ITサポーター深谷 活動記録

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Excel中級講座 「条件付き集計」 2日目

2020年11月12日 | 講習会
◎ 日 時 11月12日(水)10:00~12:00
◎ 場 所 上柴公民館 大会議室
◎ 受講者 15名(男性9名、女性6名)
◎ Excel中級講座
      

「条件付き集計」の2日目が終了しましたので、以下報告します。

今回は「条件付き集計」の2としてSUMIF関数と
 AVERAGEIF関数の2本の関数について学びました。
 SUMIFは複数の要素が含まれるデータ列(または行)においては条件に合った
 数値だけを合計する時に使います。
 またAVERAGEIFはそれぞれの要素の数値の平均を求めるものです。

1.条件つき総和(関数名:SUMIF)
 データ群の中から特定の条件を指定し、条件に合った数の総和を求める。
 計算式は= SUMIF(範囲、検索条件、合計範囲)の形式となり、( )内の
 引数の関係は、範囲内に
 検索条件が設定されていることに留意する。
 ・検索条件: 数値や文字列、比較演算子、セル参照等を指定する。
 (注)文字列をデータとして認識させるダブルクォーテーション「”」で囲う。
 半角ワイルドカード「*」は文字列の前、後、前後・・限定の意図に応じて使い分ける。

 例題:ペットボトル商品売り上げ一覧表を使って説明します。
 分類の炭酸飲料のセルに =SUMIF(を入力し⇒ fxアイコンをクリック→引数パレットを開きます

 引数パレットに
  範囲⇒⇒検索条件⇒合計範囲と入力しOKをクリックします。

 これで炭酸飲料のセルが完成できました。

 後はこのセルをコピーします。
 メーカーごとの販売数も全く同様の処理を施せば宜しいです。

2.条件つき平均(関数名:AVERAGEIF)  データ群の中から特定の条件を指定し、
 条件に合った数値の平均値を求める。
 操作手順はSUMIFとほぼ同じです。処理の概要は以下の挿絵を参照してください。


 サントスの販売数平均は(32+48+15)/3=95/3=31.66666(図では少数2桁に設定)
 しています。
 他の検索条件も同様の処理でOKです。

3 後半は「練習問題3」と「練習問題4」に取り組みました。

 練習問題3:おでん売り上げ金額一覧表
 練習問題4:第1四半期売り上げ一覧

4.感想
・大方の熱心な人は最後の問題までクリアできましたが、不慣れな方には一寸きつそうでした。

・不慣れな人の場合、PCの処理中にクリックやENTERを繰り返すため、関係ないソフトが
 起動したり、 PCが半分フリーズすることです。
 処理が終わるまで待つことを指示しました。

 講師並びに参加者の皆様、大変お疲れ様でした。
                          (∬)