ、、、とポツリと言った。
慌てて走り出す、サキとスミレ
ビルの屋上に立つシズカ。
スミレが一ノ瀬を捕まえて連れて来た。
「シズカ~!何やってんだよ!」
「サキ、私死んだ方がいいんだよ。」
「そんな事思ってねぇよ!」
「お前、ウザイ!」シンノスケ
「てめぇ、変なタイミングで、余計な事言うんじゃねぇよ!」サキ
「やっぱり、、、」シズカ
「そんなんじゃねぇよ!」サキ
「ウザイ、死ね。」シンノスケ
シズカを引き止めた、勢いで自分が落ちてしまうサキ。
投げ縄を落下するサキに引っ掛けるシンノスケ。
シズカが一ノ瀬が縄を引っ張っている。
「貴様も引っ張れ!!」
「間違えた。」
「間違えたって何だよ、助けるんだよ普通!」サキ
「ウザイ、死ね。」
屋上から、サキを見下ろして、同じ言葉を投げかけるシンノスケ。
強がっていたサキも逆さになって、縄がズルズル落ちると、怖くなった。
「シズカ、ごめん、ウザイとか死ねとか言って、、、
あたし、死ぬのってどういう事かわからなかったから、、、
つうか、こえ~よ!死にたくないよ~~!」
泣き出すサキ。
その時、シズカと一ノ瀬の手が限界で縄が落ちて行く。
「きゃーー!!」
屋上の、反対側のフックにしっかりと縄は結ばれていた。
間一髪、留まったサキ。
ゆっくり、引き上げるシンノスケ。
「ジャスト・ア・ジョ-ク!」
「貴様~!!」
「俺は日本のルールに従っただけ、ウザイ、死ねと言う、本気ではない、
でも言われた方は本気で怖い。」
抱き合って泣きながら謝り、無事を喜ぶシズカとサキ。
ほっとする、一同。
ーアリゾナ=渋谷ー
「心無い言葉は毒を塗ったブーメランの様なものだ。それは人を殺し、やがて
自分に返って来る。」ジェロニモ
「それで、その女、いもこなのか?」
「いもこ!?」しまったの表情。
「関係ない女の世話焼いてる場合か!?」
「すっかり、忘れてた!」
「忘れるな!!」
翌日。
「まだいたのかーお前!?」一ノ瀬
せっせと木彫りをするシンノスケ。
「お前に恩を返していない。」
「要らん!さっさと出て行け!」
「つうか、しつこい!!」
「何~!」
「シンノスケ、ギャル語がうつってるよ!」
何処からか声がする。
「俺は日本のルールに従っただけ、、」
「変なとこだけ、従うんだから~」
「!!」振り向くシンノスケ。
パラシュートで窓辺にゆっくり下りて来る、モモ。
「モモ~!!」
抱き締めるシンノスケ、微笑むモモ。
<キャスト>
北島進之助(33) カウボーイ 藤木 直人
サキ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 戸田 恵梨香
レミ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」総代表 鈴木 えみ
ユリカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組 矢口 真里
ナギサ(18) ギャルサー「エンゼル・ハート」黒組幹部 新垣 結衣
リカ(17) ギャルサー「エンゼル・ハート」次期総代候補 岩佐 真悠子
シズカ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 佐津川 愛美
スミレ(16) ギャルサー「エンゼル・ハート」白組 奈津子
柳下哲雄(49) 商店会長 生瀬 勝久
柳下恵美子(43) 商店会長夫人 大島 さと子
土谷守(50) 土谷文具店・店主 高田 純次
相川勇作(44) ドラッグストア・店主 温水 洋一
早川晶子(33) ドラッグストア・薬剤師 三浦 理恵子
一ノ瀬誠(24) 渋谷交番勤務・警察官 佐藤 隆太
ジェロニモIII世 謎のインディアン 古田 新太
モモ(8) ジェロニモⅢ世の娘 山内 菜々
<感想>
見る気なかったんだけど~~、生瀬さんや古田さんと見たら、(笑)のボタンが
押され、つい、面白くない訳ない!と勝手に決定!
やっぱり、そこは笑えた。
いや~藤木さんも、此処の所、毎クール出て来ますけど・・・
「断らねぇ~!!」と感心。
心境の変化か?結婚して一皮剥けた?ってくらい、おかしな奴。
7才まで日本にいたがその後は何故かカウボーイになり、その癖、アリゾナで
インディアン親子と共同生活。
どんな因果か、いもこなる17才の女の子を渋谷に捜しに来たらしい。
いもこ捜しを依頼したのは、インディアンのジェロニモⅢ世。
インディアンなのに、日本語、、、。
テント生活なのに、電話って、、、。
色んな不思議はあれど、茶目っ気でごまかしつつ、、、。
古田さんの髪型で、「リンリン・ランラン」を思い出してしまった私は、
かなり、年ーー!?
ギャルズはどうあれ、シンノスケさんやジェロニモさんが笑う~。
「今度は何しでかすんだ?」という妙な期待感があります。
モモちゃんもちゃんと飛んできて(ここも笑った)、
今度は何が起こるんでしょう?
いや~、驚いたドラマでした~。
案の定!
古田さんに生瀬さんですよ!?
何もない訳ないですよ~!!
(主人公そっちのけかい?)
フジッキーもインディアン仕込みのカウボーイという事で
原住民レベルだし、、、
国際電話とかスカイダイビングはハイレベルなのにね~
モモちゃんなんか、ピンポイントで下りて来たし・・・^^;